【東南アジア周遊②】フィリピンは人々が温かい。でも貧富の差は過酷🇵🇭
(1/19追記)
写真がアップロードされなかったので、再投稿
この記事は、前回の続きである。
気になる人も気にならない人もぜひ見てほしい。
(見なくてもフィリピン編を知りたいだけなら十分である。)
個人的に見てほしいのは3日目だ。
ちょっとだけ読みたい人は3日目だけ読んで、スキを押してからブラウザーバックしよう。
1日目:香港🇭🇰→フィリピン(マニラ)🇵🇭へ
香港エクスプレスでいざマニラへ
今回乗る飛行機も安定の香港エクスプレス。
選んだ理由は飛行機サイトで検索し、昼便でこれが一番安かったからだ。
空港→ホテルはGrab一択
空港からホテルは、Grabを使った。
東南アジア版Uberであり、日本と比べて非常に安く乗れる。
今回は7kmほどの道のりを300ペソ(900円)で利用できた。
荷物受け取り所を出て右にひたすら進むとGrabのピックアップポイントがある。
タクシーの客引きで2回ぐらい声をかけられたが、「Grabを使う」を使うと言うとすぐに引き下がった。
近くにある看板の番号をドライバーに伝えると、10分ほどでやってきた。
ホテル「Lub d Philippines Makati」はコスパ最強宿
安定の渋滞に巻き込まれながら、30分ほどで到着。
「フィリピンにようこそ!」「髪色いいね!」
明るいスタッフに出迎えられながら、チェックインをした。
これで、素泊まりで一泊約4,000円。
友人やカップルでも使えそうな清潔感のあるホテルで、コスパは最強だと思う。
唯一の欠点はマカティ市なので観光地から遠いこと。
マニラは毎日渋滞しているので、観光地↔︎ホテルの移動はちょっと面倒だった。
ホテルの詳細は↓↓(案件ではない)
https://lubd.com/ja/destination/philippines-makati/
2日目:マニラの市民体験
屋台飯はうまい。そしてお腹は壊さない。
まず昼飯がてら、ホテル近くの屋台に行ってみた。
なんとなく人が集まっている屋台を見つけていざ入店。
結果は、結構おいしかった。
右のチキンカレーはよく煮込まれているかつ、クリーミーな味わいでごはんがすすむ。
左は謎の魚の水煮。酸っぱいけど、魚が柔らかくておいしい。
こういうローカルな食堂でおいしいところを見つけるの、実に楽しい。
衛生面だが、この記事を書く日までお腹は壊していないので、
おそらくフィリピンの衛生環境は悪くはないのだろう。
ジプニーにもチャレンジ
マニラの公共バス「ジプニー」にもチャレンジしてみた。
乗り方は、ジプニーを見つけたら手を挙げて、止まってもらう。
降り方は、運転手に「止まって〜」て言って止まってもらう。
走る道だけ決まっていて、乗り降りは自由にできるのが便利だ。
料金は、自分は13ルピー(40円)だった。
距離によって値段が変わるらしいが、なんとも爆安。
たまたま止まっていたジプニーに飛び乗り、乗車する。
狭そうに乗っていると、近くの人がどんどん詰めてくれて、
ギリギリ、ケツが全部イスに座れるように譲ってくれた。
また、自分が降りたそうにしていると隣の人が運転手に声をかけてくれて、バスを止めてくれた。
フィリピンはなんて優しいのだろう。
電車はやっぱり便利
ジプニーを降りた後、電車で移動した。
マニラは電車がいくつかの路線で走っており、
渋滞がひどいマニラでは、かなりクイックな移動手段だろう。
4回ほど乗ったが、電車の中はいつも満員電車だった。
しかし、乗車を諦める人が多いせいか、日本の通勤ラッシュよりかはマシだった
タイパ最強はバイク
マニラの移動で一番早いのは、バイクである。
なので、バイクのライドシェア「Angkas」にも挑戦してみた。
似たようなアプリがいくつかあるが、日本のクレカが登録できるのは、このアプリだけらしい。
数分で登録を終えて、配車ならぬ、配バイクをしてみる。
ドライバーがやってくると、ヘルメットを渡される。
そしたら2ケツして、目的地まで向かってくれる。
Uberと同じように評価システムがあるせいか、
運転は非常に穏やかだった(マニラの中ではマシという意味)。
車と車の間をスイスイ抜けてくれるので、移動はクイック。
そして値段もGrabの半値以下だ。
3日目:スラム街ツアーに参加
この日は、マニラで一番行ってみたかったスラム街に行った。
個人で行こうかとも思ったが、さすがに不安すぎるので、ツアーを申し込んだ。
現地のガイドさんが半日で2つのスラム街を案内してくれる。
スラム街の支援を行いつつ、ツアーガイドもしているので、スラム街に精通おり、スラム街に入り、コアな場所まで案内してくれた。
値段はプライベートツアーで1人「13,000円」ほど。
値段の高さに引いてしまったが、命は落としたくないので、申し込み。
朝9時にとある店で待ち合わせてから、いざ出発。
ハッピーランドとスモーキマウンテンに来訪
スラム街でハッピーランドとは皮肉の塊のような名前だ。
ここには5,000もの家族が暮らしているらしい。
写真は自由に撮っていいと言われたので、迷惑にならない程度に写真をガンガン撮っていく。
野球をしたいけど、できない少年たち
個人的に驚いたのは、この子たち。
歩いていると、またまた元気な男の子たちが迎えてくれた。
「野球できる?」と聞かれたので「少しだけなら」と答えると、
「よっしゃ〜これで野球チームの完成や〜」となぜか大盛り上がり。
しかし、
「でもボールがないんだよね〜」
と笑いながら話してきた。
これには驚き。
ボールがなくて困っているのに、なぜこんなに明るいのだろうと。
ここに住んでいる人たちは、貧しい生活ながらも、
人々が協力し合って、明るく前向きに生きているのだなと痛感した。
野球ボールを寄付することに
「せめて野球ボールぐらいあげて、野球ができるようにしよう」
ガイドのお姉さんにお願いし、帰りにスーパーに寄ってもらった。
野球ボールとお菓子をいくつか購入し、ガイドのお姉さんに渡した。
本来は事前に買っておくものだが、
今回は特別に後日届けてくれ、その様子を写真で送ってくれるようだ。
このガイドさん、本当に親切でありがたい。
なかなか考えさせられる夕食
ガイドと解散し、ホテルでゆっくりしたのちに夕食を食べた。
SMモールという外資系の店がたくさん入った高級ショッピングモール。
その中にあるレストランに入った。
この料理、一皿で500ルピーする。
でも、スラム街の人たちは、1日働き続けて、300~500ペソしか稼げない。
つまり、「スラム街の1日の労働賃金=フィリピンの金持ちの1食分」 なのだ。
これがわかってくると、なかなかフィリピンの課題も奥深いものだ。