主食はテラピースの人が書く★6、★7レイドに勝つための心得 その3 ★6レイドは敵を知らずして安定した勝利は無い
はじめに
地面テラスは噛めば噛むほど味がする。
ちなみにステラピースはファミレスのアレでクソまずいぞ
という事で★6、★7レイドに勝つためのコツ第3弾、敵を知らずして安定した勝利は無いという項目について書いていきます。
★6、7レイドにまだ勝てない人がやりがちな立ち回りと原因のまとめ
敗因の種類も大きく分けて3つの種類に分類することができます。
テラレイド中にしっかり生存できていない
時間内にHPを0にできない
意図せず味方を妨害している、マストな対策を怠っている。
これらの原因に当てはまっている場合はおそらく★6レイドや高難易度のレイドには安定して勝てていないかと思います。
今回は原因3について解説していきます。
原因3 意図せず味方を妨害している、マストな対策を怠っている。
テラレイドをやっているとあくびやでんじはなどの妨害、ビルドアップやつるぎのまいで自身を強化してきたりするタイプのレイドに遭遇したりします。
これ等のレイドはあらかじめ決められた通りに動くようにプログラムされているのですが実はこの行動について載せられているサイトは今のところハイパーwiki以外に確認されていません。
テラレイドにはあくびやでんじは等の著しい遅延をもたらす状態異常を何度でも使ってきたり、アンコールやちょうはつなどで行動を封じてきたりする危険なタイプのものが存在しそれらはマストカウンターとして対策を怠ると勝利するのは困難を極めており、★5までは妨害されようがゴリ押しでどうにかなるレベルですが★6レイドにはそれに耐久力もついてくるため相手を対策して安定した戦いが求められるようになってきます。
最強レイドといわれる★7レイドも同様で100レべの暴力と多少の妨害も絡めてくる極めて厄介なレイドであり、フル育成かつ相手を徹底的に対策したポケモンでなければ勝利が困難であるために毎回最強レイドに対する対策ポケモンというものが生まれるのです。
そしてテラレイドに対する対策というを考えて広めていくと必ず現れるのが対策技の使い方を誤って逆に味方を不利にしてしまう、意図せずに味方を妨害してしまうプレイングです。
対策技と言われる技には使い方次第で大きなデメリットを発生させてしまうものもあり考えなしに使うと★6レイドに勝つのがとんでもなく難しくなるとんでもない妨害行為といえるレベルのものまで存在します。
それでは細かく見ていきましょう
マストカウンターという概念(知識は最強の武器)
マストカウンター1 ねむり
通常技に眠り技を持ち、特に通常技で回数制限が無いものとして
パルデア★6 カバルドン、キノガッサ、コータス、シャワーズ(テラバ)、ドオー、ニンフィア(テラバ)、ハピナス、ヘイラッシャ、モロバレル、リククラゲ
パルデア★5 カバルドン チルタリス ハピナス ハルクジラ※ モロバレル
キタカミ★6 カビゴン、ヌオー
キタカミ★5 キュウコン
ブルーベリー★6 ヤドキング(ガラル)、ラプラス
ブルーベリー★5 キングドラ
が該当します。
眠ってしまうと当然ですが数ターン行動不能となり、倒されずとも大幅な時間ロスを発生させてTODを狙ってくるタイプです。
一応いやしのエールで回復させることはできますが味方がいちいち使わなければならず、相手に使用回数の制限がない関係上で無策で挑むとタイムロスは避けられず、応援回数がなくなれば眠り技連打でハメられて永眠させられてしまいます。
ねむりの対策
技
ミストフィールド、神秘の守り、エレキフィールド
特性
ふみん、おうごんのからだ、スイートベール
最も強力な眠り対策はスイートベールで特性が消される状態を特性ガードで防げば味方は決して眠らなくなります。
そしてスイートベールとおうごんのからだを使用した場合のみ相手は眠らないなら眠り技を避けるというAIの学習を阻害して眠り技を連打させてハメる事が可能です。
逆にスイートベール持ちがいる状態で挑発やフィールドで眠りそのものを防いでしまうとそちらが優先されてハメが解除されるためスイートベールと別の対策は両立しません。
