テクノクリエイティブは働きやすい会社？ネット上で公開されている口コミ・評判の実態を調べてみた
こんにちは！しおみんです。
今回の記事では、「テクノクリエイティブは働きやすい会社なのか？」について調べてみました。
この記事をお読みの皆さんの中には、「就職活動を通してテクノクリエイティブに興味を持った」という方もいらっしゃるのではないでしょうか？
働く人のワーク・ライフ・バランスを重視した職場環境や企業風土などは、求職者にとっても気になる情報かと思います。
テクノクリエイティブの採用情報と、実際に働く社員の口コミ・評判をもとに、ためになる情報を集めてみましたので、ぜひ就職活動の参考にしてください。
上場もしている「総合エンジニアリング企業」
テクノクリエイティブは、IT事業におけるさまざまな専門分野のスペシャリストたちが活躍する「総合エンジニアリング企業」です。
「シリコンアイランド」として知られる九州地方発の会社で、2022年11月には東京証券取引所（TOKYO PRO Market）に上場しています。
システム開発などのソフトウェア、ネットワークやサーバーといったIT環境基盤のインフラ分野、国内外の製造業における設計開発・製造などのハードウェア分野を専門とし、大いに業績を伸ばしています。
会社概要は以下の通りです。
社名：株式会社テクノクリエイティブ(techno-creative Co.,LTD.)
設立：1999年9月2日
事業内容：システムインテグレーション、エンジニアリング
代表取締役：三嶋 一秀
資本金：5,000万円
本社：〒862-0954 熊本県熊本市中央区神水2丁目9-1
テクノクリエイティブは熊本本社のほか、東京、名古屋、大阪、福岡、北九州、大分、広川の8都市に支社・支店、開発センターなどを構えています。
また、半導体生産受託生産最大手であるTSMC（台湾積体電路製造）の熊本進出に伴い、周辺地域で自社工場（ファクトリーセンター）の新設計画を進めています。
最新決算
上場後の業績は、どのように推移しているのでしょうか？
テクノクリエイティブが公表しているIR情報をもとに、最新の2023年9月期と前期（2022年9月期）の決算短信を比較してみましょう。
2022年9月期 2023年9月期 対前期増減率
売上高 5,752 6,250 8.7%
営業利益 226 455 101.2%
経常利益 243 458 88.3%
当期純利益 138 298 115.3%
（単位：百万円）
営業利益と当期純利益は前期から2倍以上となり、経常利益も大幅に増えています。
ちなみに、テクノクリエイティブの公式サイトに掲載されている情報によると、この5年間における売上高の成長率は195.5%という驚異的な実績です。
テクノクリエイティブの主要取引先は、IoTやAI、5Gの普及、そして自動車やスマートフォン、データセンター向け需要の拡大によって順調に増えています。
半導体市場において、日本は半導体素材のシェアが極めて高く、その一端を担っているテクノクリエイティブは収益の再投資ができる市場にいることがわかります。
今後もこうした潮流は続くと見られ、さらに加速する可能性も考えられます。
テクノクリエイティブの口コミ・評判
幅広い分野のプロジェクトを展開している上、業績が右肩上がりと聞くと、「業務量が多いのではないか？」といった懸念を抱く方がいらっしゃるかもしれません。
テクノクリエイティブの採用情報をもとにした職場環境と、実際の口コミ・評判に目を通していきましょう。
残業時間は？
テクノクリエイティブの採用情報に記載されている月平均残業時間は、わずか6.4時間です。1日当たりに換算すると30分間にも及びません。
IT部門全体の4割、首都圏の拠点では7割の社員がテレワークを活用し、ワーク・ライフ・バランスを取りやすい環境が整っています。
さらに、一部の現場では時差出勤も導入済みです。
勤務時間がきっちりしており、残業もほとんどすることなく勤務できた。プライベートと仕事のバランスが大変よく、メリハリのある生活を送れた
派遣先企業の調整を自分できれば早帰りなども問題ない
有給休暇は取りやすい？
テクノクリエイティブの有給休暇消化率は63.5%です。
厚生労働省の令和5年就労条件総合調査（※）の平均62.1%を少し上回っていることから、有給休暇を取りにくいということはないと考えられます。
※令和5年就労条件総合調査
gaikyou.pdf (mhlw.go.jp)
基本は好きなときに有給休暇を取得でき、私生活との両立が可能
休みやすいところは良いと思う
働きがいはある？
働く人にとって大切なのは、待遇面ばかりではありません。
「自分が成長できている」「高い目標を持って仕事に取り組めている」といった働きがいを感じられなければ、日々のモチベーションも高まらないでしょう。
テクノクリエイティブの口コミ・評判を見ると、そんな杞憂とは無縁の好環境が整っていると言えます。
開発から運用まで幅広く経験できるのは、働きがいにつながっていると思う
評価は上司からのフィードバックがある。何を頑張れば良いか明確
事業の将来性は？
テクノクリエイティブは、世界的に市場が拡大している半導体製造装置や産業用設備の分野で強みを持っています。
今後は自社工場の新設・拡大を視野に入れており、自社製品開発に注力する基盤を整えています。
2024年9月期の業績見通しは、売上高70億円（前年同期比 12.0％増）、営業利益5億9970万円（前年同期比31.6％増）、経常利益6億393万円（前年同期比31.6％増）、当期純利益 3億3669万円（前年同期比12.7％増）と、さらなる成長を予想しています。
自社工場を設立し、メーカーとして動き出したところが良い
上場したため、安定していくと思う
スキルアップできる？
テクノクリエイティブはITエンジニア、設計エンジニア、製造エンジニアへの技術研修、職域ごとのマネジメント研修、自己啓発のための資格取得支援制度などが整っています。
社員の口コミ・評判からも、スキルアップをサポートする人材育成に力を入れていることが分かります。
教えるのが上手な上司が多く、eラーニングや研修も充実している
研修もあり、業務に必要なことはOJTで結構教えてもらえたので問題ないと思う
まとめ
テクノクリエイティブの職場環境の実態について、採用情報と口コミ・評判をもとに検証してみました。
もちろん、職場環境の印象は個人によって感じ方が異なります。そのため、一概に良し悪しを決めることはできません。
就職を検討されている方は会社説明会や採用面接などで質問してみると、よりリアルな実情を教えてもらえるはずです。
自分が納得できるまでリサーチした上で、慎重に判断することをおすすめします。
それでは～。