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YMS・ワーホリ | ロンドンの家探しの方法とコツ【大家さんへのメッセージテンプレートあり】

こんにちは。Rereです。
現在はYMS(ワーホリ)ビザでイギリスで生活しています。

YMSでイギリスに渡英後、まず1番最初にしないといけないこと、かつ重要なのが家探しです。

2024年からYMSのビザ制度が大きく変わり、人数も1,500人から6,000人に増えました。
今後多くの方々がイギリスへ移住する中で、家探しも難しくなってきていて、家賃も光熱費上昇とともに上がっています。

家は生活基盤を整える上でとても重要ですよね。

今回は、土地勘なし・職なしの私が家探しを始めて3日間で部屋を見つけた実体験をもとに、家の探し方やおすすめのサイト、内見時に見るべきポイント、大家さんへの連絡メッセージのテンプレートなどについて紹介したいと思います。

・YMSでイギリスに行く予定だけど家探しはどうやってしたら良い?
・どのサイトがおすすめ?
・大家さんに連絡する時は何を書けば良い?
・内見時に確認すべきポイントは?
・契約時に確認しておくべきことはある?

という疑問を解消する記事になっています。

これからYMSで渡英される方の参考になれば嬉しいです!


またこちらの記事では、イギリスのYMS(ワーホリ)のビザ申請、英語力、携帯会社、銀行口座、仕事探し、家探し、治安、友達の作り方、物価、初期費用、私のロンドンでの生活費や給与、イギリスのYMS(ワーホリ)での出稼ぎの個人的見解、イギリス生活をお得にする裏技など気になることすべてをわかりやすく解説しています。

イギリスYMSに行こうか検討している方行くことは決めたけど何から始めたら良いかわからない方など興味のある方は、ぜひご覧ください。

【イギリスYMS・ワーホリ】リアルな生活費・家探し・仕事探し・給与などすべてを解説



家が見つかるまでの滞在先


私の場合は、実際の家を内見してから決めたい派だったので、渡英前は探していませんでした。
初めの10日間ほどはBooking.comで、ある家庭の一部屋を借りて、その間に家探しをしました。

家探しを始めてから3日間で家を見つけました。

1日目:SpareRoomやMixBなどのサイトで気になる物件に連絡する。
2日目:引き続き家探し。今住んでいる部屋を見つけて連絡する。
3日目:内見、その場で住みたい意思を伝え、夜に契約を交わす
4日目:引っ越す

1日目と2日目はSpareRoomと睨めっこしていました。

まだBooking.comで予約した家もあと1週間ほど滞在できましたが、早く生活を落ち着かせたかったので、仮の宿は返金されなかったですがすぐ引っ越すことにしました。

他にもホステルやAirbnbに泊まって家探しをする人が周りには多かったです。

大家さんがどんな方かであったり、家や周りの環境を確認してからの方が安心なので、できれば現地内見できてから契約した方が良いと思います。

心配な方は日本から探し始めることもできますが、良い部屋は1日でなくなるので、契約を即できる覚悟を持って探してましょう。


ロンドンでの家の探し方


家探しの流れは、大きく分けて以下の5つです。

手順1 | 自分の基準を決める
手順2 | サイトで部屋を探す
手順3 | 大家さんに連絡する
手順4 | 内見に行く
手順5 | 契約する
手順6 | 鍵の受け取り・引っ越す


手順1 | 自分の基準を決める


まずロンドンで自分が求める完璧な家を見つけることはよほどお金に余裕がないと難しいです。

家賃だったり、場所だったり、設備だったりどこかを妥協しないといけない部分が必ず出てきます。

その際に重要なのが自分の中での優先順位を決めること。

どこは妥協できてどこは妥協できないのか。
まずそこを認識することが大切です。

ちなみに私の基準は以下でした。優先順位に沿って番号を振っています。

1. キッチンが広め
2. リビングがある
3. 家具家電付き(ベッド、テーブル、椅子、クローゼット、収納棚は必須)
4. フラットメイトに女性がいる
5. 家賃は£850/月前後
6. ロンドンセントラルまで電車で30分以内(Zone3以内であればエリアのこだわり特になし)
7. 駅から徒歩10分以内
8. できればEn-suite(シャワーとトイレが部屋についているタイプ、共有の場合は2つトイレがある)
9. フローリング(カーペットではなく)

7のEn-suiteは叶いませんでしたが、幸いにもオーブン2つある広いキッチン、キングサイズベッドの広めの部屋、家賃約£800程度、Zone3、駅から徒歩5分以内のほぼ条件を満たした物件を見つけることができました!

