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コンプレックスだらけの私でもキャリアを築いてこられた理由 #Repro_Members

こんにちは!Repro人事の市川です。
今日はCEO Office所属の平川 裕美子(Yumiko Hirakawa)さんのキャリアデザインなどについて伺いました!

■ プロフィール紹介

市:まずは、簡単に自己紹介をお願いします!

平:はい!CEO Office(社長室)で広報PRと役員のアシスタントを兼任していまして、文化醸成を目的とした活動を行うカルチャーチームの運営にも携わっています。
CEO Officeでは上長が代表の平田さん、メンバーは私一人という体制です。
Reproには黎明期の2016年7月に入社しており、事務総務やカスタマーサクセス部門の前身であるチームの立ち上げに携わったり、マーケティングチームではコンテンツマーケや展示会運営などをしつつ、広報PRを立ち上げ、今に至ります。

■ Reproに入社してから広報PR担当になるまで

市:Reproの初期から現在までを見てきていらっしゃるんですね…!次の質問ですが、生い立ちや学生生活、Reproに入社するまでについて教えてください

平:物心がついた頃から「自立したい」「早く家を出たい」と思っていたので、高校卒業後は就職をしました。
早く自分で自分のお金を稼ぎ、食べたいものを食べ、時間も思いのまま、嫌なことや辛いことはしない!そんなワガママ放題が許される人生を送りたかったんです。今思うと本当に浅はかですね。

自立でき、ある程度好きなこともでき、結婚もでき、まわりが働き盛りの20代の約6年間、専業主婦をさせてもらっていました。
でも離婚することになってしまいまして(笑)
職もない、資格もない、貯金もない、自分はなにもない空っぽな人間なんだとその時に気づかされました。

人づてで不動産会社の営業職を紹介してもらい、どうにか職にありつき、数年間はほとんど休みなく働いていました。
どっぷりとその業界に浸かっていた頃、知人から食事に誘われ行ってみると、そこに平田さんがいました。挨拶もそこそこに、平田さんから「この先の人生のこと考えたことある?変わらないと人生詰むよ」と言われたんです。
初対面の人に人生詰むぞと言われて驚いたんですが、応戦し数時間口論を繰り広げ、1年後の2016年にReproに入社することになりました(笑)

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(写真)2018年のCEO平田さんとCSO越後さんのお誕生日会にて🎂

市:なぜその展開からReproにジョインしようと決めたのですか?!

平:体力的に不動産のイケイケ営業はもうきつい、ただ日々を消化しているだけの負のスパイラルに入っていました。
"何もない空っぽな人間"にまたいつなってしまうのかわからないんだととても不安になったんです。

「何もやり切ったことないだろ?何かをやり切って、人に頼らずとも一人で食べていける人になった方がいい」という平田さんの言葉がずっと引っかかっていました。

当時の私を憂いて平田さんと引き合わせてくれた知人、なぜか世話をしてやると切り出してくれた平田さんの胸を借りてReproでお世話になることにしたんです。

市:Repro入社後の印象やPR担当になるまでについても教えて下さい。

シーーンとしたオフィスに、方々からキーボードをタイプする音がひたすら響いていたんです。初めてReproのオフィスに入ったときの光景と、人生を懸けた闘いをしている人たちの姿勢と眼差しがとても輝いて見えたんです。
私も変われるかもしれない、そう思えました。

ですが、黎明期のReproはまさにプロ集団。
見渡す限り優秀な人ばかりで、経験のない私がそうそう活躍なんてできるわけもなく、もはやお荷物だったと思います。
当然自信など持てるわけもなく、役に立たない人間はいなくなったほうがいいはずだ、と自分を追い詰め、逃げることばかりを考える時期が何度もありました。

それでもずっと変わらなかったのは、Reproという会社が好きという気持ちでした。

2018年にPR担当者の新設を考えていると話があがったとき、きっとここでなら貢献できるはずだと手を挙げたところ、任せてもらえることになったんです。

■転機

市:新設のPR担当者として、意識したことやYumikoさん自身の転機はありましたか?

手探りながらも、月日や施策の回数を重ねるごとにノウハウが自分の中に溜まってきている感覚はありました。
一方で、やってるつもりだけど思うようにいかない、私の実力はこんなもんだ。とか、人と比べては一喜一憂することも少なくありませんでした。

そんな中、兼任で1年ほど私のマネージャーをしてくれていた方が組織編成のタイミングで異動することになりました。上長は平田さん、メンバーは私一人という現在の体制になったんです。
そうなると、当然ながらこれまでマネージャーに任せっぱなしにしていた予実管理も計画作りもなにもかもが自分に押し寄せてきます。
思いもよらないことに、明らかにこの出来事が意識や姿勢を変えるきっかけになりました。

目標や数字に真正面から向き合うことで、やらなければいけないことが見え、それらをすべて自分がやらねばいけないという緊張感がうまれました。
見える景色が今までとは変わり、周りを見渡してみると、負っている責任感と姿勢が全く違うことに気づきました。
そのステージが見え、担うべき一人になったのかもしれないと感じた時、私にも今までとは違う新しい責任感が芽生えたのだと思います。

意識が変わってから、いろんなことに意欲的になり副産物もたくさんありました。
社内の表彰プログラムで『Always Get Better賞』をいただいたり、アシスタントってなんだろう?を追求した結果、秘書検定の勉強をはじめてみて、1級に合格できたりと。
人と比べて一喜一憂することもなくなり、自分を卑下することもめっきり少なくなくなりました。
なんにもない空っぽな人間から少しずつ変われているような気がしています。

能動的な仕事ってこんなに楽しいものなのかと気づくことができて日々がとても充実していています。

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(写真)入社したての頃に参加した展示会ブース

■今後のキャリアプランやライフプラン

市:これからのキャリアやライフプランについて、計画などがあれば教えてください。

平:実は未だに将来何をしたいかは明確になっていないんです。
今の職種においても、ビジネスパーソンとしても私はまだまだ伸び代だらけです。仮にReproとは別の場所にいったとしても十分通用するようなレベルのビジネススキルをこの数年で磨くことかなと思います。
ちょっと現実離れした話になりますが、スパイ映画の主人公のようになりたいのですよね。あらゆる場面での判断力、瞬発力、忍耐力や体力…カッコイイと思うところだけを切り取って都合良く解釈していますけれど、理想はああいう人に近づくことです(笑)

突出したスキルもない、キャリアもない、コンプレックスだらけの人間でも諦めずにやり続けることで脱却するチャンスを手にしてキャリアを築いていけるという一例になれたらいいなと思います。

前進することを辞めないReproと共に、私も成長し続けていきます。

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(写真)メディア「日経doors」で2018年から続けている『Reproネイル』が取り上げられました✨


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