ついにこの日がやってきた・・・廃インク吸収パッド時限爆弾
2016年に購入したEPSONのプリンタ、EP-708Aくん。スキャナも内蔵しており、非常に使い勝手が良いプリンタです。2016年に先代のEP-707AがEPSONの標準ソフトからのダイアログに従って、ポチっとファームアップボタンを押した途端に動かなくなってしまったので、買い替えたプリンタです。ちなみに、当時買った価格は、税込8,780円。インクが付いてスキャナもついてこのお値段とは・・・圧巻です。
EP-708Aは、EP-707Aとそっくりなので、同じミスをしないように、EPSONの標準ソフトは極力入れないようにしていると、いい感じに長生きしてくれました。
時限爆弾・・・その日は突然やってくる
今は2024年なので、もう8年間も元気に動き続けてくれているEPSONのEP-708Aくん。そんなプリンタにも、時限爆弾が仕掛けられています。
そう「廃インクパッド」です。
電源を入れた時に、プリンタのヘッドのメンテナンスなどで、インクが吸引される動作があると思いますが、その時に吸引したインクを貯めておく場所が廃インクバッドです。
使えば使うほど、廃インクバッドにちょっとずつインクが吸収されていきます。そして、長い時間を経ていくと、吸収するインクがいっぱいになってしまいます。
実際にはセンサーなどがあるわけではなく、これまでのプリンタの動作の記録から、廃パッドがもう一杯になったかどうかが推定されます。
エプソンに送ると1万円以上修理に要する模様・・・
エプソンの修理窓口にお送りください、とありますが、他の方のブログなどを参考にすると、なんと一万円以上要するとのことです。
当時の新品の購入価格は税込8,780円。しかもインク付きです。
というわけで、どうにかしてみました。
※ここから先は、メーカーが推奨していない方法です。今後、メーカー保証やサポートが受けられない可能性もあります。自己責任でお願いします。
まずは廃パッドを交換
ネットで検索をすると、たくさんの情報があります。動画が分かりやすいので、お使いの機種の動画を探してみましょう。私は「EP-708A 廃パッド交換」と検索して、表示しました。
動画を参考に、ドライバーでネジを取っていくと、廃インクパッドが取り出せます。
インクが手に付く可能性があるので、手袋をつけておきましょう。また新聞紙を敷いておきましょう。ネジを取る際に、本体を反対に向けるケースもあるので、養生テープなどで、蓋が開かないように留めておくと便利です。
取り出した廃インクパッド
このパッドは、インクがしっかりしみ込んでいて、利活用することは難しそうです。とりあえず取り外して、ビニル袋にいれておきましょう。
その後、プラスチックをテッシュなどでキレイにしておきましょう。
何を入れるか・・・
ネット通販では、交換できる廃インクパッドも売っています。1000円位です。お金に余裕がある場合は、それを買ってみても良いと思います。
節約する場合は、キッチンペーパーやコットンパフなどを使用するという例があります。
ダイソーの100円のコットンパフの残りが家にあったので、今回はそれを使ってみました。
とりあえず、元々と同じような形状になるように詰め込んでみました。正直どれぐらい詰め込めば良いか、よくわからないのですが、結構詰め込んでみました。
そして、必要なのはカウンターのリセット
廃パッドだけ交換しても、プリンタが認識できません。
カウンターのリセットが必要なのです。
Amazonで「EPSON プリンタ 廃インク リセット」で検索してみると、いくつか出てきます。
「解除キー」がメールで届いて、ソフトはダウンロード
Amazonで購入すると、メールが届きます。なにかソフトウェアなどが届くわけではありません。届いたメールには、ソフトのダウンロードの方法(URL)と、解除キーが書かれています。
迷惑メール対策で、パソコンからのメールを受け付けない設定などをしていると、このメールが受信できないという事がありますので、念のため、メールが受信できるようにドメイン指定などをしておくと良いです。
カウンターをリセット!
プリンタとはUSBで接続することが推奨されています。解除ソフトによってはWiFiでもOKのようです。
解除キーを登録すると、カウンターのリセットができるようになります。
そしてカウンターのリセットを実施します。
これで、プリンターは何事も無かったように、いつものように使えるようになります。
コットンパフでどれぐらい耐えられるかは不明
今回は100円ショップで売っていたコットンパフを詰め込んでみましたが、これでどれぐらい耐えられるかは不明です。もし溢れてしまうとインクで汚したりする可能性があるので、斜めに向けたりはしないように注意した方が良いです。
モノを大切に・・・
廃インクパッドの表示がでてしまうと、そのままではプリンタが使えなくなります。
修理に出すよりも買った方が安いし・・・「もう捨ててしまおう」なんて思う方も多いと思います。
でも、ちょっとの工夫で、そのまま引き続いて、問題なく使えるようになります。
モノを大切にするという気持ちで、ちょっと頑張ってチャレンジしてみることも良いのでは、と思います。
この記事はこれでおしまいです。ご覧いただきましてありがとうございました。
他にも面白い記事を書いていきますので、是非、ご覧ください。