【ネタバレあり】カタハネプレイ途中感想メモ
前置き
カタハネをプレイしています。
しかし、中々先を読み進めるのが難しいというか「先を読みたい!」と思わせるような原動力が少し欠けているというのが正直なところです。
(特に、カタハネでシロハネ編からクロハネ編に急に切り替わったのですが、そこの部分でもっとシロハネ編を見せてくれーと思いました……)
というのも「カタハネ」というゲームの「複数人視点切り替え型」の良い点と悪い点が出てきてるのが一番の原因なのかなと思っています。
以下で「一人称視点」と「複数人視点」での良い点と悪い点を一度まとめてみたいと思います。
一人称視点で展開される物語
・良い点
主人公に感情移入しやすい(主人公の心情のみを描写し続けるため)
場面切り替えが頻繁に起こらないため、一人の物語に集中できる
・悪い点
主人公以外、メインで語られている人物以外の心情描写は基本的にできない
複数人視点切り替え型の物語
・良い点
複数人の心情を描写できる(人物の心の声の描写が色々見れて面白い)
人物一人だけでなく、複数人の人物に愛着を持てる
ダブル主人公物がやりやすい
・悪い点
場面切り替えが頻繁に起こってしまい、一人の人物に集中しにくい
(一人の視点を完全に描き切った後に、別人物の視点を一から描写する場合は除く)
苦手なキャラが登場したときに、早く別のキャラの視点に移動しないかなと思ってしまう。
情報量が多くなってしまい、書く側も読む側も追いかけるのが大変になってしまう。
ここまでのカタハネの感想
世界観やキャラなどはある程度面白いと思います。
しかし、物語を先に読み進めたいと思う原動力が少し弱いというのを感じています。私的にその理由として、「場面切り替えが頻繁に起こり誰の何を注視していけば良いのかが分からなくなってしまうこと」が大きくあると思います。今のところ大きな先を読みたいと思う原動力の一つとして設定されていると思うのが、「なぜアインが逆賊として扱われているのか」「劇でベルは唄をうたえるのか」などが主にあると思います。
それをどう描写していくのかは確かに気になりますが、複数人視点のせいでどの項目に注目して良いのか分からないというのが私の現時点の状況です。
(この後、最後に伏線が盛大に回収されるのかもしれませんが……)
私的に頻繁に場面切り替えが発生する物語が個人的に苦手なのも影響してるかもしれません……。(伏線が回収されるまでの我慢の部分を耐えるのが中々難しい)
クロハネ編にも入ってきたのでそろそろ何か大きな展開が欲しいというのが正直な感想です。