母は寂しがり屋だった。 きっと1人では生きていけないタイプだと思う。 母が幼少期の頃にこれまた母方の両親も離婚をしていて祖母は朝早くから遅くまで働き通しで家の事はどうやら母がしていたみたいだった。 1つ下の弟といつも2人で祖母の帰りを待っていたと聞いている。 そんな祖母は息子を溺愛している(現在祖母は100歳を目前にしていて、叔父は還暦を迎えたがいわゆるマザコンだ。) なので母はよく私は愛されてないと感じている様子だった。 そんな母が工場で働き出した頃、その工場の社長とお付
父と母は離婚した。 私が父と最後に電話をした時の内容は今でもはっきり覚えている。 『パパ〜私のこと好き?』と幼い私は聞いた。父は無言だった。私はその時、すてられたと幼いながらに感じた。 今思えば父はマスオさん状態で、父が購入した家に母の母親と弟(すでに成人している)が同居していた。きっと心休まらなかったのだろう。 父はギャンブルにハマり多額の借金を作り、毎日借金とりからの電話がかかっていた。 そして浮気相手と暮らすようになり家には帰らなくなった。 何度か父と母は話し合いをし
私が小学低学年の頃、長距離トラックの運転手をしていた父のトラックに母と乗り仕事について行くことが楽しみだった。 いろんな土地へ行き、珍しい食べ物を食べたりするだけで仕事中はトラックの後ろの寝られるスペースに母と隠れていた。幼いながらその時間がとても幸せだったのを覚えている。 そんなある日私が3年生位の頃トラックの隙間にお風呂セットを見つけた。 体を洗うタオルと長い髪の毛ピアスが入っていた。 幼い私は悪気もなく母にこんなん落ちてたよと渡した。 そして後日、自家用車に乗ってお出
本日より私の人生の経験談をここに残していこうと思います。 まずは、自己紹介。 らぷ天と申します! 私の人生を物語として綴っていき、今同じような体験をされている方、過去の出来事を乗り越えることができず苦しんでいる方へのエールとなることを願っています⭐️ アラフォーで上の子が3歳の時からシングルマザーで2人の息子を育てています! 息子たちも大きくなりまだまだ色々とありますがなんとか生きてます😊 何もかもうまくいかなかった私の人生がうまく行くようになったのはコロナ禍でスピリチュ