速度オーバー車に告ぐ!何キロオーバーから?そのヒントを教えよう👍
まず答えから…
ジャストはOK!基本1キロでもオーバーはダメ!
でも実際は…
ほとんどの車両は速度を守っていない!
一指導員のちっぽけな意見などスルーされるだろう
しかし、
この記事を目にした方は再考してほしい…
道路交通法(決まり)と慣習(慣れ)の錯角
流れを重視する一般道では、速度を守って走行している教習車は邪魔な存在でしかない!
これは長年助手席で教習してきて強烈に煽られ怒鳴られた経験がたくさんある我々の言葉が教えてる側ではあるが一番説得力があるのではなかろうか?
でも国が安全に道路を効率的に使用する目的で定めている制限速度を守っているのは教習生の方なのだ!
間違っているのは大半の免許をすでに持っている皆さん達なのだ…
いつからそうなったのだろう…
あれほど教習所では速度を守っていたのに…
教習生が遅いのではなくあれが正しい姿!
皆さんの走りでは検定は不合格
そして違反しているのです😡
少しオーバーは皆しているから捕まらないよ!長い経験からそう思うのでしょう。
当たっているし、大外れでもある!
慣習はあくまで慣習!慣習法とはなってない!
私達もオーバーして走って良いなんて一言も言わずに教習所を送り出していますよ!
※慣習法としての判例があったら勉強不足です💦しかし、圧倒的に少ないはず…
意見の是非はあると思いますが皆さんどう反論しますか?皆がオーバーしているからと言って子供に胸を張って教えられますか?
言いたいのは節度あるオーバーなのでしょうが…
私も同感です😃
規制速度と法定速度
本当にご存じでしょうか?
☑️規制速度
標識、表示で規制されている速度と
☑️法定速度
標識、表示がないところでの速度 60㎞/hです。
更に細かく規定があって今回はこの説明は省略しますが、高齢者の方などに質問すると知らない方が圧倒的です。
「60キロっていつから変わったの?」よく聞かれます😅
速度計と取締りと試験
これはぶっちゃけた話をするしかないですね!
誤差があるから出せる状況であればほぼピッタリにして走れと教えています
(こちらから誤差があるとは基本的に言わない)
教習所の検定も警察の速度取締りも判断が客観的で、正当性がある速度を統一的に運用できるようマニュアルがあります!(警察でも個人的に適用はまずいのでマニュアルはあるでしょう)
●客観的とは…可視化できるよう速度取締りの機械で数値を示したりメーターでの目視確認
●正当性とは…誰もが認める測定誤差を含む速度を定める。何キロ以内はOKとか
警察では証拠がありますが、教習所は私達検定員の判断のみ!
全国の検定員の代弁者として運転を総合的に見て適用を判断していると思います。絶対冷酷に不合格にはしていないでしょう!
ねっ!検定員の皆みなさん!
日本じゃこのメーターはあまり動かないね!
ご存じの通り、速度計には車種、メーカーによって多少の誤差があります。
当然、国も、警察も、教習所でも把握して取締りに、検定に織り込んで適用しています☝️
車検でも検査項目にあり、簡単に言うと、ローラーの上で走る状態を作り、40キロになったらボタンを押してその誤差をチェックしている。タイヤの擦り減り、タイヤの空気圧なども微妙にメーター誤差に関係している。
ちなみに速度取締りの自動測定器オービスの設定は低めだと全部が検挙となるし、一般道よりは速度設定が高いものになっているようだ!とにかくこの手のハード面は日々進化していて、フィルム切れなどなく、移動式まであって、解像度も高く、かねてより指摘されている弱点を克服し、違反者を厳い目で監視している。そしてその範囲は広がるでしょう
今までの実験データからみると、メーター表示と実際の速度では実際の速度の方が低い方が多いようです!(逆に言うとメーターの方が実際より速い数値を示す) メーターの示す速度≧実際の速度
所内の検定はこれから路上を走るためにスピードを出せる方を評価する傾向がどうしても強くなり、交通の流れを重視はするが路上では速い速度を安全性のために嫌います。
教習車によって速度計が見えにくい車種もぶっちゃけあります。助手席に指導員用のスピードメーターが搭載された教習車を使用している教習所もあります。ドライバーの座高等により誤差は大きくなるので誤差に寛容になるのも当たり前!
