フォルケホイスコーレ留学 | 持っていって良かった持ち物20選&不要だった持ち物3選
こんにちは。Rereです。
2023年に約4ヶ月間デンマークの某フォルケホイスコーレに留学していました。
今回は、学生ビザの申請方法に引き続き、準備編として、私がデンマークのフォルケホイスコーレ留学で持っていって良かった持ち物20選と不要だった物3選を実体験をもとに紹介したいと思います。
特に、現地調達が難しかったものや、買えても価格と質が合わない、日本で買えば安く買えるというものを中心にご紹介します。
デンマークのフォルケホイスコーレ留学に日本から持っていった方が良いものは何がある?
いろんな人の意見を参考にして、忘れ物がないようにしたい
よくある持ち物リスト以外の必要なものが知りたい
という方に参考になれば嬉しいです。
フォルケホイスコーレ留学に必要な手続きについてステップごとにまとめた記事はこちらをご覧ください。
それでは持ち物リストを見ていきましょう!
持っていって良かった持ち物
フォルケホイスコーレ留学の特徴を踏まえた上であってよかった持ち物を紹介します。
※パスポートや化粧品などの必需品は含みませんので、ご留意ください。
【持っていって良かった持ち物20選】
1. 海外変換プラグ(ユニバーサルアダプター)
世界200ヶ国に対応したマルチ海外変換プラグです。
これ一つで各国に合わせたコンセントプラグに変更できたり、USBポートもついているので一度に何種類か差し込んで同時に充電できます。
今までアメリカや韓国に行くときはAタイプ、ヨーロッパに行くときはCタイプ、イギリスに行くときはBFタイプといったように、各国の変換タイプを調べてそれに合わせて変換プラグを持っていく必要がありましたが、これ一つですべてのタイプに対応しているので、その考える手間や荷物を減らすことができます。
さらに2つのUSBポートもあり、軽くてコンパクトなので、荷物になりません。
デンマークへ留学に行くと他のヨーロッパやイギリスなどいろいろなところに旅行に行くことがあると思うので、これ一つあるととても便利です。
私はこの存在を知ったときにこんなに便利なものがあるのか!と衝撃を受けました。
海外旅行好きにもおすすめする間違いのない商品です。
2. Wiseのデビットカード
フォルケホイスコーレの日本人留学生は基本これを使っている人が多いWiseのデビットカード。
Wiseとは、実際の為替レートと格安の手数料で海外送金できるサービスです。
海外送金以外にも、海外口座情報の取得や海外送金の受け取りや、Wiseデビットカードの発行サービスも利用可能です。
無料で約50通貨以上を保有することができ、外貨のままお得に決済ができます。
またデビットカードを利用して世界中のATMから現金をいつでも引き出すことが可能です。
日本で発行したクレジットカードは海外利用手数料が高く、損をしてしまうので、スーパーやオンラインショッピングなどすべての外貨決済での買い物はWiseのデビットカードを使って手数料を抑えるようにしていました。
フォルケの留学生同士でのお金のやりとりは、このWiseの海外送金機能を使って、精算していました。
また、私はこのWiseを使ってフォルケホイスコーレの学費の支払をしました。
Wise(旧TransferWise)へのアカウント登録は友達紹介がおすすめです。
こちらのリンクからWiseアカウントを登録すると、最初の送金を行う際に最大75,000 JPYまでの送金手数料が無料になる送金クーポンが付与されます。
Wiseでの海外送金に関するより詳しい情報はこちらの記事にまとめていますので、ご覧ください。
3. 水筒
デンマークでも水筒はもちろん買えますが、性能が低い(保温性能がないなど)わりに値段が高いので日本から買って持っていくことをおすすめします。
というのもフォルケホイスコーレはダイニングルームにグラスやコップはあり、水、お湯、コーヒー、紅茶などが飲み放題ですが、コップを自分の部屋には持ち込んではいけなかったり、一杯分しか入れられないので、水やお湯を水筒に入れて自分の部屋や授業に持っていっていました。
授業中などの日々の学校生活から、修学旅行などのお出かけまで使えるので便利です。
そういう私は水筒を持っていかず、デンマークで色々なお店を探したときに性能が低いわりに高いなと思い、日本のAmazonで購入し、家族に日本からわざわざ送ってもらいました。笑
※ちなみにデンマークにはアマゾンはありません。
保温機能がある、かつ600ml以上入れられるという基準で探し、サーモス(THERMOS)の水筒を選びました。
色も悩めるほど種類があり、使い勝手もとても良いです。
