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【AIディレクションことはじめ】テキスト作成業務におけるAIと手作業の使い分けについて

ChatGPTの魔法のようなチャットの応答にワクワクしています。
テキストが成果物であるような仕事である場合、AIにお願いできてしまう時代が来てしまったのでは、と思ってもいます。
結果が正確かどうかは吟味が必要ではありますが、ググるよりも早く結果が得られるのです。
私が大学院生だった20年ほど前は、googleが登場したばかりで、ITの授業で教授のティーチングアシスタントとして、検索リテラシーを講義したことを思い出しました。
しかし、これからは、AIへの命令リテラシーを講義する時代が来ています。
ここでは、AIを駆使する業務のことをAIディレクションと呼んでみます。
これからの時代に生まれる新しい仕事だと考えています。
そんなAIディレクションが一般的になる時代は、自分で仕事をするか。AIに仕事を依頼するか。という選択が出来ることが大事です。
この記事では、テキスト作成業務におけるAIと手作業の切り分け方について書きます。
結論から書きますと

  • AIの活用方法はプログラミングと似ている

  • まず手作業でやっている工程を棚卸しする

  • 手作業の定型業務化してみる

  • 型化された場所に対してAIで結果を得てみる

  • AIに対するより良い入力方法を型化する

  • 一部の仕事をAIに任せることに成功!

となります。
それでは説明していきます。


AIの活用方法はソフトウェアプログラムと似ている

テキスト作成業務で利用するAIは、ずばりテキスト生成AIです。
ある入力を与えると、テキストを出力してくれるという機械です。
そう考えると、定型業務に当て込むソフトウェアプログラム(特に関数)に似ています。
ですので、業務をパターン化して、AIを業務に組み込むという使い方になるはずです。
そういえば、数年ほど前にRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション:ソフトウェアロボットによる業務プロセス自動化技術の一種)というものがありましたが、ほぼ一緒だと思います。

まず手作業でやっている工程を棚卸しする

業務にAIを組み込むためには、まず手作業で実施している工程を棚卸し、一つ一つの工程でどのような手作業を実施しているのかを把握することが大事です。

手作業を定型業務化してみる

手作業でやっている仕事を定型化して、都度悩む余地をなくします。
型化と呼ばれるものです。

型化された場所に対してAIで結果を得てみる

定型化された仕事においては、理想の出力も明確になっているはずです。出力を得るため、AIをどう活用するかを模索します。
下書きをインプットして誤字脱字を直してもらう。もっと分かりやすい言い換えを教えてもらう。下書きにインプットして、内容の幅を拡げてもらう。など色々試します。

AIに対するより良い入力方法を型化する

上記で試したAIの活用方法を、定型化された業務に加えます。
AIが全ての仕事をやってくれるわけではないので、部分的だが時間のかかる仕事を渡せるかどうかがポイントです。

一部の仕事をAIに任せることに成功!

こうして、AIを定型業務に組み込むことで、一部の仕事をAIに任せられるようになるはずです。
いかがでしたでしょうか。
進化し続けるAIを進化度合いに合わせて、業務に試行錯誤して組み込んで行くことは、これからの社会で活躍する人にはとても大事なことだと思います。
ぜひ試行錯誤をして、効率の良い仕事を達成してくださいね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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