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野良レイドで勝つためのアタッカー育成〜生き残る事こそ勝利への近道〜

はじめに

野良レイドで勝つにはランダムマッチングで出会う仲間の強さが重要であると思われるがそれはあくまで身内とやるパーティプレイでの話。上手いトレーナーも初心者なトレーナーも関係なくマッチングする野良レイドではレイドボスをなるべく早く倒す事、残り時間の温存のためにできる限り倒されない事が勝利の近道となる。

そこでこの記事では

  • 残り時間を自分が浪費しないことで他のプレイヤーが倒れてもいいようにする。

  • 野良レイドでサポートだと他の人の火力が期待できない。

の2つの場合を想定して生き残りながら攻める事で時間切れ前に倒すのを想定した場合にアタッカーをどう育成するかという視点で考えている。
星6の野良レイドでも生存して勝つために研究したサバイバルアタッカーのノウハウをこの記事で紹介していきたい。

注意
この記事はあくまで初心者向けではなく、ある程度レイドに慣れている上級者向けの内容である。
紹介するポケモンは全てレベル100、努力値は用途に合わせて耐久力が最大になるように調整する必要があり、積み技や応援を使い相手により大きなダメージを与えるというレイドの基本戦術を知識として理解できている事が前提となる。

もし野良レイド用のアタッカーを作っても積んでいる間に倒されてしまう、もっと耐久力があればという悩みを持っている人は下に進み野良でのサバイバル術を覚えてもらいたい。

野良レイドのアタッカーで求めらる要素

ポケモンの火力 
レイドに制限時間が存在する以上火力は必須の要素、肝心のアタッカーが火力が出せなければ星5や星6レイドに勝つことすらままならない。
逆に単純な話として時間切れになる前に相手を倒せば勝ちは勝ちなのである。

2月14追記
野良レイドでは遅くても3t程でバリアに突入するため、剣の舞やわるだくみは積めば積むほどダメージがロスになる事が計算で判明した。下で紹介するアタッカーも剣の舞やわるだくみを持つものが多いが1回やったらメインウェポンで攻める、そしてなるべく早くタイプ一致でテラスタルする事を心がけて欲しい。

たまにマスカーニャがノーバフでトリックフラワー連打で攻める例が見られるがノーバフはつるぎのまい1回と比較すれば総合ダメージで大幅に劣る事も覚えてもらいたい。

もう一度言うが野良レイドではつるぎのまい、わるだくみは1回で良い

タイプ一致の恩恵が得られるテラスタイプ
レイド産は元から強く育成コストが低い代わりに基本的にテラスタイプがメインウェポンと一致していない。そのためテラスタイプ変更に貴重なテラピースを50個消費する関係上、レイド産は総合的なコスト面でオススメできない。
テラスピース以外のリソースを割いてでも元からタイプとテラスタイプが一致している野生産から育成して一致テラスタルの火力を生かせるようにした方が良い

ポケモンの耐久力
攻撃力の次に優先する要素、残り時間を温存する事、回復の手間を減らすことが積極的な攻撃へとつながるため勝利への近道となる。

適材適所、適切な運用
テツノカイナやソウブレイズといった一部例外を除けばレイドポケモンは使える場所が限られており、正しいタイプ相性の元で戦術を遂行できるよう適正に使わなければそのスペックをフルに発揮できない。
積まないでひたすら殴る、わざわざタイプ相性を無視する行為はレイドを失敗させる方向に向かっていると言っても過言では無い。

仲間を支援する技
リフレクター、ひかりのかべ、手助け等

追加効果が優秀な攻撃技
アシッドボム、ルミナコリジョン

有用な効果のある特性
ハドロンエンジン、ひひいろのこどう、おうごんのからだ、ちからもち、まけんき等

優秀な積み技を持つ
つるぎのまい、はらだいこ、わるだくみ

防御積み技を持つ
てっぺき、ドわすれ

優秀な妨害技を持つ
ちょうはつ

回復技を持つ
なまける、じこさいせい


野良レイドで火力以外に重要な要素としてポケモンの耐久力がある。

最初に言っておくと星5レイドでは相手のレベルは75、星6レイドではレベル90、星7レイドはレベル100であり、生半可な育成や能力値では返り討ちにされるほどの高難易度である。