4. タコ足コンセント・延長コード
タコ足コンセント・延長コードは、学校側からの事前メールでも持ってきた方が良いものリストに入っていたものです。
フォルケホイスコーレの寮の部屋はベッドの近くにコンセントがないことが多いので、持っていくと便利です。
また日本のタコ足コンセントや延長コードがあれば、変換プラグは1つで良くなるので、荷物も減らせます。
私はタコ足コンセント(口3つタイプ)と延長コード一つずつ持っていきました。
5. シャワーサンダル
シャワーを浴びに行くときや、湖で泳ぎに行くときなどに使える必須アイテムのシャワーサンダル。毎日重宝していました。
フォルケホイスコーレのシャワーは共用なので、土足エリアの廊下を通ってシャワーを浴びに行く必要があります。
シャワーを浴びた後に普段外で履いてる靴を履くのはなかなか抵抗がありますよね。
そんなときにシャワー後にサッと履けるサンダルがあると便利です。
ビーザンよりも靴下を履いたままでもサッと履ける指先が分かれていないもの、濡れていても裸足で履けるゴム素材のものがおすすめです。
6. スリッパ
部屋でリラックスできるスリッパ。
寮内では基本靴で生活します。
ただ家では靴を履かない文化で育った日本人からすると一日中靴で生活するのはしんどいですよね。
せめて自分の部屋では靴を脱いでくつろぎたいものです。
私は底がしっかりした無印のスリッパを使用していました。
7. ドライヤー
フォルケホイスコーレにはドライヤーがありませんので、自分で持参する必要があります。
海外対応のドライヤーを日本から持っていくことをおすすめします。
私はすぐ現地で買えるだろうと思ってドライヤーを持っていかず、痛い目をみました。
なぜならホイスコーレの学校は基本的に田舎にあるので、買い物できる場所まで行くのにも時間がかかります。
そのため週末にならないと買い物に行けず、最初の一週間は友達に借りたり、朝シャワーを浴びて自然乾燥したりなどで凌ぎ、ドライヤーなしで過ごしました。。。
それはおすすめしないので日本から海外対応のドライヤーを持っていきましょう。
8. 洗濯ネット
洗濯ネットはあると2つの点から便利です。
一つは、海外の洗濯機のパワーが強く、衣服が痛みやすいので、衣服を保護するために洗濯ネットがあると良いでしょう。
二つ目は、フォルケホイスコーレの洗濯はだれか友達とシェアをして一緒に使うケースが多いです。
私の学校は洗濯機が一つしかない分、巨大な洗濯機だったので、3人で毎週一緒に洗濯していました。
その際に自分のものがどれだかすぐにわかるように洗濯ネットに入れて洗濯できれば、取り出すときに簡単に見分けることができます。
また洗濯機も共用なので、洗濯物をすぐに取り出さないと次の人が勝手に洗濯機から外に出してその辺に置かれてしまいます。
その際に靴下や下着などはよく紛失しやすいので、洗濯ネットにまとめて入れられる点が便利です。
私は、大きめの洗濯ネットを2つ、靴下や下着用の中位の大きさの洗濯ネットを2つ、ブラ用の洗濯ネットを2つ持っていきました。
ダイソーなどの100均一にも売っています。
9. 洗面用具用の吊るせる無印ポーチ
無印良品の吊るせる洗面用具を入れるポーチは、部屋の洗面台の横のフックにかけて吊るしておけるので、重宝しました。
フォルケホイスコーレでは部屋が相部屋の場合は、洗面台エリアも2人でシェアするので、なかなか化粧品などを置くスペースが十分にないケースがあります。
そんなときにポーチごと横のフックに吊るせるとスペースも取らずに近くに置くことができます。
旅行に行く際にも化粧品やシャンプーなどを入れて、ホテルの洗面台にかけられるので、とても便利なグッズです。
10. 顔パック(シートマスク)
環境の変化や、慣れない海外での生活で気づいていなくてもストレスを感じ、肌荒れが起こることもあります。
そんなとき、デンマークのフォルケホイスコーレの学校の近くにはエステなどはあるわけもないので、顔パック(シートマスク)を頼っていました。
私は日本でも愛用していたクオリティファーストの顔パック7枚入りを2袋持っていき、約一週間に1回し使用していました。
11. 生理用ナプキン
生理用ナプキンは、特に気にしない方はデンマークでも購入することができるので不要ですが、気になる方は普段使い慣れた日本のナプキンを留学期間分に必要な量だけ計算して、できれば持っていくことをおすすめします。
海外のナプキンも使ったことがありますが、日本の方が性能は良く、安い印象です。
薬局やAmazonで購入できます。
12. 風邪薬
デンマークの医療費は歯医者以外は無料です。なんとイエローカードを持っていれば外国人も無料。