当然教習中は速度管理のアドバイスがありますが、基本検定中は余程の速すぎ遅すぎがなければアドバイスせず様子を見て判定します。
しっかりと何キロオーバーは即減点!
何キロオーバーでは何mそのまま走行したら減点など当然判定しやすいように規定され適用します。つまり、若干のオーバーや速度不足は自主的コントロールがされればOKなのです。
よくベテランドライバーの意見として耳にするのは
「ある程度の速度オーバーでなければ捕まらないよ!」
それは正しいのでしょうか?
ほぼ正解でしょう👌
前述した通り、ほとんどのドライバーが流れにのって走っています。2,3キロの速度オーバーをいちいち検挙したのでは免許行政は事務処理だけでも廻らなくなるでしょう。そして、検挙された方の速度オーバーの数字を見聞きすると違反となるボーダーラインが見えてくるのです。
ここからはあくまでも参考程度に!
10キロ以下なら大丈夫とか
〜県は事故が多くて厳しくなってるから5キロオーバーでも捕まるらしいよ!
なんてウワサを耳にします
統一性をもって運用するのが道路交通法の基本ですが、各都道府県を管轄する警察独自に地域性を考え決めているので地域差が出ることは予想できます。
速度オーバーについてはお察しの通り
何を言いたいかはお分かりでしょう😏
しかし、教習所の検定や試験場での試験は全国統一で速度については運用しています。
※都道府県でその他の個別の項目にて適用や解釈が違う部分はたくさんあります。3都道府県で見てきたので私が証人です!
状況速度(場面に応じた速度)
ドライバーによっては住宅街でもガンガン飛ばすドライバーがいるでしょ?自分の都合に合わせてコントロールしない人。危険極まりない‼️
私達はこの判定は経験値のみで判定します。
これは安全運転と切り離すことのできない危険予測能力と密接に繋がる大事な速度なのです。
駐車車両の横を通るのにサイド幅に応じての減速をしなかったり、狭くて歩行者のいる道路で制限速度で迷惑を考えず走ったりが適用です
制限速度は命令ではないのです😤
教習でこの説明はとても難しい!
その現場でいちいち止めて教えたりできないし、上空から俯瞰図なんて撮ってないから見せて現状をチェックさせることもできない❗
ただ元気に走るドライバーを養成しているのではなく正しい場所で減速できるドライバーを育成しているので私は一番状況速度を重視しているのです。
ある身近なドライバーの運転を見て
ある時、義母を車に乗せる機会がありました。
私が教習のプロと言うことは十分承知しているはずですが、私の運転にアドバイスしてきます
👨🦱「もっとスピード出していいよ!」ある時は「遅いよ!」
と指摘されました。
違うクルマで旅行した時などは私の方が速いね!なんて…
同乗していた私の子供は、「ばあばの運転怖い!」
そう言って二度と乗りません😨
速く走ることならサーキットで走行していた経験やトラックドライバーとしてとんでもない速度で走り、会社の無茶な到着時間を守ったそんな経験のある事を母は知りません。
はっきり言って考えもテクニックも下手なドライバーなのですが理解できてないのです😣
速く走るのが怖くてゆっくりなのではなく、交通社会の一員として安全第一を考えているのです。更に同乗者の乗り心地!そこまで考えてクルマを運転しているのです!
こんなことも…
🔻一時停止の場所にてしっかり停止すると、何でここで止まるの?見えないじゃない!と指摘されました。勿論私が正解!(停止線手前で止めて静止して少し先の見通せる所まで出て判断)
※🔻一時停止の私の記事もご覧下さい!