初心者にありがちな事として

  • レベルが75や50など高難易度のレイドに使うには明らかにレベルが低すぎる

  • メインの攻撃技が効かずに火力が出ない、効果抜群技を受けるポケモンをわざわざ選出するなど攻撃や生存に必要なタイプ相性を無視する。

  • 高難易度レイドには向かない性能のラウドボーン以外の御三家、さいきょうのリザードンやエースバーンをアタッカーとして選出する。

それらのポケモンは自分や周囲の応援に回復や体力管理の手間を増やすだけでなく、それでも耐え切れずに倒されてしまうとデスペナルティによる時間減少が重なりレイドが失敗する原因なる。

そのためこの記事に行きついたトレーナー各位は野良レイドで明確な運用法や作戦無しに火力や耐久の低いポケモンやタイプ相性が不利なポケモンを使用するのは控えしっかりと適正のあるポケモンを使ってレイド攻略をしてくれる事を願いたい。


野良、ソロ環境で優秀なサバイバルアタッカー

この記事で注意してもらいたい点として各アタッカーに持たせるメインウエポンは可能な限りテラスタイプに合わせた一つのみに絞っており、テラスタイプが2つある場合はそれぞれ別の型としてカウントする。かなしばりやのろわれボディを持った相手にこれらのポケモンを使用するとウェポンが封印されて詰む可能性があるため使用を控えるかお好みでサブウェポンを搭載して回避するとよい。

持ち物にたべのこしが多いがこれは味方の火力がCPUより期待できる場合の多いマルチでアタッカーに推奨するアイテムである。
2月22日追記
たべのこしはどうしても演出が長い、なのでかいがらのすずで代用して回復が間に合うか検証してみたが隠密マントがいらない場面はほとんどの場合でかいがらのすずが最適解となることがわかったためかいがらのすずでリジェネが成り立つポケモンはたべのこし→かいがらのすずに変更することにした。

テツノカイナ

野良環境では最強の名を欲しいがままする パラドックスポケモン 、唯一タイプ相性を無視できる性能。

上のものはテツノカイナの個別記事となります。

格闘タイプの中でもとび抜けた攻撃と耐久性能を持つ最強のレイドアタッカー、その能力のおかげでソロもマルチも関係なく、一部のタイプ相性すらも無視して使用できるほどの高い汎用性を持つ。

初手がっちり防御が貰えるソロ環境であれば運用次第でテツノカイナ苦手としている一部の高火力特殊ポケモンや相性不利のポケモン、星6レイドの鬼門とされるカイリューやアーマーガアですら倒してしまうほどに強い。

その象徴とも言えるはらだいこはポケモンの技の中でも最強の積み技であり、ひとたびはらだいこドレパンが決まれば強化解除されるまでの間は永遠の悪魔もびっくりの永久機関が完成する。
今回は味方の体力が減ってないために回復支援が期待できず、はらだいこを使うと耐久不足に陥る場合も想定した安定運用できる事を焦点に独自の型の紹介をしていく。

推奨テラスタイプ 格闘
もちもの たべのこし、おんみつマント、ピントレンズ
(かみなりパンチ型はかいがらのすずに切り替える)
性格 わんぱく、しんちょう
特性 クォークチャージ
努力値 HP4〜100 攻撃252〜152 防御or特防252
汎用性重視でHPに振るとかえって総合的な耐久力が低くなるためH振りは非推奨。
非常に高い汎用性があるので防御と特防振りは両方用意しておくと耐久不足に陥る場面が減って使いやすくなるため、型ごとに複数体育てても損はない。

性格もいじっぱりだけでなく、わんぱくやしんちょうも型として成立する。

わんぱくやしんちょうは無理やりはらだいこを通すための調整で、今までは耐久不足により回復無しでのはらだいこが不可能だったブロスターやムクホーク、ミミッキュ、ノーマルモトトカゲ、水ヘイラッシャなどの高火力だったり抜群を取ってくる相手に対して無理矢理選出してもはらだいこが通せるようになった。
これにより鉄壁が必要な場面はドラゴンポケモン相手にとどまり、ほとんどの場合でエレキフィールドを採用しても問題ない。

