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くっそキモイ就職活動とかいう儀式を通してようやく自分のダメさに気づいたダメ大学生のはなし
注意
この記事は自分語りしかしてない上、ネガティブな自虐ばかりが繰り広げられると思われます。
そういったのが苦手な方はブラウザバックをお願いいたしやす。
前置き(発狂タイム)
就活きめー!!!!!
きしょすぎる!!ふぁっく!!
内定よこせ!ゴミゴミゴミゴミ!
インターンも行かずに、今年の三月か四月くらいにクソ遅い就活のスタートをきってわかったことがある。就活は何か宗教じみているというか、儀式っぽいというか、なんか異様なものがある。(決して宗教を貶めるような意図で書いているのではない)
自己分析だとか企業研究だとかをし、「その企業でなぜ働きたいのか」そして「自分のどういったスキルが働く上で活かせるのか」といった要素を(最悪嘘でも誇張でもいいから)自分の経験を踏まえて文にまとめエントリーシートとして提出し、その後面接で「企業が求める人物像」を演じ、受け答えをする…
…んきっっっっっしょ!!!!!
無理! もう俺にはできん!!!
できる気がせん!むりむりむり!
自己紹介・大学生活のダメさ
お目汚し大変失礼致しました。
Lo7us(ろーたす)という名前をネットでは使います。tではなく7を使っているのはカッコつけ要素と、他のLotusとの差別化的な意味合いと、パチンコが好きだから真ん中に7が止まるの縁起いいよなーみたいな感じで使っておりまする。
今年で23さい。旧帝大よりちょい下の国公立大に現役で合格し(ここがおそらく人生のピークです)、その後引きこもってゲームやらYouTube鑑賞やらパチンコやらマッチングアプリやらに大量の時間を注ぎ込み、ろくに授業に出席しなかったせいで卒業の単位が足りず、現在大学四回生(二周目)のダメな人間でございます。
どうしてこんなことになったのか。一つ無理やりフォローを入れるとするなら、大学入学のタイミングで新型コロナウイルスの感染拡大、またそれに伴う緊急事態宣言の発令があったから、というのはあります。授業もなかった時期があったりと、引きこもりが推奨されてたんですね。だからその時は存分に引きこもりました。
その時にゲームの配信なんかをはじめたりもしました。今思うと、4年間続けといたらよかったですね。継続していたら、多少は固定のリスナーもついて、それで細々地位を確立できていたかもしれません。でも一ヶ月くらいして大学の授業が始まるタイミングでめんどくさくなってやめてしまいました。熱し易く冷め易い、飽きっぽいところがあるなーとは昔からちょこちょこ思います。
とりあえず、問題はその後。
大学生活その① 引きこもり
徐々に対面授業が始まっていったのにも関わらず僕は惰性で引きこもり続け、たまに暇つぶしに授業に出てはめんどくなってすぐサボり、大学でろくに友人を作ることもなく、何かサークルに入るわけでもなく、本当に一生ゲームばかりをやってました。
なお、中途半端に授業に出席しているせいで、また学部学科が少人数だったこともあって、「僕は学科の大半の人を知らないのに、学科の大半の人は僕の存在を知っている、単位の心配をされている」というおかしな状況になっていることが後から発覚します。
3回生の後半になって卒業研究をするためのゼミが始まり、そこでようやく友人と呼べるような気さくに話せる存在ができましたが、時すでにお寿司。みなさんちゃんと勉強してて、進学をした偉い人たちです。僕とは大違い。
大学生活その② パチンコ
以前からゲーミングPCを買いたいと思ったので、その資金を稼ぐために一回生の冬にアルバイトを始めました。パチンコのホールスタッフです。始めた理由は、家から近くてギリギリまで寝てても大丈夫なことと、パチ屋のスタッフはあんまり何にもしなくてよくて楽なバイトだと聞いていたからですね。
実際、パチ屋のバイトは楽でした。はじめはクソデカい音と激しい光がキツかったのですが、すぐ慣れました。またパチに行く人はわかると思うのですが、最近は箱で積む店舗というのは減っていて、カードで出玉を管理しているところが増えています。僕のバイト先も例外ではなかったため、ドル箱の上げ下ろしといった作業はありませんでした。そのため、主な業務内容は台の裏とか表で玉が詰まった時にそれを直す作業をするだけです。あとは清掃とトラブル対応とかそんなもん。
