きっとあれが彼が出てくる最後の夢なんだと思う。

あんなに恋しくて
会いたくて
本当はまた連絡をとりたくてどうしようもなかった彼

最近はもう彼のことなんて思い出すこともなくなっていた。
卒論に、大学に、就職先への準備に、バイトに
すーっごく忙しかったからだ。

最近思い出さなくなったから、
そのことについて書こうかな
って思っていた矢先、

急に突然
また彼が夢に出てきた。
でも、ただ手紙をもらうだけで
ほぼ会話はない。
けど、幸せそうな彼。
もらった手紙の内容は
読まずに夢が覚めてしまったから
分からない。
けど、なんだか物理的にフワフワしていて
あったかい手紙だった。

お子さんが拾った四葉のクローバーでも
入っているのかなあ、、、。🍀

手紙を受け取った後にそんなことを思って夢が覚めたの。

どんな感じで夢に出てきたかっていうと、
私が土手の周りを走っていて、
なんかとっても長いレースに参加していた気がするの。
そこで橋を渡って左側に曲がると
大きな公園があったの。
なんだか、自然に鳥が沢山いて、
人も沢山いて、
人気のある公園で、
その公園を曲がって、まっすぐ行った先が
ゴールで、自分の家族が待っていた。

橋を渡り切って、
左に曲がった時、
ふと、
インスタグラムを開いてみた。

そしたらDMに
その彼が
「Typing...」
の表示になった。

しかし、その文字はすぐ消えて
送ってくる様子はなかった。

また、「Typing...」の表示になった。
しかし、やっぱり何も文章は送られてきていない。

なんだ、、
って思った私はインスタグラムを閉じ、
またゴールに向かって歩き出した。

そしたら、
私の斜め後ろに妹が走っていたみたいで
誰かが
「みーちゃん(妹のあだ名)」
と呼び止めた。

私は
えっ？聞いたことある声がする
って思ったので、
妹の元へすぐさま駆けつけた。

そしたら、

「これ、〇〇(私の名前)に渡しといて、、、。
あっ、これ。
(私に気がついて、そのまま渡してきた。、)
はい。」

と言われながら、
物理的にふわふわ、
でも封筒の素材はザラザラの
お手紙をもらった。

彼はニコッて笑ってくれた。
周りに沢山の友人がいて、
私が会ったことある人や
昔よく話題で上がってきた人達がいた。

友人達もすごく優しい表情で
彼と私のことを見守ってくれていた。

もちろん、
彼の表情も、とても優しい様子だった。
まるで、あの一緒にすごした日々の彼みたいだった。

彼は多くの言葉は発さずに、
きっと手紙に込めてくれたんだと思う。

私は手紙をもらったことが
なんだか小っ恥ずかしくなって、
付き合ってた頃みたいに
投げキッスをして笑ってみた。

彼からも最後に投げキッスを返してもらって
本当にあの時の彼みたいだった。

毎日一緒にふざけて、
くだらないことで大笑いして、
たまには愚痴も言い合って、
慰めあって、
喧嘩もたまあ〜にして、
仲直りするまで話し合った。
ときには夜を回って朝になることもあった。


全てが
すごく私にとって大切な思い出だな。
って今なら思える。

夢の続きは、
最後に昔みたいにふざけた彼に小っ恥ずかしくなった私は、
妹と一緒に家族のいる場所へ駆け込んだ。
いつもの家族団欒で、
明るくて仲良しな母と父がいて、
妹も交えて
出迎えてくれた。
そこも日常があって、あったかかった。

それで夢は目覚めた。
だから、手紙の内容は分からない。
けど、
なんだかふわふわあったかいものな気がしている。

でも、
夢から覚めても、
彼を思い出せてよかった。

なんだかあったかい気持ちになった。

なんで私は
こんな夢を見たんだろうって考えることのほうが
先走ってしまった。

夢に出てきたよって
本当は伝えたいのに
連絡できない私。
もう本当に面白い。
恋が終わるとこうなるんだね。

やっぱりこうなるなら、
付き合う前に思っていたように、
いつか別れるなら、友達のままでよかったのに。
なんてもう思うことも無くなった。

そんなこともあったなあって思い出しながら
今この文章を書いている私。
成長したね。

最近、間接的に
彼との関係が終わったことを感じていたから、
最後に夢に出てきたのかなあ。

(それは後で気が向いた時に文字にしよう笑)

現実の私は
インスタの昔のストーリーを漁って
また彼を見ようかなって思ったけど
やめた。
なんか負けた気がするから笑

本当最後まで、どこまでも負けん気強くて、我儘な女だなー笑

彼、幸せそうだったなあ。
夢で会えただけでも
本当に嬉しかった。

お願いだからさ、
本当絶対幸せになってねって思ってるよ。

私はあなたと最後まで一緒に過ごすチケットを
手に入れなかったけど、
それはそれで別に幸せなんじゃないかなって
最近は思うんだ。

やっと
君からの親離れができた気がするよ。

またいつか、
嫌な恋愛をしたら思い出して、
君との思い出に縋ってしまうこともあるかも知れない。
けど、それはそれでいいんじゃないかなって思うよ。

あなたが私を幸せにしてくれたことは
私の心に刻まれてるから、
自分を大切にするための別れを選ぶために
必要なんだ。

私を信じて愛してくれてありがとうね。
あなたと過ごした日々は
本当に私の一生の宝物だからさ。

私も幸せ探すし、
(まあすでに幸せなんだけどさ、🤣)
私の知らないところで勝手に幸せになっててね。

大好きだったよ。
愛してたよ。
ありがとう。

またどこかで会ったらよろしくね。

今回の夢は前みたいに感情的にならなくてよかった笑
私達いつも喧嘩の時は感情的になってしまうからね。笑

本当ありがとうね。
お手紙、いつか読ませてね。

久しぶりにあなたが書いた私の名前をみて
なんかフッて笑って
笑顔になれたの。
ありがとうね。
あの特徴的な文字をまた見れてよかった。

またいつかね。
ありがとう。