技構成
ドレインパンチorかみなりパンチ
はらだいこ
エレキフィールド
つるぎのまい(マルチ)
きあいだめ(ソロ)

持ち物として耐久を底上げするたべのこし、そしてインファイトやかみなりパンチの枠につるぎのまいを採用した点でほかの型と異なっている。
ブーストエナジーやパンチグローブ持ちと比較すれば火力は多少犠牲になってしまうが、はらだいこをすると耐えられない場合につるぎのまいで積んでいくことで耐久不足で詰んでしまうのを回避できる。
もちろん強化解除をくらった際にも同様で、はらだいこができない場合につるぎのまいを使いたべのこしとドレパンで再度リジェネを繰り返すことで安定して動けるHPを維持することが可能。
さらなる安定性のために鉄壁を積み敵の猛攻を耐えつつ体制を立て直すのも手だがレイドは時間との勝負という点で火力重視のエレキフィールドときあいだめを推奨している。

かみなりパンチ型は持ち物はかいがらのすずが推奨でドレインパンチの部分をかみなりパンチに変更し、かみなりパンチのダメージでかいがらのすずによる回復を行うという型になる。エレキフィールドによってクォークチャージとかみなりパンチ強化という多大な恩恵を受けられるのでミライドンと一緒に戦うとシナジーが良い。
かみなりパンチ型はらだいこを無理やり通すために性格はわんぱくかしんちょうを推奨

インファイトも候補であるがあくまでトドメのために使う技で適切なタイミングでの回復が期待できない野良環境では耐久低下というデメリットを無視して最初から使っても結局はダメージに耐え切れなくなってデス数を稼ぎ、レイド失敗のリスクを招くだけなので普段は使わない方が吉である。

またレイドではボスが多大なHPを持つ関係でワイルドボルトはドレインパンチとは真逆の使うと自分が多大なダメージを受ける危険な技なっている。はらだいこからワイルドボルトを使えば流石のテツノカイナでも間違いなく致命傷かひんしになる。
また、反動ダメージでもポケモンが倒されると単純にデスペナルティによって残り時間を浪費してしまい周りに迷惑が掛かるので絶対に使ってはいけない。

ハラバリー


ナンジャモの相棒として知られるポケモン
新特性でんきにかえるを持っており特殊電気技の火力が非常に高い上に技が非常に優秀

2月14日追記
野良レイドにおいてはバリアと強化解除に弱いミライドンよりアシッドボムとひやみずでバリアに強い事とレイドでの生存力という観点で優位性のあるハラバリーの方が圧倒的に強力であるため脳死ニャイキング並みに脳死枠で流行って欲しいポケモンとして追加した。

低いすばやさ、程よく高い特攻、高い防御力、高いHPを持つヤドランなどによく似た鈍足耐久型のポケモン。

新特性でんきにかえるを持っており攻撃を受けると電気技の威力が2倍の充電状態になるという破格の効果を持っている。
壁技、冷水、アシッドボムとこれでもかと優秀な技を覚える上に電気の回復技であるパラボラチャージを使用出来る強力な特殊リジェネアタッカー兼サポーターとして使える点が大きな魅力。
クレベースといった物理が硬いポケモンや飛行や水テラスタルなどの効果抜群テラスタル、物理偏重ポケモン相手ならひやみずアシボサポーターとしてタイプ相性を無視して使える万能さを誇る。

弱点としてはほとんどの技を等倍で受けることになるためタイプ相性による耐久上昇が期待できないことだが、耐久型にして冷水や壁技を使えばオノノクスなどの攻撃が高いポケモンでも簡単にいなすことが出来るくらいに硬いうえにパラボラチャージを使えばまず倒れない

推奨テラスタイプ でんき
もちもの メトロノーム おんみつマント
特性 でんきにかえる
せいでんきも強力だがパラボラチャージの火力確保のためにでんきにかえるを推奨

性格 ずぶとい、おだやか
努力値   特攻252 防御or特防252
ほとんどの技を等倍で受ける点で火力より耐久を伸ばした方が安定して運用できる。
またテツノカイナと同様に防御型、特防型に分けて運用した方が良い。

