ドトールの由来はドウターだと思っていたらドクターだった、何だつまらない
ワルキューレは地母神の無数のヴァリアントが地母神の娘たちとして再解釈されたものだという説があるらしく、つまり私はドトールに行くたびに、オーディンズドッティルっていうカフェがあって、店員の女の人たちがガチャガチャ帯剣してたらいいな、と妄想しているのだ。
何がつまりだ。
ドトールには日常的に魔女の集会が執り行われている。暇を持て余した常連の老婦人たちが、定位置を占拠して、コロナの危険も厭わず日中ずっと話しているのだ。私は彼女たちはまず間違いなく魔女たちだと踏んでいる。北欧の異教の系譜はドトールの店内に今も健在であるに違いない。ドトールの魔女たち、いかにも一話完結のシリーズのようじゃないか。
オーディンズドッティルが正しいのかオーデインドッティルが正しいのかオーディンスドッティルなのか迷っている。ソーはオーディンソンだから、オーディンドッティルでもいいのか?
ヴィーキングがコンスタンチノープルまで行っていたというのは壮麗な都とのコントラストが絵になる組み合せで、つまり、ミラノサンドはコンスタンチノープルということになるわけだ。ノルド語でコンスタンチノープルは偉大な都ミクラガルズ、つまり、ミクラガルズサンドか?
何がつまりだ。
とにかく帯剣した店員さんに遭遇したい。
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