対★6モロバレル用ビビヨンの使い方
はじめに
テラレイドにおいてスイートベールアマージョにヘドロばくだんによるタイプメタを持ち、特に難易度の高い星6モロバレルへのピンポント対策サポーターとしてのビビヨンの紹介です。
モロバレルはキノコのほうしの使用頻度が他の眠り技ポケモン程高くないためアマージョが最適解ではないという声の元このポケモンを考案しました。
こちらはポケ轍に投稿した育成論のnote版となります。
あと若干筆者の怨嗟の声が聞こえますがご容赦ください。
ビビヨンにはしんぴのまもりでキノコのほうしによる眠りを封じ、むしのていこうとひかりのかべで特殊ダメージを抑制、さらに特性フレンドガードでイカサマのダメージを軽減する+かふんだんごで回復を行うという4つの役割があります。
他に同じようなことが出来るポケモンとしてベラカスが居ますがビビヨンでも耐久が足りたのと特性のフレンドガードとかふんだんごの2つががイカサマ対策で優秀なのでこちらを採用しました。ほんとうはクリアスモッグでつるぎのまいをするだけやってイカサマのケアすらできない命知らずのバフを無にしてやりたいのは内緒です。
エレキフィールドやミストフィールドでもキノコのほうしの対策が可能ですがモロバレルの場合はグラスフィールドに書き換えされる度に貼り直しが必要なのと空中にいるポケモンは守れないので今回は見送る事にします。
構成
努力値 HP252、特防252、防御4 性格おだやか
イカサマ対策で有名ですが個体値は攻撃が低いほどいいので王冠は絶対に攻撃には使わないでください。
特性 フレンドガード
イカサマ対策のメインエンジンとなる特性です。
レイドではビビヨン系統は入手不可なため特性パッチが必須になる点は注意が必要です。
持ち物
オボンのみ
自由ですがたべのこしが必要なほどのダメージも受けないのでオボンで十分です。
技
しんぴのまもり←キノコのほうし封じ
むしのていこう←特殊ダメージ抑制
ひかりのかべ←特殊ダメージ抑制
かふんだんご← 味方の回復
立ち回り
1.初手にしんぴのまもり
2.はらだいこ持ち、剣舞持ちが居ればイカサマの被ダメを抑えるためにがっちり防御、居なければむしのていこう2回
便乗していけいけをされた場合、もう一度だけがっちりに切り替えるのを試みてください。
がっちりの有無で剣舞もはらだいこ持ちも長期戦に耐えて勝てるかどうか確率が変わってきます。
3.むしのていこうを2回
デバフはランク毎に分母を参照して変動するため(2/3→2/4→2/5と変動)3回以上は効果値が小さくなるので打ち続けるメリットが薄いです。
4.ひかりのかべ
もしがっちりの打ち直しが起きた場合はひかりのかべの段階で6Tとなるため先ににしんぴのまもりを貼り直します。
5.その後はかふんだんごで味方の回復を行う
体力黄色の段階の味方が既に居たら上の動きに割り込ませて早めに回復を行う事
この間にしんぴのまもりのターンはこまめに確認してください。
6.体力半分を通過しデバフ解除後
むしのていこう2回
ひかりのかべ
しんぴのまもり
味方の体力が減ったらかふんだんご
その後は終わりまで3つの技ローテーションさせます。
強化解除が来たらがっちりをはり直してたください。
注意事項
動きがカツカツなため回復は基本的にいやしのエールの回復は味方に任せてかふんだんごで回復支援します
ダメージ計算(一応)
被ダメが大きいモロバレルがひかえめだった場合の計算となります。
ビビヨンHP364
エナジーボール 20〜24 乱数16
ヘドロばくだん 82〜97 乱数4
ヘドロていこう2回 42〜49 乱数8
ヘドロていこう2回+がっちり 21〜24 乱数16
イカサマ A0 B31 努力値B4 45〜53 乱数7
先手を必ず取れるためしんぴのまもりを使う最初のターン、強化解除時かつひかりのかべ消失時か急所時にしかヘドロばくだんの本来のダメージは受けません。
またひかりのかべは集団を守る場合効果量が落ちるため今回は計算が正しくできないということで含めない事にしました。
フレンドガード時のテツノカイナA6↑
努力値はD想定なのでH4 B0 HP450
イカサマ 127〜149
がっちり+ 85〜100
カイナもモロバレルには先手を取れるためドレパンで回復が間に合います。
フレンドガード時のマリルリマリルリA6↑
H252想定 HP404
本来はタイプ相性からモロバレルには相性が悪く安易に出すものではありませんがテラスタイプによっては喜んで出す人がいるため計算しました。
エナジーボール、ヘドロばくだん 136〜162
がっちり+ていこう2回 68〜81
イカサマ 103〜121
がっちり+ 68〜81
初手にキノコのほうしを弾けばダメージは0になるので上手く行けばダメージ抑制が間に合う場合もあります。
さいごに
ビビヨンは実際に使用するとしんぴのまもりの残りターンとHP管理で戦況を常に確認する必要があり、かなり高度な操作を要求されるポケモンであるため適切な運用が難しい上級者向けの構成となっております。
このポケモンの利点として味方がドレパンを持つテツノカイナやコライドンの場合であればイカサマを打たれても簡単に守りきる事が可能です。マリルリの場合はAIの機嫌次第では初手エナジーボールやヘドロばくだんをされる場合もあり、キノコのほうしをしんぴのまもりで弾いてターンを浪費させる事が出来るかで状況が変わります。
特殊ダメージはかなり抑制できますがイカサマの方はフレガ+がっちりで固めても完全に味方次第でダメージが大きく変わってしまうため対策自体は考えうる最適解でありますが守りとしては完全とは言いきれません。特にドラゴンタイプのような剣の舞だけを持つようなポケモンは何度も積まれるとどれだけダメージ抑制してもかふんだんごでも恐らく回復が追いつかないレベルになります。(セグレイブでつるまい2回やったらがっちりフレガで毎ターン200ダメとかどーしろと)
味方の強引な応援の上書き、急所などによる事故や育成不足、低耐久や低耐久かつ剣舞持ち、効果抜群を取られてしまうポケモンは必ずキャリーして守りきれるという保証はできませんのでご了承ください。
星6モロバレルの対処に困っている方がいればこの記事を参考にしていただけると幸いです。ご精読ありがとうございました。
参考サイト
ビビヨン育成論 : 【テラレイド】対モロバレル用フレガビビヨン|ポケモン育成論SV|ポケモン徹底攻略 (yakkun.com)
ビビヨン|ポケモンずかん (pokemon.co.jp)
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