技構成
必須
パラボラチャージ(タマゴ技なので注意)
アシッドボム

選択枠

物理
リフレクター 
ひやみず
エレキフィールド

特殊
ひかりのかべ
エレキフィールド

壁orひやみず→アシボ1回→パラボラチャージ→テラスタルパラボラ連打
弱体解除されたらアシボ1回→パラボラチャージと動く。

野良は3tバリアが起こるためアシボ1回からパラボラチャージで攻めてしまって良い。
ひやみずを使用するとテラスタルまでの動きを1ターン早くすることが出来、壁技ならごく一部の技以外では5ターン解除されないというそれぞれの利点がある。
野良レイドは生き残りながら相手を早く倒す事が最大の目的となるのでオススメはテラスタルが1ターン早くなるひやみずである。

キラフロル


カービィの敵キャラに居そうな見た目、目がマホロアに似ているからかもしれない。

岩、毒の複合タイプであり高い特攻を生かせるパワージェムやヘドロウェーブといった高威力でクセのないタイプ一致ウェポンを持っている。
その真価はアタッカーにして両壁を使用できる点で物理、特殊を問わず最強クラスのフェアリータイプキラーとして運用することが出来る。
岩タイプとして運用する場合、相手の元々のタイプやサブウェポンに引っかかって効果抜群のわざを受ける場面が少なくないため毒タイプとして運用した方が良い

推奨テラスタイプ どく
もちもの メトロノーム、かいがらのすず、おんみつマント
性格 ひかえめ
努力値 HP252 特攻252 特防4
防御、特防の水準が高めなためHに振れば良い。
特性 ふしょく(効果は無意味だがどくげしょうは攻撃を受けるといちいち演出が入るため攻撃するまでの間隔が長くなる)

技構成
アシッドボム
リフレクター
ひかりのかべ   
とける


壁技に加えてアシッドボムが搭載可能でとけるか壁技→アシボ連打で運用する。
連打の理由はテラスタルを行うと一部を除く威力60未満の技が威力60になるという仕様があるためでメトロノームを使えばアシボのみでも十分な火力が期待できるためである。

お好みでヘドロウェーブやパワージェムなどのメインウェポンを入れても良いが周囲の支援を行いながら火力を出すならアシボ連打が最も効率が良い。


ドドゲザン


待望のキリキザンの進化系、ディアルガと同等の高い物理耐久を持つ

レイドにおけるぶっ壊れ特性のまけんき持ちで鋼、悪の両方で最強の物理アタッカー
技がエスパータイプ偏重のエーフィやほかのエスパーテラス、格闘、地面以外のフェアリーテラスなどに非常に強く出れる。
鋼タイプ運用の場合、競合相手のデカヌチャンと比較して仮想敵であるフェアリーに弱いものの、物理耐久が桁違いなので特殊フェアリーのニンフィア相手の時ぐらいしか耐久性能の差は感じられない。
むしろデカハンマーと違ってクールタイムの無いアイアンヘッドが連発でき 、特性まけんきによってデバフが入ると攻撃が大幅に強化されるドドゲザンの方が火力面で圧倒的に優れている。

悪運用としてはエスパーテラスタルやゴーストテラスタルを倒すことが主な役割で元がドドゲザンの弱点のタイプ以外であれば大抵は選出の候補に入る。しかし鋼の方が耐性面で優れていたり、ハッサムやサザンドラ、サーフゴーと多くのアタッカーと役割が被るため鋼テラスほど頻繁に使わない。

推奨テラスタイプ 鋼
もちもの かいがらのすず、おんみつマント
性格 いじっぱり
特性まけんき
努力値 HP4 攻撃252  特防252
レイドのサバイバル知識としててっぺきで防御をあげると相手のAIはより大きいダメージを与えようとして特殊技に切りかえてくるのであえて特防をあげておくと事故防止に繋がる。またHPが高いので無理に振る必要はない。