その他の時間はずーっと不正の監視がてらホール内をぶらつき、客が打ってる台の演出を眺めて7時間くらい時間潰してたら終わりです。特に何も考えなくていいので、とても楽なバイトでした。
パチンコを打ったことがない状態でバイトを始めたのですが、やはりずっと見ていると一度打ってみるか…となるもの。
ちょうどその時、「大工の源さん超韋駄天」ブームの真っ盛りで、バイト先のホールでも「ファイアー!」っていう炎走りのSEが鳴り響きまくっていたので、それが頭から離れなくなり、超韋駄天を実際に打ちに行きました。
バカ勝ちしました。破滅の始まりです。
一万円も使わなかったのに、60,000円くらいが返ってきました。
僕はパチンコにハマりました。流石に借金するほどはのめり込んではいないものの、出かけた先にホールがあるとついつい入ってしまいます。大学の帰りも、大体ホールに立ち寄ります。何か時間があるとパチンコのことを考えることがあります。立派な依存症といってもいいでしょう。
そして現在も就活の憂さ晴らしにパチンコを打っています。超韋駄天2、めっちゃ楽しいですね。
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大学生活その③ マッチングアプリ
大学二回生から三回生にかけて、マッチングアプリをはじめました。理由は至極単純で、性欲が高まったからです。やることがやりたくなったからです。
大人しくサークル等に入って、普通に大学生の恋愛をしていればよかったのに、どういうわけかそれをしなかったんですね。「二回生とか三回生とかからサークルに入るのはちょっとなー」みたいな思いがあったんですかね。大変後悔しております。
とにかく僕の大学内でのつながりというのは希薄です。ほんとにちょっとしかない。
まあそれはそれとして。
マッチングアプリを通して、僕は身だしなみに多少気を配るようになりました。美容室で髪を切るとかはまあ前からやってたんですが、ムダ毛を整え、スキンケアをし、初歩的なメンズメイクを覚え、香水をつけるようになりました。
自分で言うのもなんですが顔はそんなに悪い方ではないので、ちょっと色々整えるだけでそれなりにチヤホヤされました。
でも、根は陰キャなので、初対面の女性と食事をし、話をうまく引き出す行為というのはものすごく心労がありました。毎回凄まじい気合いを入れどんな話をしようかとイメトレを重ねて挑み、それでもうまくいかなくてメンタルボロボロになって帰ることも多々ありました。
それでも、男というのはセックスのためならある程度何だってできる生き物です。人付き合いがそんなに得意でないながらも、女性と飯に行き都合のいい関係をがんばってつくりました。
マッチングアプリというのは、あんまり後腐れがないのもいいところ、楽なところで、突然相手と連絡が取れないみたいなこともザラにあるし、まあ一回会って終わりみたいなのも普通に起こります。本当に「都合のいい」ってやつですね。別に会わんでいいなーってなったらブッチして終わりです。お互いにね。
お金も時間も心も浪費するので今はもうやってないですが、女性と会う時に身だしなみとかを綺麗にするきっかけになったのだけはやっててよかったなーと思うポイントであります。
そしていま
家にいる時はゲームやYouTubeで時間を潰し、遊ぶ金を作るために時々バイトをし、その金で女の子や高校時代の友人と遊び、たまに学校に行く。何も考えずこれを繰り返していたら、4年が経過しました。2回生や3回生の時点ですでに単位がボロボロだったので、5年目として、4回生の二周目をやることになりました。
もし大学にちゃんと友人がいたのなら、入学後友人と単位取得状況の話をし、意識の高い友人に影響されて三回生からインターンに行くための準備をして、四回生が始まる前から就活を進め、内定を持った状態で悠々自適な大学生活のウイニングランができたのかもしれません。あるいは、それ以外の進学だとかのキャリアも考えたのかもしれません。
ですが、上述のとおり、サークルにも入らず、授業もろくに出席せず、そのまま引きこもり続けた結果、僕の大学生としての横や縦の繋がりというのはあまりにも希薄になってしまいました。なので、自分がどれだけ何もしていないのか、そしてそういった状況がどれほどまずいのかを客観視する機会というのがなかったのです。
大学で積極的に人との繋がりを作る機会から逃避したこと。大罪といえるでしょう。
就職活動を初めて気づいた自分のダメさ