(1 , 2) イギリスは外食の値段が高いので家で自炊をすることが多くなることを予想してキッチンが広く、リビングもある家を希望していました。
キッチンで同時に2人料理ができるくらいのスペースがあるか確認しました。

(3) イギリスのフラットシェアの部屋は基本的に家具家電付きの家が多いです。
Furnishedと書いてあるのが家具が付いている物件です。たまにNon-furnishedの物件もあるので確認していました。

(4) またフラットメイトが男性だけだと少し不安だったので、女性がいるかもチェックしていました。
情報が載っていれば住んでいる人の年齢層が近いかも確認していました。

(6) 家を探していた当時はまだ仕事していなかったので、勤務地から通勤しやすいところという決め方ができず、ロンドンのセントラルエリア(ピカデリーサーカスやオックスフォードサーカス)に電車で30分以内で行ける場所で見ていました。

ロンドンはゾーン(ZONE)1〜6で分かれており、ZONE1が中心部、ZONE6にかけて中心部から離れていくようになっています。

ZONE6の方がもちろん家賃は安くなりますが、遠い分地下鉄の電車賃も高くなります。

イギリスは会社から交通費は支給されないので、ZONE3あたりが電車賃と中心部までの通勤時間の1番バランスが取れて良いかと思います。

Quoto: Transport for London


手順2 | サイトで部屋を探す

次にインターネットで部屋を探し、気になる部屋をリストアップします。

私が今の家を見つけたおすすめのサイトは、SpareRoom(スペアルーム)です。

SpareRoomは、イギリスで最もよく使われているサイトで、フラットやフラットメイト(シェアメイト)を探すのに最適なサイトです。
部屋を載せているのは、大家さんだったり、フラットメイトだったり、エージェントだったりします。
サイトややり取りはすべて英語になりますが、情報量が多いのでこのサイトはマストで見ましょう。

英語での連絡が不安な方は私が使っていたテンプレートのサンプルを記事後半で載せていますので、よろしければご参考ください。

アプリ内で課金すると7日以内に掲載された物件広告に連絡ができるようになる制度があります。
私は課金せずに見つけることができましたが、1週間見つからなかったら課金しようと思っていました。

毎日新しい部屋が更新され、動きも早いのでこまめにチェックすることをおすすめします。

アプリをダウンロードして、日本のスーモと同じような感覚で場所や家賃や部屋のタイプなどでフィルターをかけて絞り込むことができます。

リスト形式で表示されますが、アプリ画面右上の「Map」を押すと下記キャプチャのように地図から物件を探すことも可能です。
この探し方も意外と見やすいのでおすすめ。


他のサイトとしては、在英日本人向けの掲示板MixBも少し見ましたが、悪質な掲載があるということも書いてあったのと、あえて日本人向けでない方が良いなと思っていたので、参考程度に閲覧していました。

イギリス人の友達から聞いたZooplaやRightmoveも参考程度に見ていました。

フラットシェアで探している場合は、SpareRoom一択でいいかなと個人的には思います。

手順3 | 大家さんに連絡する


気になる部屋をリストアップしたら、大家さんに空き状況の確認や内見依頼の連絡をします

ここは気になる物件があったらとりあえずメッセージを送ってみることをおすすめします。

私の場合は12件ほど送って、5〜6件くらい返事が返ってきました。

私は返信率が高かった方ですが、平均して返信率は低いので少しでも気になる物件があれば躊躇せずにメッセージしてみましょう。

タイミングもあると思いますが、50件送って2、3件しか返事がなかったという知り合いもいます。


また、ここで重要なのが、メッセージに書く内容です。

サイトに載っていて、かつロンドンに住んでいる人がほぼ使うSpareRoomなので、大家さんにはたくさんのメッセージが届きます。

大家さんも部屋を貸す人が綺麗に使ってくれるちゃんとした人に貸したいと思いますので、メッセージの仕方でも審査されていると思って、どういう人なのかがわかるように丁寧に書きました。

私が書いた内容は、下記のような内容を読みやすいように整理して書いて、メッセージを送っていました。

・自己紹介(名前、年齢、性別、国籍、職業など)
・物件の空き状況と内見可否を確認
・タバコやペットの有無
・希望入居時期と期間
・内見可能日時
・趣味
・性格
・WhatsAppの連絡先