技構成
アイアンヘッドorドゲザン
てっぺき
ちょうはつ(重要)
つるぎのまい

悪タイプ故にアタッカーでありながらレイド失敗の最大要因である変化技を封じるちょうはつが使える点が魅力、ただしこちらの能力を下げる技を封じてしまうとまけんきが発動できなくなるので挑む前に相手の技をチェックしておく事。
基本的にてっぺきorちょうはつ→つるぎのまい1回→メインウェポン→テラスタルの流れで運用する。
鋼、悪というタイプ自体が耐性に優れているため被ダメを抑えやすく、物理偏重の相手にてっぺきを使えばたべのこしの回復だけでHPがほとんど減らなくなる場合もある。

ヤドラン


追記「やはりアシストパワー、アシストパワーはすべてを解決する。」と言われていた時代もあったがゲッコウガレイド後にニンフィアと同じく悪い意味で初心者に流行ってレイドに蔓延し、置物にしかならない地雷ポケモンという不名誉な称号を得てしまった。

真面目な解説をすればヤドラン自体は弱くない。適材適所、適切な運用ができない初心者トレーナーが単純に多すぎるだけである。
エースバーンレイドにより新たに発見されたてっぺきにより物理アタッカーに強い唯一のエスパーアタッカーである。
水特殊アタッカーとしても使えそうな場所はあるがマリルリやアシパ運用より大幅に威力が劣るため要検討である。

てっぺきにより高い物理耐久をさらに底上げ出来るため、ミミッキュやサーナイトでは大体高火力のサブウェポンにやられてしまう格闘テラスや毒テラスの物理アタッカーにめっぽう強い。
ヤドランの代名詞と言えるてっぺきわるだくみアシストパワー(筆者はアシパ砲と呼称)は決まればワンパン、バリアも簡単に粉砕するほど強烈な火力が出せる分、チャージまでに時間がかるタイプのロマン砲である。
ただしアシパ砲は強化解除されたら終わりという性質上、威力こそ最強であれど威力の上昇がレイド中は永続するふんどのこぶしのように等倍相手に通用するほど万能という訳ではなく使える場所は限られている。
アシパ砲はヤドランの特性によるちょうはつか混乱無効という優秀な耐性も合わせて刺さる場面ではとことん強いというタイプの戦法である。
地面アタッカーのガブリアスがやられる毒オノノクス、鈍感所持でちょうはつ無効が刺さる毒ブロロローム、あまごいウェーブタックルで物理耐久の低いエスパーを軒並みノックアウトする毒ウォーターケンタロス、あばれるで物理耐久の低いエスパーを致命傷にしてくる毒ケンタロスなど、ヤドランこそが最も有効打になるポケモンに対して使うことを推奨する。

ヤドキングはヤドランと比較して防御と特防の種族値は逆転しておりドわすれを搭載してヤドラン砲の特殊版として機能するが毒テラスの特殊アタッカーや格闘テラスの特殊アタッカーは見かける機会が少ないためあまり多くは使わない。
使用技が全て特殊技で超音波や暴風で常時混乱状態にしてくる格闘ぺリッパーなど一部のポケモンに対しメタとして機能することはある。

推奨テラスタイプ エスパー
ワンパン運用をしたいなら基本的にエスパーテラスタル以外にしてはいけない。
もちもの たべのこし、おんみつマント
野良ではなまけるが搭載できないため、いのちのたまは非推奨。
性格 ひかえめ
特性 どんかんorマイペース(相手次第だがどちらも有用)
努力値 特攻252 HP200、特防52or防御252
基本は物理が相手であるが特殊のサブウェポンがあっても事故らないために特防にも若干振るか防御に極振りするかを選ぶ。

技構成
アシストパワー
てっぺき(ヤドキングならドわすれ)
わるだくみ
なまける(ソロ用)
みらいよち(野良レイド用)

運用法が通常と異なりてっぺき1→わるだくみ3→いけいけ→アシパで大体瀕死の大ダメージかワンパンが可能で、サポーターが放ったアシッドボムの回数次第でわるだくみの回数を減らすと良い。
エースバーンと同じようにいちいちてっぺきを3回積むと時間経過がトリガーの強化解除によりずっと積み技をするだけの賽の河原状態に陥るのでてっぺきは1回にとどめること。
強化解除される事故が起きたら悪巧み→みらいよちに戦法を切り替え、すぐにテラスタルする事を目指した方が良い。

