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プロフィール

こんにちは。
心理カウンセラーのかおりと申します。

今回は自己紹介を兼ねて、私がカウンセラーを目指すに至った経緯などをまとめてみました。思いの外長くなってしまいましたが、よければ今後カウンセリングを受けるの参考になれば幸いです。

◇◆カウンセラーを目指すまで◆◇
私は幼い頃から物語の世界で好きになるのは決まって、訳あって闇落ちした悪役や、影のある登場人物達ばかりでした。今にして思えば、物心ついた頃から自分の中にあった漠然とした寂しさや悲しみを、彼らに重ねていたんだと思います。それでもたくさんの温かい人達に恵まれ、それなりの人生を歩み、ありがたいことに手に職をつけ、献身的な夫と結婚し、2人の可愛い子供を授かりました。

理想的な幸せ。
けれど時が経つにつれてあの漠然とした孤独感/空虚感がじわじわと自分の中で膨れ上がり、どんなに頑張っても心に空いた穴が塞がる感覚は手に入らないままでした。

それもそのはず、自分で自分を見失っていたから。
手に入れた幸せを失うのが恐すぎるあまりに、自分を押し殺し、「良き妻」「良き母」を演じることに必死でした。
けれど、思えば昔からそうだった。いわゆる「いい子/優等生」に徹し、どうすれば自分の居場所が確保できるか、認められるか、期待に応えられるか、愛されるかを考え、『自分はどうしたい?』を置いてけぼりにしていました。
人から認められることでしか自分の存在価値を感じられず、『私のまま愛されていい』という感覚がないまま生きていました。

それは一見、私にとっては楽な生き方でした。「正解」に従っていれば誰かに強く非難されることもない無難な生き方。
けれど、心は正直なので、どんなに見ない振りをしようとしても、満たされなかった胸の内の歪は少しずつ大きな不満となり、抑えきれなくなりました。

波風を立てないように自分を偽る一方、我慢することに耐えかねては自爆し、天邪鬼になって思ってもいない一言を夫にぶつけてしまう日々。その度に『こんな私はいつか愛想を尽かされる』と見捨てられることに怯え、恐れ、見捨てられないようにと「良き妻」を演じてはまた自分を抑え込む悪循環。
私の結婚生活は、『いつか愛想を尽かされる』という思いに支配されていました。だからどんなに夫が愛をもって接してくれても、私が自ら愛されていない証拠探しばかりしていました。その結果、私を愛することに疲れた夫は、私が恐れた通りに私への愛想を尽かし、他の女性に癒しを求め、4年の結婚生活が終わりを迎えました。

離婚後まもなく、私に新たな出逢いが訪れます。シングルマザーの私を労い、女性としての自信を取り戻すきっかけをくれた男性。私はすぐに恋に落ちました。
しかし、彼はいわゆる難攻不落の「野良猫男子」。彼に救われた一方で、彼の言動に一喜一憂し、翻弄され、曖昧な関係に『やっぱり私は愛されない』という観念を強めました。

そんな中で辿り着いたのが根本師匠のブログでした。寝る間も惜しんでブログを遡り、書籍を読み漁り、お弟子さんのカウンセリングをたくさん受け、元夫とどころか両親との間からずっと繰り返しているパターンに気付かされました。『ありのままの私では愛されない』という思い込みが先行しているから、それを証明するかのような現実が目の前に起きていた。
そこから、親密感の恐れ、罪悪感、無価値感などを癒し、それなりの時間を要しましたが、自分を縛り付けている思い込みから少しずつ解放されました。

そして現在、「正解」にこだわらず、自分が選んだ道が最善に繋がると思えるようになり、恋愛指南書に頼らずとも私は私のままで愛されていいと思いえるようになり、自分が自分の最大の味方になるが出来、彼に振り回されることなく恋愛を楽しめるようになってきました。

***
結婚した時、『もうこれで恋愛をしなくていい』とホッとしたのを覚えています。
恋は楽しいけど、苦しい。恋するとなんてことなかった日常が色彩豊かで鮮やかになる一方、感情の振れ幅が大きくなって時に疲弊し、そんな自分を気持ち悪いと思って遠ざけたくもなる。好きなのに素直になれなくて、思ってもみない態度で相手を傷つけてしまう自分にも嫌気がさすこともありました。
それなのに離婚後に、野良猫男子に恋をして、こんなに辛い気持ちになるわかっていたはずなのにどうして近づいてしまったんだろうと自分を責め、ましてや守るべき子供達もいるのに、彼に心囚われて無駄な時間を消費している自分に自己嫌悪することもありました。
結局のところ結婚してからも元夫と親密になることが出来なかった私には、誰かと愛し愛される資格はないのだと思いました。

けれどこれほどまでに強く惹かれる人達と出逢い、彼らがいなければ自分がこれほどまで自分と向き合い成長することはなかったと思うと、元夫や野良猫の彼との出逢いそのものに感謝できるようにもなりました。離婚は辛い出来事でしたが、今は自分には必要な過程だったと振り返ることができ、全ては最善の方向に進んでいると感じられるようになりました。現在も、野良猫の彼に片想いしているままですが、結婚して夫が居たころよりも、もっと自由で私らしく幸せに過ごせています。

◇◆カウンセリングへの想い◆◇
私の経験が、恋愛やパートナーシップで悩む方々の勇気に繋がればと思い、カウンセラーを目指すようになりました。
カウンセリングでは、ありのままの自分で堂々と楽しく相手と絆を深めていくお手伝いが出来たらと思います。

誰もがありのままで「完全」な存在です。
それがいつしか生きていくうちに痛みを知り、そのままの自分では受け入れられないという思い込みをどこかで身に付け、自分を抑えたり、足りないものを何かで補おうと必要以上のものを背負ったりしてしまう。
けれどそこに至る物語の裏にはいつも愛があり、あなたの価値・魅力・才能が隠されています。それを一緒に探していけたらと思います。

あなたがありのままで、あなたらしく魅力を美しく発揮していれば、自ずと幸せがやってくる。そんな世界を信じています。

◆おまけ。好き・趣味など
・洋画鑑賞
 お気に入り3選『インセプション』『君に読む物語』『メッセージ』
・ゲーム
 お気に入り3選『大神』『FF9』『キングダムハーツシリーズ』
・キャンプ 焚き火は格別
・キャンドル
・手芸/裁縫、DIY

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