一度テンプレートを作成すれば他の大家さんに送る際もコピペで使えますので、最初に作っておくことをおすすめします。

実際に送っていたサンプルは記事の後半に記載しています。

このサンプルは、ほぼ丸々コピーすればすぐ送れるようになっているので、自分で一から考えたくない人はご参考ください。

私が見つけた部屋は、大家さんに問い合わせのメッセージが50件ほど送られている部屋でした。
内見時に実際にその画面をスクロールして見せてくれましたが、とても人気だったみたいです。

その中で私を選んだ理由は、メッセージがちゃんとしていたのと、すぐに内見できると書いてあったからだとか。

やっぱり最初の連絡はとても大事だと実感しました。

手順4 | 内見に行く


大家さんやエージェント、フラットメイトからSpareRoomで返信が来たら、内見の日程を決めます。

部屋は早い者勝ちなので、内見はできるだけ早めに行くのが良いです。
私の今の部屋も大家さんが明日だとなくなってるかもしれないから、今日来れる?と電話をくれて、その数時間後に内見に行きました。

内見の時は少し早めの時間に行って、駅の周辺にスーパーがあるか、駅から家までの道は危険じゃないかなどを確認しました。
内見前後どちらかに時間の余裕を持って行くと良いと思います。

またその場で契約する場合もあるので、身分証としてパスポートを持参しました。

内見では大家さんが良い人か、共用スペースが綺麗に使われているかなどを確認しました。

細かい内見で確認するべきポイントは、記事の後半で解説しています。

手順5 | 契約する


内見して、家が気に入ったら契約をします。

契約はメールで送られてきた契約書を読んで電子サインをするのと、身分証明書としてパスポートを見せる、デポジットとその月分の家賃を支払うだけで完了しました。

日本では2年間契約であったり、仲介手数料・敷金・礼金など費用が色々かかり面倒ですが、イギリスのフラットシェアはとても簡単です。

契約時に見るべきポイントや確認するべきポイントは、記事の後半で説明しています。


手順6 | 鍵の受け取り・引っ越す


契約したら鍵を受け取り、引っ越します。
私の場合は内見時に契約の旨を伝えたので、その日に鍵を大家さんから受け取り、あとはいつでも引越しして良いよという感じでした。

なので仮の宿に帰ったら早速荷物をまとめて、次の日に引越ししました。

引っ越しするとき、大きなキャリーケース2つと小さなキャリーケース1つを持って電車に乗ることは現実的ではなかったので、私はBoltを使いました。

Boltを初めて使いましたが、とても安くて快適でおすすめです。

約1時間の乗車で£34でした。
バスと地下鉄を乗り換えて重い荷物を運ぶことを考えるとコスパが最高で感動しました。Uberよりも安いです。

友達紹介で登録すると、最初の乗車が50%オフ(最大£8まで)になります。同じように引っ越しなどでBoltを使う予定のある方は、よろしければこちらのクーポンをご利用ください。(イギリスのみ)

割引を適用するための手順

手順 1 | こちらのリンクをクリックし、アプリをダウンロードし、「Sign up」からアカウントを作成する
手順 2 | プロモーションコードを入力する:REMIT8M
手順 3 | 乗車をリクエストする

Boltに関する詳細は、こちらの記事をご覧ください。

【紹介で初回半額】イギリスのタクシーアプリはBoltがおすすめ


気になるロンドンの治安


家探しをする時、治安は気になりますよね。

私も引っ越しを決めるときに大家さんにここのエリアの治安はどうなの?と聞いてみたところ、

「日本と比べるとどこも悪いからどこに住んでも自分で気をつける必要はあるよ。でもこのエリアで他に貸しているとこも含めて貸している住民に何かあったことはないよ。」
と言われました。

私は正直治安についてはそこまでネットの情報は気にしませんでした。
ネットに書いてある情報が古かったり、主観やその時の状況にもよるので、自分の目で確かめたいと思っていたからです。

今住んでいる私のエリアは日本人が多いエリアではないし、アジア人ですらほぼいなく、ネットでは治安が悪いと書いてありますが、実際に住んでみると案外普通の街でした。
特に夜歩いていても危険を感じたことはありません。

交通も便利で大きなスーパーもあります。

実際に内見の時に周りの環境も見て決めると良いでしょう。


大家さんへのメッセージのサンプルとポイント


私が大家さんへの連絡する際にメッセージに書いた内容は下記です。
かっこの部分を書き替えていただければコピペで使っていただけます。

Dear,

Hello, I'm (name).
I'm looking for a place to live in London and interested in this property.