追記
ゲッコウガの最強レイド後に初心者の勘違い万能ポケモンとして任命されたため、過去のニンフィアと同じようにヤドランをわざわざ適正範囲外に使う地雷行為が蔓延してしまった…。
特に筆者が遭遇した最も有り得ない使い方として悪テラスにタイプ相性を無視してヤドランを使う行為がある。
元々がサポート型でひやみずなどを入れているなら話は別だが、アタッカーだった場合は唯一のメインウェポンであるアシストパワー、そしてサブウェポンのみらいよちすら悪タイプに一切通じないため、応援ができる事を除けば本当の意味で技による攻撃が一切できないただの置物になってしまう事を意味している。
これを受けてこの記事で代わりのエスパーアタッカーに差し替えるかヤドランの項目を削除するかを検討したが、ここで紹介するポケモンはほとんどが積み技をして攻撃する時点で積んでから殴るという本質は変わらないため変更しない事にした。
しかしアシストパワーはその性質上バフ解除後にほとんど技の威力が出ないため野良では解除されたらテラスタル目的で攻撃に転じる事ができずに何度もバフを積み直すという賽の河原状態にどうしても陥る。これを防ぐ手段としてなまけるの代わりにみらいよちを入れる事で解決策の提示を行う事にした。
ソロ運用をしない場合はなまけるは撤廃し、食べ残しと自分と周囲の癒しのエールで回復を行えば十分である。

野良ではデスによる時間依存の強化解除は避けられないので野良向けカスタムとしてみらいよち型に変えるかもしれない…。

マリルリ(耐久調整型)


脳筋を極めしウサギ、星5レイドなら大抵コイツでどうにかなる。


テツノカイナに次ぐ第2のはらだいこ使いでフェアリー、水のどちらでも使い道が存在する。
フェアリー運用をする際にマリルリの仮想敵のとなる格闘やドラゴンタイプは物理アタッカーが非常に多くHPに振るより防御に振った方が耐久が高くなる。

水運用の場合は仮想敵に物理、特殊アタッカーどちらも存在するが特防をあげるドわすれを習得できるためこちらも防御に振ると良い。

推奨テラスタイプ 水、フェアリー
もちもの かいがらのすず
性格 いじっぱり、わんぱく
努力値 HP4〜252 攻撃252 〜0 防御252
ドわすれを習得できるのと物理アタッカーの相手する場合が多いので防御に振ると良い
しかし防御特化でもはらだいこで耐久が持たなくなる例としてオノノクスのギガインパクトなどがあるため調整次第でそれらにはらだいこが通用するか検証予定。

技構成
アクアブレイクorじゃれつく
ドわすれ
はらだいこ
あまごいorあまえる

水タイプで使用する場合、相手の攻撃が半減で抑えられる場合も多いので火力重視と炎技の防御のためにあまごいを使う。
フェアリーの場合は物理攻撃の高いドラゴンタイプを相手にするため、あまえるで攻撃を下げて味方のマリルリのはらだいこを成功させるといった支援が可能なようにあまえるを搭載、味方の動きに合わせて攻撃か支援かを分けるとレイドの成功が近づいてくる。

これだけの事をしても耐久がどうしても足りない場面が多く、まだ改良の余地が残されているのかアタッカーとしては2流の性能で汎用性は無いの烙印を押すことになるか更なる検証が必要。

テツノドクガ


スターフォックスにこういう敵がいる、マジで。

強豪がひしめくパラドックスポケモンでも随一の特殊アタッカー。
アシボからのほのおのまいの火力が他の追随を許さないほどに高く、一度テラスタルに成功すればほのおのまいの特攻アップと合わせてバリアをガンガン破壊していく事が可能
炎技を使う点とクォークチャージを持つ点でミライドン、コライドンのどちらと組んでも恩恵が受けられる。しかしテツノドクガの仮想敵にミライドンを選出する事はまず無いため持ち物はブーストエナジーで問題ない。
炎アタッカーの場合、主に草テラスや氷テラスを倒すために使うが選出機会そのものは多くないためスカーレット勢やリソースがない人はてんねんラウドボーンで妥協しても良い。
毒アタッカーの場合、フェアリーテラスの物理アタッカーにまんまと倒されるため基本的にそちらは前述したキラフロルに任せた方が良く、わざわざ毒アタッカーとして使う場面はあまり無い。

