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信号無視について、反則金より大切なこと!

今回は信号についてお話しします

車の運転をする上で欠かすことのできない知識ですが、
「へぇーそうなんだ!」なんて皆さんの知らないお話しを一つ😯

既に運転免許を取得している方でも、信号の対応が苦手という方は以外に多い!

今回は超基本の各色の説明とかは除いて、信号無視を掘り下げていきたいと思います☝

信号について再考しよう

信号無視が原因で不合格になる方は、いつの時代でもどの教習所でもトップ3にほとんどランクインしています。必ず各自動車学校でも対策を少なからず講じているはずです。

🔰ではここで皆さんに質問です!

皆さんは何色の信号が一番判断が簡単(安心)だと思いますか❓️
☑️🟢❔
☑️🟡❔
☑️🔴❔
賛否両論はあるでしょうが
検定員の立場で言わせていただくと、

答え  圧倒的に🔴です!

私はこの質問を

学科や路上教習停車中、教習生に上記のフリップを写し出して考えさせます。
当然数字は別れます。
詳しい統計を取ったわけではありませんが、
●🔴65%
●🟡5%
●🟢30%
位の比率に分かれます

この数字どう思いますか?
私の結論から先に言いますと
絶対赤が一番簡単に判断できます。
赤はほぼ一択、しっかり見ていれば普通に止まるでしょ?
それ以外は一択じゃないのです!

この時点で35%位が信号予測の入口で信号無視予備軍になっているのです。
この質問に向き合うことで信号無視のいくらかは減る事になるでしょう⤵ 

検定中の現場の出来事で再現してみましょう…
赤信号を見落として交差点内に進入しようとしたら私共が当然補助ブレーキにて中止とします!
検定員のほとんどが迷わず補助ブレーキを踏むでしょう
そして
この補助ブレーキにクレームが来ることはほとんどありません!
後席で検定同乗者もいますし、
何より、受験者本人が反射的に信号確認しますからね!
「あっ!」😲
大抵が反省ポイントを伝えて補助がなかった時の事を想像させたら納得してくれます。😥
自分のミスを大いに反省をして納得してくれます。
時として「先生のお陰で信号無視せず助かりました!」
なんて感謝すらされます。次の目標もしっかりと定まり、この不合格が良い方向に進むことがほとんどです。
しかし、
黄色信号にての補助ブレーキ検定中止は結構多くのトラブルが発生し、もめたことを良く聞きました。「厳しすぎる!」なんてクレーム🙁はよく見聞きします。泣きつかれたこともあります😢
指導の際にも担当指導員によっては習得の度合いに差がつく事は容易に想像できるし、信号の変わるタイミングも場所によってそれぞれ違うし…
難しいところですね!

信号無視とは

ここからが肝心です☝️

信号無視には、
赤出🔴と
黄出🟡の二つが存在する!
と言うことを理解しておかねばならない。

● 赤は停止線を越えたら(もちろん青や黄色の間に停止線を越えて交差点に進入していたらセーフ)❌
● 黄色は黄色になって停止線付近で安全に止まれない場合は通過しても良いが、判断が悪くて止まれるのに止まらない場合は補助ブレーキ❌
となる。
● あとは希に信号について理解力が高くて更にせっかちで先頭に止まっていてフライングして停止線をオーバーしてしまう❌
このような判断を道路交通法を元に検定員は採点しているのです。

交通の現場での信号無視🚔️

実際の交通の現場でもこれらは適用されているはずです。
そこで実際の違反取締りの現状を警察24時等のテレビ番組から想像してみると、
現場の警察官は違反者からのクレームにさらされているのではないでしょうか?
人間だから無用なトラブルを避けて判断基準を下げてしまい、黄信号については甘い裁定になってしまうことは予想できる…
これは私達検定員も同じ!
いくら綺麗事を言っても、現実の数字(合格率や営業利益)が大切!
悪い評判は避けたいものだ。教習所では経営にも影響あるかもしれないし、雇用にも影響有りかも😟

これは取り締まる側、採点する我らからの率直な目線である
実際の適用は赤出の不合格が多いのではないかと予想できる!
しかし圧倒的に黄出の不合格、検挙が多いのが現実なのだろう

受験者には赤出の説明をして書面はだけは黄出の提出も可能か🤨
勝手な想像ですが…

ドラレコの存在

多くの交通トラブルを解消するためにドライブレコーダーが導入され、教習所でも導入が進み多くの車種に導入されていて、教習のクレームに、事故、講習に活躍し、将来は検定などにも導入されるのではないか…
(前号で検定での利用を予測しています。参考にご覧下さい)
信号無視でクレームがきた時等は対処がしやすくなった。
証拠があるのだから…
警察でも導入は更に進んでいる!
しかし、間違った判断をしたら我らのミスへの逆証拠ともなる
そんな無用なトラブルを避けるために結局防御行動を先にしてしまい判定が甘くなってしまうのではないだろうか?

ただ言い訳させていただくと、甘くなる事で事故や違反を増加させるかと言えばそんなことはない!
長年の経験から、検定最後のアドバイスで危うかった信号対応などについて熱く最後のレクチャーができるからだ!
検定は矯正のラストチャンスなのです😤

追記

最近は信号も複雑になりセパレートされた信号が多くなりつつある!これも判断ミスを助長する要因で、これについての知識経験不足で取り締まられるケースが増えている。
勝手な推論だが、LED信号になって節電の効果もあり、三色以外の矢印も使用することができ、きめ細かい交差点制御を行い事故防止策としているのではないかと思っている。それによって、信号無視の検挙率が上がっているのではと予測しています
矢印の角度も難しく自分が従うべきものか判断を間違いやすいものもある

点滅信号を三色信号の途中で取り入れている信号等も存在する。プロの私が始めてこのような交差点で戸惑ったのだから事故等やトラブルが起こりやすいのではと考ます。何よりそこまで教習所では時間的に教えてカバーしきれない複雑信号が多くなった事を付け加えておく🤔

複雑な信号がたくさん存在しています!是非参考にご覧ください

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