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さらに手軽で安心して「移動をシェア」できるように、スマホアプリを開発します!
先月、移動をシェアするプラットフォームリクトリを公開しました。
SNSで知り合い中心にお知らせしてみたところ、
「移動時間を分け合えれば、たしかにCO2削減に役立つよね」
「これから働く人が減っていくし、絶対こういう仕組みがあったらいいね」
「新しいこと始めなくても稼げるのがシンプルにいいよね」
といった感想をいただけました。
デザイン、開発、マーケティングを手伝うよと助けてくれる仲間も見つかり、さらに気を引き締めて進んでいきたいです!
現在公開しているものは、ブラウザ上でのみ利用できるものなのですが、
日常的にパッと手軽に投稿してもらえるように、スマホアプリ化を予定しています。
スマホアプリ化に向けて、クラウドファンディング「readyfor」にてプロジェクトを立ち上げました。
ご興味ある方は、続けてご覧いただければと思います(^^)
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▼プロジェクトの背景と課題
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以下、公開中のプロジェクトページから一部抜粋
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旅行や出張など、毎日多くの人が行き来をしていますが、移動時間に価値を感じている人は多くないでしょう。
高い運賃や長い時間をかけているのに、これって、少しもったいないような気もします・・・。
移動時間の余りを誰かとシェアできる場があれば、移動しながら働けるのではないか、新たに生まれる価値や喜ぶ人がいるのではないかと考えたことがリクトリを作り始めたきっかけです。
どうしてそのようなシェアの形を考えたのか。
その根源には、「何もない」と悲観されることの増えた日本を、希望を持てる国にしたいという思いがあります。
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出典:経済産業省・令和4年6月 「経済産業政策新機軸部会中間整理」
1990年の日本に生まれた私にとって、物心ついたときから「不景気だ。日本の時代は終わった」などといった言葉はめずらしいものではありませんでした。
毎朝のニュースでもSNSでもじわじわと衰退を実感させられ、わたしが生きてきたほとんどが「失われた30年」とすら呼ばれていること知ったときには複雑な気持ちになったのを覚えています。
少子高齢化による人手不足、国際的な競争力の低下が年ごとに深刻になっていくことに加え、さらに地球温暖化対策の重要度が世界的に増してきました。
「経済を活性化しないといけない。しかし同時に、資源を使ってもいけない」
このジレンマを抱えたまま、どんよりとしたあきらめムードが世の中をむしばんでいく気配を肌で感じてきたように思います。
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出典: 平成26年度「人口、経済社会等の日本の将来像に関する世論調査」
「社会を良くしたい」「環境に貢献したい」と思っても、私たち個人が国民の立場でできることがほとんどないことも、あきらめにつながっていました。
できることと言えば、環境問題に対して政府やエネルギー企業がよりエコなエネルギーを開発するのを待つか、エネルギーをなるべく使わないようにする以外にほとんどない…。
このままではいけないと知りつつも、このまま世の中が進んでいくのを受け入れざるをえないことに閉塞感と歯がゆさがありました。
そんな中で思いついたのが、移動を価値に変える「リクトリ」のアイデアです。
人の移動を新たな資源として考えてみたとき、「何もない」と散々言われてきた世の中が180度ちがった姿に映りました。
街、駅、空港に目を向けてみれば、毎日たくさんの人が行き来している。
ここにも、そこにも、あそこにも。
「目の前には、まだまだたくさんの価値と可能性が溢れかえっているじゃないか」
ということに気が付いたのです。
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しかも、いまやスマホ一台あれば十分に仕事ができてしまいます。
これまで気付かなかっただけで、人も道具も能力も、実はすでに揃っている。
あとは、それを仕事とつなぎ合わせる「場」さえあれば、世の中に大きな価値が生まれるはずだ。
そう確信したその日から「そんな未来が早く来てほしい!!!」と、誰よりも私自身がわくわくとしながらリクトリを作ってきました。
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ーーーーーーー抜粋ここまでーーーーーーーーーーー
続きは、ぜひプロジェクトページからご覧いただけると嬉しいです。
最後に。
リクトリによって「移動のシェア」が繋がれば、日本、世界はもっと持続的で明るくなる。
私たちはそう心の底から確信しています。
ですが、私たちだけで実現できること、手の届くことは本当にわずかばかりだということも、同時に痛感する毎日です。
私たちの思いや未来像に少しでも共感いただける方は、
できる形の中でもちろん結構ですので、どうかお力をお貸しいただけると嬉しいです🙏