※5ハルクジラはなかまづくりをもっており、スイートベールベールでは対策するにはアブリボンでスキルスワップをするかマホイップであらかじめハルクジラをスイートベールに書き換える必要があります。
スイートベール所有ポケモン
アマージョ、アブリボン、マホイップ
共通して毒に弱い点に注意
最も使いやすいのはアマージョでトロピカルキック、アロマミスト、日本晴れ、両壁を所持しているため上記の中でも毒タイプ、テラバーストの弱点タイプ以外ならなんでも相手にできます。
マストカウンター2 まひ やけど こんらん
まひ
パルデア★6 コータス サンダース サーナイト ジバコイル タイカイデン デカヌチャン ドドゲザン ドラパルト パーモット バチンウニ
パルデア★5 ゴチルゼル シビルドン ジバコイル ストリンダー ドラパルト パーモット フワライド ライチュウ レントラー ロトム
キタカミ★6 エテボース モルペコ ヤバソチャ
キタカミ★5 カビゴン クワガノン ヤバソチャ
ブルーベリー★6 エレキブル ゴローニャ(アローラ)ポリゴン2 ポリゴンz
ブルーベリー★5 エビワラー エレキブル ポリゴン2 ポリゴンz
やけど
パルデア★6 ウルガモス エルレイド ガブリアス ケンタロス ゲンガー コータス ソウブレイズ ドラパルト ファイアロー ブースター ボーマンダ
パルデア★5 ウィンディ ウルガモス ソウブレイズ ファイアロー ヘルガー ポットデス ミミッキュ ヤミラミ
キタカミ★6 エテボース オーロット キュウコン シャンデラ ヤバソチャ ヨノワール
キタカミ★5 オーロット キュウコン シャンデラ ヤバソチャ ヨノワール
ブルーベリー★6 ブーバーン ベトベトン(アローラ) ポリゴン2 ポリゴンz
ブルーベリー★5 エレキブル サワムラー フライゴン ブーバーン ポリゴン2 ポリゴンz
こんらん
パルデア★6 ウルガモス タイカイデン タギングル ドヒドイデ ブロスター ペリッパー
パルデア★5 ウルガモス カイリュー ギャラドス ケッキング ゲンガー パルシェン パーモット ブロスター マフィティフ ムウマージ ヤドラン ヤドキング
キタカミ★5 シャンデラ
ブルーベリー★6 エルフーン キングドラ ゴルーグ ランクルス
まひ、やけど、こんらんの対策
全般
ミストフィールド、神秘の守り
おうごんのからだ、おんみつマント、りんぷん
まひ
でんきタイプ
やけど
ほのおタイプ、もらいび、すいほう
こんらん
マイペース
これらは眠り程強力ではないものの運が悪ければこれらが原因で負けてしまうこともあるため放置できないものです。
やけどは特殊なら影響はないですが物理火力を半減させてしまうため例えカイナでもダメージを大きく減らされてしまいます。そのため味方のメンツ次第では気を配る必要があります。
マストカウンター3 メロメロ ちょうはつ いちゃもん アンコール
単発は脅威度が低いので除外している。
メロメロ
パルデア★6 ミロカロス
パルデア★5 ミロカロス
ちょうはつ
パルデア★6 サザンドラ ブロロローム ルガルガン
パルデア★5 アーマーガア ゾロアーク ブロロローム ヘルガー マニューラ ムウマージ
キタカミ★5 コジョンド
ブルーベリー★5 カラマネロ
いちゃもん
パルデア★5 オトシドリ ドドゲザン
キタカミ★6 モルペコ
アンコール
キタカミ★6 ニョロトノ ピクシー
キタカミ★5 ニョロトノ
ブルーベリー★6 マホイップ
ブルーベリー★5 マホイップ
かなしばり
パルデア★5 サーナイト
遅延系状態変化の対策
ねむりの次に強力な遅延効果で対策が少ない事がこれらの技を持つテラレイドの難易度を跳ね上げていると言っていいです。
もちろんこれらを封じたうえでさらに物理特殊などの対策も別に行う必要があるためアロマベールを単純に投げるだけでは一筋縄ではいきません。
対策は現状メンタルハーブとアロマベールの2つのみ
アロマベールはパフュートン、バウッツェル、マホイップの3種が保持しています。
呪われボディもかなしばりのカテゴリに含まれておりアロマベールの防護対象に含まれているのでドラパルトはアロマベールで対策可能です。