推奨テラスタイプ 炎
もちもの ブーストエナジー かいがらのすず
性格 ひかえめ
努力値 H120 防御136 特攻252
防御とHPがやや低いので物理、特殊の両方で最大耐久になるように調整。

技構成
ほのおのまい
アシッドボム
にほんばれ
あさのひざし

テツノドクガを炎アタッカーとして使う場合高確率でラウドボーンと組むことになるため全体の炎技強化でにほんばれを搭載している。
アシッドボムで特防を下げ、にほんばれで周囲を強化してラウドボーンとともに体力を減らし、そして炎テラスほのおのまいの超火力で最後のフィニッシュをかけるのが主な仕事。
あさのひざしには日差しが強いの時に回復量が75パーセントに増える仕様があり、体力を減らされてもすぐに立ち直ることが出来る。しかし元々物理防御が薄く、強化されたあさのひざしを持ってしても物理アタッカーを長時間相手取るのは厳しいため選出する際は仲間と協力して速攻で倒す事を心がけた方が良い。

サーフゴー


999枚のコイン収集の果てに現れる記念すべき図鑑No.1000のポケモン


進化条件が過去最高レベルで厳しい分レイドでもその性能は折り紙つきである。
わるだくみと両壁とじこさいせいを習得でき、おうごのからだで変化技による妨害も受けず、タイプ相性においても優秀な耐性を持っていたりと至れり尽くせりである。

基本的にゴーストアタッカーとして運用し
エスパーテラス、タイプ不一致のゴーストテラスのポケモンに対して選出する。
キノコのほうしやあくびなど変化技が厄介なポケモンの場合はドドゲザンやハッサムよりサーフゴーが刺さる事があるので、なるべく特性のおうごんのからだを生かせる場面で使いたい。

鋼アタッカーでの使用を考えるとコレクレーからの進化で引き継いだゴーストテラスタルから鋼テラスタルへの変更のために需要が高く貴重な鋼テラピースを使うので基本的に非推奨。
またゴールドラッシュは特攻が下がっていくデメリットにより長期戦には弱いため鋼アタッカー枠は素直に泥沼状態からの巻き返しが効くドドゲザンを育成した方が良い。

推奨テラスタイプ ゴースト
もちもの かいがらのすず おんみつマント
自己再生を採用するならメトロノーム
性格 ひかえめ
努力値 H252  特攻252 特防4
防御、特防のバランスがいいため低めのHPを補うためにH振りで問題ない。

技構成
必須枠
シャドーボール
わるだくみ

選択枠
きんぞくおん
リフレクター
ひかりのかべ     
じこさいせい  のうち2つ

鋼テラスタルが入手するための敷居が高く使いにくい関係上ゴールドラッシュは候補に入らない。
壁→わるだくみ1回→シャドーボール→テラスタル
わるだくみ1回→シャドーボール→テラスタル
体力が減ったら自己再生
と言った具合に好みによって型を使い分ける事になる。
きんぞくおんはワンパン型にする際に採用するが野良ほどワンパンが厳しい環境は無いため候補に入る事はあってもあまりオススメはできない。

ソウブレイズ


 亡霊の騎士のコンセプトに恥じず、刺さるレイドでは不死身の強さを発揮する。

専用技むねんのつるぎによる高火力かつリジェネが強力な炎物理アタッカー
もともとの耐久こそ低いが特性のもらいび、挑発やてっぺき、クリアスモッグと補助技が強力で刺さるポケモンに対しては非常に強いメタ性能を発揮できる。
耐久はさほど高い訳では無いがグレンアルマには不可能なつるぎのまい→むねんのつるぎ連打によるリジェネ永久機関が強力。

炎アタッカーとして運用する場合、特性がもらいびであるため炎ポケモンが炎が抜群のテラスタイプをしている場合(鋼テラスの炎、氷テラスの炎、草テラスの炎)にメタとしてよく刺さる。

ゴーストアタッカーとして使うにはそもそもが力不足かいがらのすずシャドークローなどで代用してもうまく機能しないうえにサーフゴーやコノヨザルという強力なゴーストアタッカーがいるためまず使う事は無い。

