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パックンチョのいちご味が好き

「あのころ」も一緒に口にふくんでいる

買い物について行って
カゴに入れてもらえたあの気持ちとか
箱の中についている絵柄のどれが入っているか
ワクワクしながら食べるあの感じとか
とは言えそんなにそこまでディズニーキャラクターたちが好きなわけではないから
後半はテレビを観ながらあっという間に
食べちゃって気づいたら無くなってしまって
「あ、」と思っているぬけた感じとか

そういうものをふくんでいて
パックンチョ本来の味って
実はよくわかっていないような気がするけれど

それでも好きで買ってしまう

コアラのマーチでもなく
プッカでもなく
わたしはパックンチョのいちご味

「それ好きよね」と母親にいつまでも言われるやつで
それが心地よいやつ

妊娠後期
そういうものに落ち着く

やっすいあんドーナツとか

納豆に卵の黄身を落としたやつとか

ウィンナーをただ焼いただけとか

そういうものが落ち着く


重度の貧血と猛暑
幼稚園年長さんの娘の夏休み
高齢出産を控えたわたしは

「娘とこうやって二人で過ごすのは最後なんだな」
と思うと勝手に涙が出てくるセンチメンタル期

と思えば
娘と遊んでいる最中に大イビキ

気づけば娘は一人で塗り絵をしていて
「ママ、起きないんだもん」
と寂しい思いをさせてしまって

ダメダメな母だった

それでもわたしのそばにいて
わたしとずっと一緒にいたいと
夏休みが終わらないでほしいと
出産のための入院でいなくなってほしくないと
寂しさを伝えてくれる娘からもらういっぱいの愛

一人で食べようと思ってこっそり買ったパックンチョ
やっぱり娘と一緒に食べようと思ってもうひとつ買って
なぜか家にふたつあるパックンチョ

またひとつパックンチョの思い出が増えて
また好きになるんだ

「ママ、パックンチョ好きだよね」
娘にこう言われるのが心地よいんだ



noteに久しぶりに帰ってきました^^
「妊婦さんのマイナートラブルが全部きているね」
そう産婦人科の先生に言わせてしまうほどのやつで
高齢出産もあり
「絶対安静」が常の毎日

安静ってなんだ
安静ってどうすれば
もうよくわからないけれど横になり本を読む日々で
最高の贅沢のようで
いざそれしかできないとそれ以外のこともしたくなるわがまま
心もザワザワ
そんな状態で文章なんて書けないや
愚痴っぽくなっても嫌だもん
いや、むしろ今しか書けないこともあるのかな
いや、だめだ
一回少し離れよう

そして今日
引き出しの中のパックンチョを見て
「今日はnoteを書こう、もはやリハビリだ」
とPC を開いたふなこでした

もうすぐ出産を控え
また更新が途絶えるかもしれませんが
好きなことをつらつら書いているこのnoteに
もれなく「スキ」を押してくださるみなさまとの出会いが嬉しいので
無理のないよう顔を出したいと思います

いつもお付き合い、ありがとうございます


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