(ゲンガーはバウッツェルとマホイップにはめっぽう強いのとパフュートンでは対処できないため対策が難しい)
マストカウンター4 ♾️(無限)バフ
パルデア★6 カイリュー(攻撃、素早さ) サーナイト(特攻、特防)
パルデア★5 ダイオウドウ(攻撃、防御)
キタカミ★5 ゴローニャ(防御)ダイノーズ(防御+ボディプレ)
ブルーベリー★5 ゴルーグ(防御)メタグロス(素早さ)
イベント ミュウツー(特攻、特防)、ルカリオ(攻撃)、テツノイサハ(攻撃)
無限バフの対策
テラレイドでは相手はこちらの行動1回につき1回行動ができるため実質的に4回行動するようになっています。」
そのため通常技にバフ技があると1ターンに4回積むことが可能になっており本来ではありえないスピードで自己強化を施してくるため無対策ではほぼ勝てません。
イベントレイドのテツノイサハが歴代でも屈指の難しさを誇るのはこの無限バフという仕様が原因です。
主に
アーマーガア、カイリュー、ダイオウドウ、ダイノーズ、(テツノイサハ)の物理型
サーナイトの特殊型
に分かれており、
物理型にはちょうはつ+かえんだま投げつける+クリアスモッグ(グレンアルマ)が非常によく刺さります。
ちょうはつ→リフレクター→相手が弱体解除を使い切ったら投げつける→クリアスモッグ連打と行動するだけ
特殊型の場合はちょうはつ+デバフで対処します。
両方を同時に対策する場合はカラマネロであまのじゃくをスキルスワップで押し付ける事で効果を反転させて積み技を無効化することができるが味方の中にデバフ技を使用する人がいると逆に相手が強化されるデメリットがあるためやや使いづらい部分があります。
またクリアスモッグを連発して問題ないのはこの無限バフの相手のみであり普段は相手にむやみに連射するのはご法度であるため気を付けましょう。
マストカウンター5 放置すると危険なタイプのデバフ
こうげき
パルデア★6 イッカネズミ エーフィ オトシドリ グレイシア バウッツェル ムクホーク リーフィア
パルデア★5 イルカマン イーブイ オリーヴァ ヘイラッシャ ライチュウ
ブルーベリー★6 ヤドラン(ガラル)
ブルーベリー★5 ジュラルドン
ぼうぎょ
パルデア★6 エーフィ バンギラス ヘラクロス
パルデア★5 アップリュー イーブイ コノヨザル バンギラス ヘイラッシャ ヨクバリス
キタカミ★5 エテボース
とくこう
5オーロンゲ ムウマージ
とくぼう
5タルップル ウツボット ジュラルドン
すばやさ
6キノガッサ(上からキノコのほうしを狙ってくる)、タイカイデン、ブロロローム、イダイトウ、マンムー、ジャラランガ ランクルス
5サザンドラ ユキメノコ ローブシン
デバフ技の対策
とくぼうを下げてくる場合は大抵が追加効果によるもので変化技によって下げられることはほとんどありません。
あまえる、フェザーダンス、にらみつける、くすぐるが該当し放置するとダメージが上がったり火力が大幅に削がれたりとかなり危険です。
すばやさに該当するこわいかお持ちの場合はポットデスで先制できればトリックルーム→スキスワくだけるよろい押し付けを行うことでAIを狂わせてこわいかおを連発させるハメが成立します。
ジャラランガはコレで簡単に倒すことが可能です。
すばやさ以外の対策はしろいきり、ミラーアーマー、クリアチャーム、ちょうはつ、おうごんのからだ、おんみつマントなどがありますがママンボウ、ミュウツー、キュウコン(アローラ)がしろいきりを使えるため野良の場合はサポーターできっちり防いでしまうのが手っ取り早いです。
また大抵はソロの話にはなるがクリアチャームでデバフ変化技をはじくパターンは相手が認識できないため相手に意味のないデバフ技を連発させるハメも存在します。
マストカウンター6 火力アップ系など危険な特性を所持している
テラレイドにおいて危険度の高い特性
(★5は特性ランダム、★6はエルレイド、ドオー、バウッツェル、サーナイト、セグレイブ、単一特性、天候操作系、以外は基本的に夢固定である)
太字は極めて危険な特性です
あまのじゃく 5カラマネロ バフ、デバフが反転
