山崎ナオコーラさんが好き
出産まであと6日をきりました
一人目が帝王切開での出産だったので
(羊水を飲みすぎたようで赤ちゃんが苦しそう?臍の緒に絡まっちゃいそう?明日はたくさん産む人がいるから今日切っちゃおう!というお医者さんの判断でハラキリ決定)
二人目も日にちが決まっている帝王切開
残りの時間をどうやって過ごそう
人生の余白
大好き
シナモンロールのためだけにあのパン屋さんへ
ミルクフランスのためだけにあのパン屋さんへ
枝豆チーズフランスのためだけにあのパン屋さんへ
ピーナッツコッペのためだけにあのパン屋さんへ
本当は一番食べたい秋田県大館市地元のあんドーナツをネットで注文しても間に合わないかもしれないので産後の楽しみにとっておくとして
あんドーナツとおこわを買いにお団子屋さんへ
豆乳
牛乳
セブンのアイスコーヒー
千鳥の相席食堂をアマゾンプライムで流しながら家事をして
少しずつ好きなものを食べて
娘が幼稚園バスで帰ってくるまでの午後の時間は
Spotifyに音楽を任せて本を読む
わたしの余白に染みる軽くない重くない文体
図書館にある山崎ナオコーラさんの本をねこぞぎ借りてきた
どうして今まで読んでこなかったんだろう
「人のセックスを笑うな」なんて超有名じゃないか
だけどそうやって入ってくるものなんだろうな
出会うものなんだろうな
そういうタイミングってあるんだろうな
これだからノープラン図書館の冒険はやめられないよな
「母ではなくて、親になる」
タイトルに惹かれて手にとったら
ヨシタケシンスケさんのイラストなもんだから
直感で借りてきたのが“ハジメマシテ”で
あとはもうずっと
“この人好きだなぁ”
という気持ちで
一気に読ませていただきました
それが一番大事だと気づかされたような読書の楽しみ方をさせてもらいました
出産という人生のイベントの前だもの
好きなものに囲まれていたいもの
好きな文章を書く人は「好きな人」です
「読まれるためには」
「売れるためには」
「出版とは」
noteにもたくさんの記事があって
肝に銘じるようなことが多々あって
物書きとして勉強せねばなと思っていた矢先の
一番の素敵な出会いでした
こういうことだ
わたしもいつか誰かの
“この人好きだなぁ”になるんだ