ただこれは友達の経験談からですが、デンマークには咳止めの薬はないらしく、風邪をひいた程度では薬はもらえないので、日本から風邪薬を持っていくことをおすすめします。
13. 除菌シート
除菌できるウェットティッシュは、手を拭く以外にも部屋を簡単に掃除したり、携帯やパソコンなどを拭いたり、ちょっとしたときにあると役に立ちます。
旅行の際にもテラス席のテーブルなどは汚いことがあるので、活躍します。
14. ノート・文房具
最初文房具セットは必要ないかなと思っていましたが、ノートと文房具セットを餞別の品でいただいき、持っていって非常に役に立ったので後々持っていって良かったととても感じました。(いただいた方へ感謝です)
特に私のフォルケホイスコーレはデザイン系の学校だったため、授業でもテザインを考えるときにノートとペンは毎回使っていました。
またはさみも何か購入したときにタグを切ったりするのに使えるので、あってよかったです。
日本の文房具の性能は良いので、日本から買って持っていくのがおすすめです。
私が持参した「紳士なノート(A5サイズ)」は書き心地の良さを追求したシルクのような滑らかな書き心地なので、おすすめです。
それ以外の文房具は下記です。
15. 折り紙
折り紙は日本の文化として何か持っていこうと考えたときに荷物にならず、日本っぽいものとして良いと思い持っていきました。
デンマーク人の友達にお世話になったときに、折り紙で5羽くらい鶴を折って、糸でつなげてプレゼントするとこちらが恐縮するほどとても喜んでくれました。
絵を描くコースの専攻の友達は、とても感動してくれて壊れないようにと筒にわざわざ入れて大切に家に持って帰ってくれました。笑
日本人からすると簡単に折れる鶴ですが、海外ではとてもウケが良かったです。
柄のある折り紙で折るとさらに感動してくれるので、日本文化の紹介の意味も込めて一袋持っていくと良いかもしれません。
16. インスタントの日本食
海外で生活すると最も恋しくなるのが日本食ではないでしょうか。
デンマークでもアジアンマーケットや日本レストランはあるので、日本食が手に入らないというわけではないです。
しかし、値段がまあ高い。日本の3倍くらいは普通にします。
そんなときにインスタントの日本食はかなり重宝します。
カップヌードルや味噌汁は小腹がすいたときや、朝食を逃したときに活躍していました。
私はインスタント味噌汁、カップラーメン、お茶のティーパックを持っていきました。
茅乃舎のインスタント味噌汁を餞別でいただいたので、贅沢にそれを持っていきました。
こちらも折り紙同様、何かでお世話になったデンマークや留学生の友達にみそ汁をお礼の代わりにプレゼントするととても喜んでくれたので、そういうときにもあると便利です。
日本食はデンマークでも人気の高い料理だと改めて実感して嬉しくなりました。
もちろん荷物の優先順位が低いですが、キャリーケースに余裕があれば持っていくと良いアイテムです。
17. 箸
箸は基本的に使わないですが、カップヌードルなどを食べるときにあると便利です。
なくてもフォークやスプーンはいつでも使えるので食べられないことはないです。
箸も海外で買おうとすると800円くらいは最低でもかかるので、100均一などで一本買って持参すると良いと思います。
18. 水着
水着は、学校側からの事前メールでも持ってきた方が良いものリストに入っていたものです。
なぜなら学校の敷地に湖があり、そこで泳ぐことができるからです。
日本人のサイズに合った水着を海外で購入するのは難しいので、日本から持っていくと良いでしょう。
私も学校が始まった次の日からみんなで湖に泳ぎに行ったので、早速水着が活躍しました。
特に夏のシーズンには湖で泳ぐとリフレッシュになって気持ち良かったです。
デンマーク人は泳ぐことが好きな人が多く、毎日だれかしら湖で泳いでいました。
水着のタイプは何であろうと気にする人はいませんので、なんでも良いと思います。
デンマーク人はビキニの人が多いですが、競技用水着でも問題ないです。
19. パーティー用のドレスアップの洋服
フォルケホイスコーレでは毎週金曜日と土曜日どちらかにパーティーがあります。(頻度は学校によります。)
毎週パーティーのテーマが決められているのですが、そのときに着れるような服が1、2着あれば役に立ちます。
私の学校でのパーティーのテーマの例は、
バービーでみんなでピンクの服を着る
ホイスコーレでカップルになった2人の結婚パーティー
Y2Kファッションで2000年前後に流行した服装をする
自分の名前のイニシャルから始まる何か(芸能人でも動物でも物でも)に仮装する
友達と洋服を交換してその友達になりきる
ハロウィンパーティー
クリスマスパーティー