いかりのつぼ 5ケンタロス 5ワルビアル 急所で攻撃最大
かわりもの メタモン ホストに変身 かがくへんかガス1レべドガースで止める手もある。
かちき 6タイカイデン 5ゴチルゼル、5ミロカロス デバフで特攻2↑
きんしのちから 6リククラゲ アロマベール ふみんを貫通する。
クリアボディ 5キョジオーン、5ドラパルト デバフ無効
こんがりボディ バウッツェル ほのおを受けるとぼうぎょ2↑ 物理で突破不可能になる事も
じしんかじょう ボーマンダ 6ヘラクロス ギャラドス 5ワルビアル 敵を倒すと攻撃↑ 極めて危険な特性
すりぬけ シャンデラ 5ドラパルト 壁技、神秘を貫通する。
せいでんき 5ライチュウ 接触でまひ
ちくでん 5パーモット 電気で回復
てんねん 6ドオーランダム ピクシー ヌオー 5ヘイラッシャ こちらのバフを無視
トレース ランダム サーナイト こちらの特性のどれかをコピーする
ねつこうかん 5ランダムセグレイブ ほのおを受けるとこうげき↑ 地味だが危険
のろわれボディ ゲンガー ドラパルト 攻撃するとかなしばり状態になり技が封じられる
ひらいしん 5ライチュウ 電気技を無効化+特攻↑
ふゆう サザンドラ 5シビルドン ムウマージ クワガノン 地面完全無効
プレッシャー 6ドドゲザン 5ヨノワール pp消費2倍で枯渇しやすくある
ぼうおん 5ジャラランガ ユキノオー 音技(いやなおと、きんぞくおん等)の無効化
ほうし 5モロバレル キノガッサ 直接攻撃で3割でどくまひねむりのいずれかにされる。
ぼうだん 5ジャラランガ 玉系の技を無力化
ほのおのからだ 5ファイアロー 直接攻撃で3割でやけどにする
まけんき 6コノヨザル 5ウォーグル タイレーツ ドドゲザン ナゲツケサル デバフをうけると攻撃2↑で極めて危険な特性
マジックミラー 6エーフィ 5ブリムオン 変化技反射をしてくるため挑発、いやなおとなどが軒並み効かない
ミラーアーマー アーマーガア デバフを跳ね返す ひやみずなどが効かない
マストカウンター7 その他の危険な要素を持っている相手
カウンター
★5シャリタツ、ワルビアルが所持
物理技のダメージをまるごと反射してくるため実質的に物理技が禁止という制約が課せられているレイドになっています。
ワルビアルはじしんかじょうも持つためカウンターを許すと攻撃力が上がるループに入るため★5レイドでも対処を間違えると大惨事を招きます。
ある意味ワンパンが最も有効でそれ以外は特殊技かゴーストタイプを使う以外に防ぐ手段は存在しないため基本的にサポーターでは干渉できません。
イカサマ
6ブラッキー、モロバレル、カラマネロ
5オーロンゲ、ヤミラミ、バルジーナ、カラマネロ
性質的にはカウンターに近いものとなっています。
あいてのこうげきを利用してダメージを与えるためはらだいこを使用していると大ダメージは避けられません。
(イカサマモロバレルに葬られたテツノカイナは数知れず。)
対策はフレンドガード、リフレクター、やけどの3種類があるがこれらはすべて重複するため1種類もしくは複数を組み合わせてはらだいこを使用するポケモンを守るとよいです。
ぶきみなじゅもん
ppを3減らすヤドキング(ガラル)の固有技
あくタイプなら防げるがそれ以外に防ぐ手段がなく、短期決戦で仕留めるしかありません。
こちらもサポーターで火力を上げて素早く倒す以外に干渉する手段がなく対処が難しいものになっています。
しおづけ
キョジオーンの固有技、普段は1/8たいしたことが無いですがみずタイプ、はがねタイプは別です。
1度使われると倒れるまで永続かつ解除手段がなく、毎ターン1/4のスリップダメージをくらうため凶悪な技に変貌します。
テラレイドではおんみつマントを基本的に持たせろというのはある意味コイツが原因です。
のろい
6クレベース、ヘイラッシャ、ブースター、ブラッキー、カビゴン
5ダイオウドウ
ゴーストテラスの場合はのろいは本来の効果に変化しデメリット無しで毎ターン1/4のスリップダメージを与えてくる技に変化します。
ほとんどが特殊行動であるため呪われる味方は複数には及ばないのが救いかと思われましたがダイオウドウはゴーストテラスだと無限に鈍いではなく呪いをばらまくためさらに手が付けられなくなります。