Please let me introduce myself a little.
- Nationality: Japanese
- Age: (age)
- Gender: (male / female)
- Occupation: I’ve worked as (occupation) for (number of years) years in Japan and just moved to London with YMS visa.
I don't have a job now but have savings and I'm looking for a full-time job here.
- Smoking: No
- Pets: No
- Single use
- Hobby: (tennis, travel, outdoor)
- Personality: (calm, clean, easygoing, responsible)

The earliest day to move in is from (day) of (month) but flexible.
The maximum duration is about 2 years.
Could it be possible to see this property? I'm available anytime.

Best regards,
Name
WhatsApp: XXXXXXXXX

部屋に興味がある→自己紹介→入居タイミング→内見をしたいという流れで書いてます。

性格(Personality)にはtidyやcleanなどの単語を入れて綺麗に使う人だということをアピールしました。

内見は時間をいつでも合わせられることと、連絡はWhatsAppを好む人が多いので、番号を書いておきました。


内見時の確認事項


内見時に私が確認したポイントをご紹介します。

部屋の確認ポイント

□ 部屋はきれいに掃除されているか
□ 騒音(地下鉄など)の音はしないか
□ 窓はちゃんと開くか
□ 壊れている家具はないか、床に傷はないか
□ ベッドの寝心地
□ 家具の有無(ベッド、テーブル、椅子、クローゼット、収納棚、ベッドシーツ、布団、枕カバーなどがあるか)
□ 暖房の有無と使い方

共用スペースの確認ポイント

【フラットメイト】
□ フラットメイトの数、男女比、国籍、大家さんと同居か

【トイレ・シャワー】
□ トイレとシャワーの数、何人でその階をシェアするか
□ トイレは綺麗に使われているか
□ シャワーはちゃんとした水圧で出るか、お湯は出るか

リビング・キッチン】
□ キッチンは綺麗に使われているか
□ 食べ終わったお皿などが放置されていないか
□ 自分の食材や食器を置くスペースがあるか
□ 冷蔵庫に十分なスペースがあるか
□ キッチンで使える物(食器やフライパンなど)が揃っているか
□ キッチンは2人以上でも使える広さがあるか

【その他】
□ 掃除の人は雇っているか、どのくらいの頻度で来るか
□ ゴミは綺麗に捨てられているか、ゴミ出しや清掃のルール
□ 洗濯機・乾燥機の有無、使用して良い時間帯や追加料金がかかるか
□ Wi-Fiの有無(部屋でも問題なく接続できるか)
□ 食器洗い洗剤や掃除機、トイレットペーパーなど、シェアで用意されているものと自分で用意するものはどれか
□ 自分の部屋に鍵があるか(内側からもロックできるか)
□ 友達を泊めても大丈夫か

周辺環境の確認ポイント

□ 近くにスーパーはあるか
 (品揃え、営業時間)
□ 最寄駅から家までの道は安全か
 (大きい通りや人通りの多い通りがあるか)
□ 交通の便は良いか。
 (地下鉄の本数や頻度、バス停までの所要時間、最寄駅までの所要時間)


契約時の確認事項


契約時に私が確認したポイントをご紹介します。

□ 家賃の支払い方法は月払いか、月の支払日、銀行送金か現金払いか
□ 家賃には電気・ガス・水道・インターネットは含まれるいるか
□ デポジット(保証金)はいくらか、退去時に何もなければ返金されるか
□ 退去時は何日前に知らせなくてはならないか
□ 最低滞在期間はあるか、その期間内に退去した場合罰金はあるか


まとめ


今回はYMSでイギリスへ到着後、ロンドンでの部屋探しについて私の実体験をもとに紹介しました。

部屋が決まらないと生活も落ち着かず不安になると思います。
毎日帰る家ですから自分が気に入ったお家に住みたいですよね。

部屋が見つかるまではストレスも感じやすくなりますが、私の場合は、
必ずどこか見つかる!
もし失敗したらまた引っ越せばいいや!
という軽い気持ちで探していました。

気持ちの持ち方は人それぞれですが、記事を読んでくださった方々が良い家が見つかることを心から願っています。

私がまとめたポイントが少しでも役に立っていると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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