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外貨建て金融商品
外貨建て金融商品の基本
外貨建て金融商品とは
・外貨建て金融商品とは、取引価格が外貨建て(米ドル・豪ドル・ユーロなど)で表示されている金融商品をいう。
為替レート
・外貨建て金融商品を購入する際には、円から外貨に換える必要がある。
・また、利子や元金を受け取る際には、外貨から円に換える必要がある。
・この時に為替レートを用いるが、円を外貨に換える時のレートはTTS(Telegraphic Transfer Selling Rate:円を売る)を、外貨を円に換えるときはTTB(Telegraphic Transfer Buying Rate)を用いる。
・基準となるレートをTTM(Telegraphic Transfer Middle Rate)という。そこに為替手数料を加えて、TTSやTTBになる。
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為替リスク
・為替レートは刻々と変動しているため、外貨建て金融商品の取引には為替レートの変動による影響がある。
・為替レートの変動によって生じた利益を為替差益、為替レートの変動によって生じた損失を為替差損という。
主な外貨建て金融商品
・主な外貨建て金融商品には、外貨預金・外国債券・外国投資信託などがある。
外貨預金
・外貨で行う預金。仕組みは円預金と同様。
・預金保険制度の対象外。
・定期預金は原則として、中途換金ができない。
・利子は利子所得で源泉分離課税、為替差益は雑所得で総合課税。為替差損による損失は損益通算できない。
外国債券
・発行者/発行場所/通貨のいずれかが外国である債券。
→円建ての外国債券というのもある。
![](https://assets.st-note.com/img/1731333814-IOGs3tEyR5BLbmiZ2kVSYKXJ.jpg?width=1200)
外国投資信託
・投資信託の国籍が外国にあり、外国の法律に基づいて設定される投資信託。代表的なものに外貨建てMMFがある。
【外貨建てMMFの特徴】
・外貨建ての公社債や短期金融商品などで運用されている。
・株式は一切組み入れていない。
・売買手数料がない。
・いつでもペナルティ無しで換金可能。
・収益分配金は利子所得で、20.315%の申告分離課税。
・譲渡差益(売却益)は、譲渡所得。
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