つるぎのまい
ガブリアス、ファイアロー、ミミッキュ、ドドゲザン、サンドパン(アローラ)5エアームド が持っている
大抵は単発であるが攻撃力が大幅に上がる+タイミング的にちょうはつで防げないためひやみずでしか干渉できず、めあらかじめコレを考慮して行動しないと危険です。
くろいきり、クリアスモッグ
くろいきりは56ニョロボン、5ドンカラス、
クリアスモッグは6コータス、5モロバレル
が使用してくる。
こちらのバフや相手のデバフが何度でも消去されてしまうという事であり継続的に何度もバフやデバフを行う必要があります。
対処法はバフやデバフを継続的に行うためにデコレーション、コーチングや遠吠え、アシッドボムに頼る事、もう一つはいけいけドンドン、きあいだめ、天候操作、憤怒の拳などランク操作に頼らないダメージアップ手段に頼る事です。
誤った使い方をすると勝敗に影響する注意するべき要素
例1 天候操作、フィールド操作の注意点
天候操作、フィールド操作は自分と相手に効力が及ぶため考えなしに変更すると逆に味方の行動の邪魔になる事があります。
晴れと雨の切り替えには味方のタイプも考慮した方が良いためコライドン、グラードン、カイオーガの仕様の際には味方への影響を予測することが求められます。
天候を考慮しないと事故は免れない事例として最強ゴリランダーの時が最も顕著でコライドンのひひいろのこどうでせいちょうの効果を2倍にしてしまいゴリランダーのこうげき、とくこうが4段階上昇して手が付けられなくなるといった場合もあり、むやみな天候操作の危険性はかなり身近なところに潜んでいます。
また、バンギラスはレイドでも屈指の使いづらいポケモンであり、特性すなおこしは野良では滅多に他の岩タイプが居ない関係上とくぼう1.5倍の恩恵はバンギラスにしか効果が無いばかりかほとんどの場合で味方にスリップダメージを与え続けて遅延とダメージを与えてしまいます。考えなしにバンギラスを使うと味方の反感を買ってしまうこともあるので気を付けよう。
フィールドについても空中にいる味方には効果が無かったり、ミライドンの火力に影響するためミストフィールドとエレキフィールドを天秤にかけなければならない場合もあります。ミストフィールドもしんぴのまもりと比較すれば扱いやすさという面で若干の欠点を抱えているためフィールドの仕様は覚えておきましょう。
またスイートベールは眠り技に対してハメができる特性であるためスイートベール持ちを確認したときにエレキフィールドやミストフィールド、しんぴのまもりで眠りを防いでしまうと相手の攻撃が激化する原因になるので使用は控えた方が良いです。
例2 テラレイドの状態異常の強さ
やけど>まひ>>>>>>>>こおり>ねむり>こんらん>どく
という順になっています。
ある意味やけどとまひ以外はわざわざ付与しに行くリターンが存在しないと考えてもらって構いません。
キノガッサで眠らせるのが強いと考えている人も一部居ますがバリアを張られればキノコの胞子は無力化されるため継続させて眠らせるハメは成立しないようになっているのであまり意味がありません。
また相手は4回行動する関係上解除判定も1ターンに4回行われており、こおり、ねむり、こんらんは割と瞬時に解除されてしまうことが殆どで長い間相手を拘束するのはかなりの博打になる点は覚えておきましょう。
どくなどのスリップダメージは相手の元のHP参照であり普通に火力を出す場合と比較すると微々たるダメージ量にしかならないためどくもあまり強いとは言えません。
例3 挑発に潜む罠
ちょうはつは強力ではありますが無暗やたらに使っていい物ではないです。アロマベールやスイートベール、こわいかお+トリックルーム+くだけるよろいは味方を守ると同時にハメを成立させることが可能でちょうはつを使われるとこれが崩されて相手の攻撃が激化してしまうことがあるからです。
ある意味知識があるか無いかの問題ではありますがここの記事を読んだのであればスイートベールやアロマベールなどのハメ技の存在とそれが崩れる条件については把握しておいてください。