推奨テラスタイプ ほのお
もちもの メトロノーム おんみつマント
特性 もらいび
くだけるよろいは危険なので必ずとくせいカプセルで変更すること
性格 いじっぱり、わんぱく
努力値 H252or4  攻撃252 防御4or252
防御252+わんぱくは物理特化型でつるぎのまいを無理やり通すための調整。

技構成
必須
むねんのつるぎ
つるぎのまい

選択枠
クリアスモッグ(能力変化削除)
リフレクター
ひかりのかべ
ちょうはつ
てっぺき         このうち2つ

基本的にはてっぺき→つるぎのまい1回→むねんのつるぎ連打で運用する。

多彩かつ器用な技を覚えるため候補が非常に多い。むねんのつるぎとつるぎのまいは必須だが、クリアスモッグやちょうはつは明確に刺さる相手がいるためいくつもの専用の型を作る事になる。
また物理耐久が不安なのでてっぺきかリフレクターは必須でひかりのかべの優先度は低い。

クリアスモッグは相手のバフデバフを全て解除する技であり、使い所を誤るとせっかくかけたデバフが帳消しになりかねないため基本的にはアーマーガアやサーナイトなど際限なく積み技を使う相手に対して用いる事。
それでも使用する際は有用なデバフがかかっていないか確認する事。


ガチグマ


はらだいこ使いのリングマ進化によってレイドで実用的な耐久を獲得した。

今の野良環境で喉から手が出るほど欲しい万能地面アタッカー
つるぎのまいができる地面アタッカーが現状ガブリアスとダグドリオでわるだくみができる地面アタッカーは存在しないため電気テラスが等倍攻めが必要な場合があり、簡単に攻略できない鬼門となっている。
元々の耐久力はあのテツノカイナには及ばないがそれでも肉薄するレベルで高い。またリングマの進化系であるためはらだいこ持ちというぶっ壊れもいい所である。

地面アタッカーとしては進化によって新規に地面タイプが追加されたためかいがらのすずを持たせたはらだいこ地震が非常に強力。
持ち味である根性を活かすために自身を状態異常にしたい所だがやけどでも毒でもはらだいこ後の耐久が不安になるのでワンパンサポート無しの野良では実現は厳しい。
それでも余りあるポテンシャルで電気テラス相手ならかなりの割合で選出される事間違いなしである。

ノーマルアタッカー運用としてもはらだいこのしかかり型が考えられ、のしかかりでダメージを与えつつバリア貫通で永遠に相手を麻痺させるという凶悪な戦法を使える。
2人以上でのしかかり麻痺ガチャをやればものの数ターンで相手は麻痺に陥るのでそのまま殴り続ければハメ殺しが可能なのではないだろうかという予想がある。
おそらくデバフサポーターが1人いればそのまま攻撃力を下げて勝ちに行けるため、汎用性があり誰でもやりやすいという点でガチグマと攻撃デバフサポーターというテツノカイナに次ぐ一強環境になるのかもしれない。

元々地震という優秀なウェポンがあるのでくれぐれもインファイトと同じデメリットを持つぶちかましは使わないように

推奨テラスタイプ じめん、ノーマル
もちもの かいがらのすず
性格 いじっぱり
努力値 HP136or4 攻撃252 特防120or252 防御0or252
電気テラスの仮想敵の研究が進んでいないため仮想敵がわかり次第ベストな振り方を確定させる予定。

技構成(未実装により暫定のもの)
じしんorのしかかり
ドレインパンチ
つるぎのまい
はらだいこ

こちらもサバイバルアタッカーのテツノカイナに習ってつるぎのまいを採用。
補助技としてのしかかりが強いかあまえるが強いかは要検証

終わりに


以上が野良レイドである程度初心者がいても星6レイドに勝つことが出来るポテンシャルがあるアタッカーである。
自分がサポーターを選出しても他が誰も火力を出してくれない、自分のポケモンが頑張っても倒されてしまうと言うような悩みがある人はこれらのポケモンを育成してアタッカーでありながら初心者をキャリー出来るほどのポテンシャルを体感してみよう。

画像出典 トップページ|ポケモンずかん (pokemon.co.jp)

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