などがありました。
とはいえ全てのパーティーに対応する服の数は持っていけないので、着回しができるような服だとより良いと思います。
友達同士で貸し借りも頻繁に行われていました。
参加は自由ですが、参加したい場合は何かしらのパーティでも着れそうなオシャレな服を持っていくと良いと思います。
ただ飲んで踊ったりするので、汚れても泣かない服にしましょう。
20. 軽量ダウンジャケット
天気の変化が激しいデンマークでは、遠出をするときに動きやすくて体温調整ができる軽量のダウンジャケットがあると便利です。
着るととても暖かく、コートの中に着ても着膨れせず、コンパクトに収納できる軽量ダウン。
カバンに入れておいて寒くなったときに着れる服としてとても役に立ちました。
デンマークにもユニクロはありますが、日本の価格では買えません。
ユニクロでも無印でも日本の性能が良い品を誇りに思って持っていきましょう。
不要だった持ち物
続いて、不要だった持ち物3選についてご紹介します。
【不要だった持ち物3選】
1. 現金
キャッシュレス化が進んでいるデンマークなので、キャッシュを使う機会はほとんどありません。
為替の両替にも手数料がかかるので、最低限の現金で良いでしょう。
私はデンマーク到着初日にタクシーで学校に行ったため、Wiseのデビットカードを使って1万円ほど空港のATMで現金を引き出しました。
私が現金を使ったシーンは、
デンマークの空港到着初日の空港から学校までのタクシー代(約300DKK)
ローカルなアンティークマーケットでの支払い
友達とご飯を割り勘したとき(Wiseのアカウントを持っていない友達の場合)
と本当に使う機会は少なかったです。
私のフォルケホイスコーレの学校の場合、かかった費用(マテリアル代や洗濯機利用料など)の支払いは基本的に紙に名前と回数や金額を書いておき、月1回まとめて請求書が送られてきました。
その請求書をもとにクレジットカードで支払いができました。
個人での買い物や、公共交通機関の支払いなどはクレジットカード決済が可能ですので、現金はほぼ必要ありませんでした。
2. デンマークの電話番号のSIMカード
デンマークの電話番号(+45)はあると便利ですが、なくても生活はできました。
あったら良いなというシーンは、FIixTaxiを予約するときにデンマークの電話番号が必要だったくらいで、それ以外になくても困ることはありませんでした。
FlixTaxiを予約する時は、その時だけデンマーク人の友達に依頼したり、ほかの留学生に借りれば不要だと思います。
特に私の場合は、日本の銀行口座や他のアカウントで日本の電話番号での認証が必要な時のために、日本の電話番号を残しておきたかったので、楽天モバイルを使用していました。
楽天モバイルは、2GBまで海外でも追加料金や申し込みなしに海外ローミングを利用できます。
デンマークもその対象国となっています。
フォルケホイスコーレではWifiがありますし、週末どこか行く時以外は学校内で過ごすので2GBでも基本的には大丈夫でしたので、月々の支払いは約1000円程度でした。
旅行に行って足りなくなる時だけ1GB / 500円で追加購入できるので、1GBごとに購入していました。
3. 調理が必要な日本食
フォルケホイスコーレでは、キッチンはプライベートで使用できないので、火を使う必要がある料理はできません。
例えばカレーのルーや、鍋に火をつけて調理するインスタントヌードルなどは持っていっても調理できないので、不要でした。
まとめ
以上がデンマークのフォルケホイスコーレ留学に持っていって良かったもの20選と、不要だったもの3選のご紹介でした。
今回はホイスコーレの経験をもとに現地調達が難しかったものや、買えても価格と質が合わない、日本で買えば安く買えるというものを中心にご紹介しました。
私自身留学前は、ホイスコーレに何があって何がないのかもわからず、何を持っていけば良いのか悩みました。
ただ何か忘れたとしても最悪現地で買えるので心配しすぎなくても大丈夫です!
少しでも荷物のパッキングの参考になっていれば嬉しいです。
また海外旅行や、長期での留学、ワーホリ、YMSなどで海外に行かれる際に何を持っていこうか悩まれている方は、海外旅行40ヶ国、長期留学経験2回、YMS(ワーホリ)経験中の私が持って行った方が良いおすすめの持ち物をカテゴリー毎に紹介しているこちらの記事をご参考ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
※この記事では一部広告を利用しています。
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