例4 スキルスワップ、なかまづくりは万能ではない
スキルスワップ、なかまづくりは相手の特性を打ち消せるため上記の危険な特性の対処にはうってつけです。
しかしなかまづくりやスキルスワップの使い手にはチリーンのふゆうやマホイップのアロマベール、ミュウツーのプレッシャーなどを押し付けてしまうとじめんが効かなくなったり、ちょうはつが無効化されてしまったり、PPが枯渇しやすくなったりと特性を変えたことで新たなリスクが発生する場合もあります。
自身の特性を相手に与えた時のデメリットの把握が大事でデメリットが大きい時は別のポケモンを検討するなどの対策が必要です。
例5 くろいきり、クリアスモッグは毒にも薬にもなる危険な技
もっとも考えなしに連発してはいけない技、オンラインでは正しく使わないと立派な地雷行為になりかねないのがくろいきり、クリアスモッグです。
これ等の技は相手の能力変化(バフだけ)を打ち消すと勘違いしがちですが実際は能力変化(バフ、デバフすべて)を打ち消してしまうため実は使いどころを間違えると味方が付与したデバフごとかき消してしまい形勢が逆転するリスクが大きくなってしまいます。
(流石に野良で見かける剣舞も無念の剣も投げ捨ててアタッカーの役割を放棄してまでクリアスモッグ連打する理由があったら教えて欲しい。有識者視点からすると荒らし以外に考えられる理由が正直わからない謎行動。)
カイリューなどは無限にバフを行ってくるためにクリアスモッグを連発していいのであり、通常のレイドで相手のバフが消えたのにもかかわらずそのままクリアスモッグを連発するのはもってのほかでクリアスモッグが原因で敗北する確率が大幅に上がり、確実に周囲の反感を買う事になるのでやめましょう。
またくろいきりのリセット効果は最も強力で、場の全員の能力変化が消滅してしまうため連打しているだけでどんなに有利なレイドにも簡単に負けられるほどに強烈な効果を持っているため、連発するのは最高レベルの地雷行為に値する禁忌の技と言えます。
(テラレイドのニョロボンがヤケクソに強い理由がいわゆるくろいきり連打なのでその強烈さが理解いただけるかと)
例6 テラレイドではシールドの有無を問わずに使えない技、遊び技
テラレイドで無効化される技には
自爆技全般、アンコール、メロメロ、いちゃもん、ふういん、かなしばり(のろわれボディ)は例外、トリック、シェア系統、タイプ変更、タゲ操作系、ほろびのうたなどがあります。
使えると強力すぎる、ゲーム性を損なう技が含まれており、ふういんで全部封じようといった芸当は不可能となっています。
どれだけ使っても意味がないのでこれらを用いた戦略はとりあえず諦めたほうがよいです。
遊び技
はねる、ゆびをふる、イイネイヌのはたきおとす等、勝負に参加する気がないと見られる意味のない技を使い続けるのはオンラインのマルチプレイではマナー違反です。
とりあえずそう言う悪ふざけがしたかったらソロでやりましょう、ハナから戦う気がない人が居るとオンラインのテラレイドでは反感を買う事にしかならないので。
おわりに
ここまで★6レイドに勝つためのコツを書いてきましたがすべてに共通することはアタッカーが快適に攻められるように障害を取り除く事、アタッカーはダメージを与えつつ倒れないように体力管理を行い、テラスタルをするところまで漕ぎつけるであり、これらの最低限のコツが守られていれば★6レイドは案外簡単に勝つことができます。
つまり野良レイドではこの3つの原因から考えられる勝つためのコツが一切守られていない、もしくは自身がこのコツを知らないからこそ勝てないのでありテラレイドの仕様が知られていないこともテラレイドの難易度を上げる一因であると考えています。
この記事をもってある程度コツをつかんだと思う人はいろいろと試行錯誤をしてみてください。やはりテラレイドの★6は生半可な対策が通用するような難易度ではなく、かなり高度な戦略が要求されるゲーム性であるため剣盾におけるザシアンですべてが解決するというようなおいしい話は存在しないという事は覚えておいてください。
そしていくつもの戦いを経験して私と同じ主食がテラピースになる日が来ますように、ここに記しておきます。
次回