プロの私から見たら母の運転は危険です。妻も同感。とても心配しています。
これが現実です。
私の父は周囲の助言、私の助言により免許の返納をしました。父は長年プロのトラックドライバーとして私達兄弟を育ててくれましたが、とにかく事故違反を繰り返す人で、大きい事故も幾度と経験していますがとにかく反省しないドライバーでした。全部相手が悪いと言うのです。指導員の私に怒りをこめて言った一言を決して忘れません。
👴「お前たちは何を教えているんだ!」
「イライラすんだよな!」
「何の練習をさせてんだ!」
と、きたもんだ💢
さすがに父親ですが30分かけて説教しました💦
どちらが正しくて、そして事故を繰り返す父の事を…
事故で子供の頃の私が思い悩んだことを…
子供を重体にさせたようなプロドライバーである父に…
このようなドライバーの共通点は危険予測の考えがゼロに近い!
ほとんど考えず自己流を貫く!
そしてその走りを正しいと廻りに押し付けるのも特徴
はっきり言って運転のベテラン全てが多少なりとも陥ってると思います。高齢者講習では個々に必ず問題を抱えています。頑固、優柔不断、話を聞かない、等
長い人生で人間が形成されているから致し方ないこと…
そして
2,3時間の高齢者講習では矯正は無理!
※高齢者の対策に関しては必見の現状報告と対策あり!次の機会に…
このような自己流ドライバーが大半を占めています。我が父、義母は氷山の一角です。
速度は魔物です
私にも速度を出してワインディングを走るのは魅力的で大好きです。皆さんもストレス解消等でクルマを走らせる事はあるでしょう。渋滞をノロノロは魅力的じゃなくストレスを増幅します。
だから、スピードへの人間としての欲求は理解します。
高速教習で行く前は超ビビっていた教習生が後半は平気で100キロをオーバーして笑顔で走っている場面をみると人間の順応性の高さと怖さが交錯したりします。
速度オーバーは事故の最大の温床であることほまちがいなく、取締り強化は事故抑止策として違反者に訴えかける方法としては手っ取り早のです。
汚いやり方、場所で取締りしているとの意見も耳にしますが、いつもほぼ守っている方には一生かかわり合いのないのが道路交通法なのです
速度制御は自動運転がなされたら人間制御を圧倒的に凌駕するだろう。ただし、速度制御したから事故が劇的に減るかと言えばAI等の他者の動きの予測能力の飛躍的向上、情報処理速度の向上等が実現できなければ速度制御だけでは自動運転、事故減少は望めないだろう
教習所ではこうも教えている…
遅いとダメなんですか?という教習生はかなり多い!
「路上教習では煽られるよ!」
「そっか!」
なんて会話に花が咲きます😅
必ず毎日数回は言うセリフなんです!
「はい!もっと元気に走ろう!」
なんてね😀
逆に速度を出しすぎて注意する回数の方が圧倒的に少ないです。これは、路上教習と所内教習の比率にもよりますが怖がって速度を出さない生徒さんが圧倒的です。
よく冷静になって教習車を見て下さい!
まだ未熟だから失敗もします!
だから、仮免練習中の標識を前後の定められた位置に付けて練習に励んでいるのです。
皆さんには暖かい目で見守ってほしいのです!
免許を取得していた頃を是非思い出して下さい!いつも指示してくれるのは最初の方!後半はできるか自主性を見ているので失敗だって当たり前!
こんな風に怒鳴られたこともあります!
「指導員がいて何を教えてんだ!」
「教習効果を見る時だってある!」
なんていちいち説明してられないでしゃ?
ご迷惑お掛けしておりますが😅
なんて切り抜けるが、本当は
「初心者保護の観点で罰せられるのはお前の方だ!」
そう言い返したいのです!
ほとんどの生徒さんは全力で一生懸命運転しているのです。
あなたはそうやって違反を知らない間に繰り返してるじゃないですか!
そう言いたい😤
※教習車、初心者、高齢者マークのクルマへの威嚇クラクション、幅寄せなどは弱者保護の違反となるのですよ👍️
結論
上手なドライバーはその場にあったメリハリある走行をし、同乗者、周囲から見ている人が安心していられる速度コントロールをしているのだ…