四回生の二周目が始まり、来年いよいよ卒業するといったところで、「全然まだ働きたくねえー」とか思いながらようやく重い腰を上げ、今年の三月ごろに就職活動をはじめました。
いわゆる自己分析というやつを始めるわけです。これを元に、自分の今までの振り返りや、それを踏まえた自分の強み、業種や業界を絞るわけですね。本来ならインターンのタイミングでやるやつです。
そして、自己分析を通してエントリーシートを書かなければならない、面接で自分について話さないといけないとなったタイミングでようやく気づいたのです。
自分の考えに基づいて主体的に行動したことも、何か一つのことを継続してきたことも、高い目標を設定し計画を立て遂行したことも、チャレンジをしたことも、チームで一つになって何かを成し遂げた経験も、何一つ自分の人生になかったということに。
自分の人生で、強いて一番頑張ったことを挙げるとするなら大学受験でしょうか。ですが、これもそんなに頑張ってないです。そもそも自分の意思で進学したわけでもなく、大学受験したきっかけってのも、親に「大学は行っといたほうがいいで、うちあんま金ないから国公立大でよろしく」ってスタンスで私学の中高一貫校に入れてもらったからなんですね。まあ一言で言うと「親に言われたから」ってことです。
流石に中高は周りの生徒と一緒にいる時間も長いってことで友人もそれなりにいたし、周りは勉強してるしまあちょっとだけ勉強するか…つって塾とか行かずクソ最低限の勉強だけしてギリギリ最下位よりちょっと上くらいの成績で運良く合格したってだけ。結果があるからすごいねーってなってるけど、運。なんもしてない。こんなこと言ったら頑張って勉強して受験失敗した人とかに怒られそうだけど、関係ないぞ学歴なんて。多分。大学入ってからいくらでも、どうとでもなります。
上述した「親が言ったから」っていうのは割とキーワードで、公文にずっと通ってたけど、これも親が行けって言ったから。中高に私学に行ったのも親が決めたから。大学受験をしたのも親に言われたから。今の大学を決めた理由も親に「お金ないから実家から通える国公立大行け」って言われたから。学部学科だけは自分で決めたけど、「なんか心理って楽しそー」くらいのノリで決めた。何にも考えてないです。
そんでその先は親から特に何も口出しされなかったです。流石にもう大学生やし、これから先の進路は自分で考えるやろうな、とか思ってたんでしょうね。そらそうよ。だってもう二十歳超えてるんやし、もうすでにいい大人に片足突っ込んでるから普通なら自分の将来について少しでも考え始める時期…
考えることを放棄したゲーム人間
だが。この引きこもりは考えることを放棄していました。全く何も考えず、目先の快楽、暇つぶしを享受することばかり考えていたのです。
だから、いわゆる「ガクチカ」「自己PR」に書けるようなことが本当にない。本当に何もない。
そういった活動を大学生活でやるんだよ、って言ってくれる人はいなかった…あ、自分から繋がりを作ることを放棄したんだった。てへ。
「それじゃあ君は何を原動力に行動していたの?何がモチベーションで行動していたの?」という質問は、「ゲームをやるため」これに尽きます。
…小学生時代、初めてゲームをやった。DSのマリオだったと思う。とても楽しかった。「宿題が終わったらゲームをしていい」というルールがあったので、宿題をちゃんとやってゲームばかりしていた。成績は良かった。運動はダメだった。
中学生に入って、宿題について親がとやかく言うことはなくなった。だから宿題をあまりやらなくなった。私学に入って周りのレベルが上がったが、成績はまあ平均より上くらいでそこそこだった。学校は友達と話すのがとても楽しかった。部活などには入らず、爆速で帰ってゲームばかりしていた。
中高一貫校だったのでエスカレーター方式で高校に上がった。ゲームばかりしていた。高三とかになってようやく受験勉強をはじめた。空いた時間はゲームばかりしていた。
大学に入った。ちゃんと実家から通える国公立大に合格したということもあり、親はついに何も言わなくなった。だから心おきなくゲームばかりしていた。
ゲームは楽しい。開発者さんたちが一生懸命考えて作った「やってて楽しい作業・タスク」を黙々とこなす。デザイナーさんたちが必死に作ったゲーム世界に没入する。時間がたつ。楽しい。
でも、時間が経ちすぎた。
そして、ここには何も残ってない。
なお、ゲームのやりすぎで留年したことを母に伝えると、目玉が飛び出るレベルで叱られました。今は半ば諦めに近い感情を抱かれております。
たぶん。
「ダメ人間」は何をもって「ダメ」なのか
僕は自分のことを「ダメ人間」と揶揄する表現をよく使う。自分がダメな人間なのはよく分かっている。でも「どこが、なにがダメか」に向き合ったことはないのだということに、中途半端にはじめた就職活動を通して気付かされている。「自分のダメさ」に向き合おうとしてこなかった「ダメさ」が露わになっている、とでも言おうか。
「なんで一年留年しているんですか?」ゲームやりすぎて単位足りんかったから。
「バイトを決めた理由は?」家近いし楽って聞いたから。
「大学決めた理由は?」親が言ったから。
「志望した理由は?」特にないです。休みが多くて福利厚生がちゃんとしてるからですかね。
本当にこう答えているわけではもちろんないが、こういった時に適宜言い換えだとか、思ってもないおべんちゃらを言わなければならない。ESやら面接はそういうものだということは理解している。だが、真っ当に就職活動を進めるとなると、僕は他の人とは比べ物にならないほどとんでもない嘘つきにならないといけない。
僕は今まで、自分が持つ強い思いで意思決定をしたことも何かを頑張り続けたことも何もない。
いわゆる「主体性」がまるでない。
「早く帰ってゲームしたいなー」「明日の自分が何とかしてくれるやろ」みたいなマインドで一生生きている。
「当事者意識」みたいなのが圧倒的に欠如しているんじゃないか、というふうに感じる。自分のことのはずなのにどこか他人事のように考えている。そして考えることをやめている。楽することばかりを考えている。現実逃避ばかりを考えている。現実逃避のためなら、こういった記事を書くのも朝飯前である。この間にエントリーシートの一つでも書けばいいものを…
思考を放棄するクセがついてしまっているせいで、論理的思考力みたいなのも多分欠如している。自分の行動に対し、「自分はなぜこれをしたのか」みたいな理由を考えることができない。
面接の質問を受けても、すぐ言葉が詰まってしまう。理由なんてない。ちゃんと答えるための準備もしていない。そりゃ最低限は考えているが、思ってもないことばかりなのですぐ頭から抜ける。
そして、何よりも面倒くさがりである。思考も面倒。行動に起こすのも面倒。上述した新たな知り合いを作るのも面倒だとでも思ったのだろうか。少し思い立ってサークルに入るだけで違った未来になったかもしれないというのに。
主体性とか思考力、協調性というのは働く上で重要視される部分である。企業の新卒採用ページの「求める人物像」みたいなページにもよく書いてある。ぼくはその対極にある人物なのだ。
言われたことすら、ちゃんとできるかわからんような人間なのだ。
そして、最近始めた就職活動ごっこを通して、自分のダメさというところを痛感し、自己肯定感というやつを見失ってしまったのだ。
改めて言おう。僕はダメな人間です。
おわりに
就職活動はあまりにも僕に向いていない。僕は社会不適合者なのかもしれない、いやきっとそうに違いないとさえ思いはじめている。
今日もゲームは楽しい。友達ととりとめのない話をするのも楽しい。女の子とご飯に行くのも楽しい。楽しいことはいっぱいある。
だから死にたいとまでは思わない。そこまで思い詰めてはいない。でも近い将来のこととか、自分のダメさ加減を痛感している今、別に生きていたくもないなあとは思う。生きるのに意欲的ではない、とでも言おうか。もし何の苦しみもなく、確実に死ねるような方法があるとしたら、大学が終わるタイミングなどに手を出すのかもしれない。いや、それに手を出す勇気すらないヘタレなのかもしれない。もし就職ができなかったとしても、これからもなんやかんやダラダラ生き延びていくのかなあ、とか思う。
こんな妄想が捗るくらいには、気が滅入っている。どこか一社でもお情けで内定をくれたら、こんな記事を書くことも、くだらない妄想に時間を使うこともないだろうに。
まあまだ5月だし、これから何とかなるんだろうなー、今までも何とかなってきたし。たぶんね。
ブラック企業でもいいなら就職だけなら普通にできるんだろうし。
俺はそこそこな大学にさえ入ってればあとは何してても大丈夫、それなりの企業に勝手に入れるとばっか思ってたぜ。あーあ。
そもそも働きたくない。
一生モラトリアムしてたいな。
寝て起きたら明日の自分が何とかしてくれていたらいいなと、僕はいつものように眠りにつく。
おやすみなさい。