客観的データに基づいて指針をもらえるのが価値
どうも、メタメンターの代表をしてます、れおなと申します。
「コーチングをもっと身近に、もっとデジタルに、もっとサイエンスに」するため日々精進しています。
今回はDiSCというアセスメントを受けていただいた10年間も国際機関で働かれているともおさんにインタビューさせていただきました!
DiSCについてはHRD社の認定セミナーで資格を取りましたので、どこかでDiSCについてもまとめてフル活用していきたいと思います。以下に概要が載ってますが、詳細にご興味ある人はご説明しますのでおっしゃってください。
まずは ともおさんの自己紹介
れおな まずはフリースタイルで自己紹介をお願いできたらなと思いますが、大丈夫でしょうか?
ともおさん はい、10年間国際機関で働いている国際開発の専門家です。本部のあるニューヨークやワシントンDCに最近の3年ぐらいは住んでいます。他にもモザンビークなど世界の色々なところに住んで、特に貧しい国・発展途上国の人の生活がよくなるような仕事をしてきました。
れおな すごいですね!世界を股にかけてるんですね!
ともおさん そうですね、世界をどうすれば良くなるかということを話し合う機関なのでダイナミックな活動をしています。
れおな すごいですねー!!その中ではどんな役割を担っているのですか?
ともおさん 今の仕事は3ヶ月前に転職してスタートしたのですが、官民連携とか国際機関がどうやって民間企業や他の財団等と連携したらインパクトを強くできるかということを考える担当で、連携を促進する担当です。
れおな 連携を促進する担当というのはDiSCを受けていただいた上でも、その前からの印象でも、ともおさんのパーソナリティと仕事がフィットしてるなと感じました。
ともおさん ありがとうございます。DiSCをやる前に転職を決めていたんですが、DiSCが役に立ったなと思うのは、転職する時はやっぱりリスクもあるし恐怖感もあったんだけど、直感で自分が選んだ選択肢をデータや過去の事例に基づいて自分の特徴を把握できたので、改めてちゃんと自分にあった選択肢ができたんだなって思えたのが良かった。
DiSCを受けてみようと思ったきっかけ
れおな Twitterで僕が募集をかけたときにいの一番に手をあげてくれたんですが、今回DiSCを受けてみたいなと思ったきっかけはどんなところにあったんですか?
ともおさん コミュニケーションが上司とうまく合わないと感じていて、それは内容で齟齬が発生しているじゃなくて、なんかスタイルが違うのを感じていたんですよ。僕は比較的コミュニケーションは得意な方で相手の言いたいことも聴けるし、言いたいことも言えるので、そこに自信があったのにその上司とはうまくいかなくて居心地が悪かったんですよね。なので潜在的に自分のコミュニケーションスタイルを客観的に見直したいなと思っていたタイミングで、DiSCは世界的に使われていて客観的な数値で出してくれてというのを見て受けてみたいなと思いました。
あとは自分もコーチをしているので、コーチングを拡張するツールとしてどんなものがあるんだろうという興味もありました。
実際にDiSCを受けてみて
れおな なるほど、では実際受けてみてどうでしたか?
ともおさん すごく参考になりました。特に上手くいかなかった部長とのコミュニケーションもそうでしたし、異動して別の上司とコミュニケーションをする際にも役立ったので凄い汎用性があると思いました。
具体的にいうと自分のコミュニケーションの仕方を変えたところがあって、自分はSタイプなので人に寄り添ったり、柔軟性が高いスタイルなので、例えばMTG時にもチェックインしてからやる方が合ってるんですが、Dタイプの人とやり取りする時は結論から入ったり物事を早く進めることが求められることがわかったので、今この場で求められているコミュニケーションは何なのかを考えれるようになりました。
今までは性格で捉えていたので、この人は冷たい人だなとか良い人だなとかというので終わっていて、自分のコミュニケーションスタイルを変えるとかはしてこなかったのですが、冷たい人ではなく物事を進めることに重きをおくスタイルと理解できたことで、まだ上手くはできないのですが、結論から話したりいかに物事を進めるかという観点で説明するようにしました。
れおな ともおさんからすると自分のスタイルを変えてコミュニケーションをする一歩踏み出すにはチャレンジが必要だと思ったんですが、何がともおさんに一歩を踏み出させているんですか?
ともおさん 一歩踏み出せているのは明らかにデータと診断の裏側に基づいているものがあるという自信(DiSCに関する)だと思います。自分の部下がやってきてチェックインもせずにこれとこれとこれって結論を言ってきたら冷たいやつだなって思うタイプなんですけど、DiSCを見てみると相手はそれを重んじないタイプなのかもしれないなと感じました。
DiSC活用時に気を付けた方が良いこと
れおな DiSCを受けて実践にも活用されているなと感じたんですけど、使い方としてのマイナス面や気をつけた方が良いことありますか?
ともおさん 一つはやりっぱなしのリスクはありますよね。診断系はどれもそうなんですけど、受けた後に今日みたいに振り返るきっかけがあると良いなと思いました。当時大事だなと思っていたものと今回改めてインタビューを受けるにあたって見返したら大事だなと思う部分が変わっていたので、コーチングのように定期的に振り返るきっかけがあると良いと思います。
あと、よく言われるのがこの人はこのタイプと決めちゃうと良くないなというので、印象に残っているのは、「あなたはこのタイプですけど、このタイプの平均からするとここは特徴が出ています」のような結果をもらった時に凄い納得感もあったし、逆に過度なラベリングは気をつけないといけないなと思いました。
れおな なるほど。聴いていて思ったのは2ヶ月という期間(DiSCを受けてからインタビューまでの期間)で、ともおさんの状況が変わっているのも大きいのかなと思いました。当時は上司とのコミュニケーションに焦点があたってレポートを見ていたと思いますが、今はまた別のところに焦点があたっているようでレポートの解釈の仕方が変わったように見えました。
ともおさん あとは、新しいチームに入った時やずっと同じ仲間でやっているメンバーでもコミュニケーションの効率が悪いと感じた時にすごい良い材料をくれると思いました。
れおな うん、困った時の虎の巻じゃないですけど、スタイル自体は変わらなくても、その時々で見ていて気になるポイントが変わりそうですよね。
ともおさん 他にないと思うんですよ。例えば、上司とコミュニケーションがうまくいきませんっていうのはありがちな問題だと思うんですよ。一般的なコミュニケーションの本とかには一般的なことしか書いてなくて、報連相しましょうとか、結論から話しましょうとか。10年ぐらい仕事していると大体この手の対応はやっていると。でもこの人とは上手くいかないっていう時には対話する時間も取れないケースが多いので、自分の目で見るだけではなく客観的データに基づいて指針をもらえるのは僕が知ってる限りはこれぐらいしかない。
コミュニケーションで困っている人にはすごく貴重なツールだと思います。
れおな ベタ褒めで嬉しいですねー(笑)
ともおさん あと新卒の時とかはハウツー本で解決できるけど、10何年間もやってきていると基礎能力はそれなりにあるから今のポジションにあるわけで、そっから個人の成長が止まる可能性があると思うんですよね。そこから、で、そのために一度受けてみると良いと思いました。
DiSCをどんな人にオススメしたい?
れおな もうかなりエッセンスは出ていると思うんですが、このDiSCをオススメするとしたらはどんな人ですかね?
ともおさん 自分がチームの予算管理をできるとしたら、絶対チームの全員にやらせたいなと思います。10人ぐらいになってくると色々なスタイルがでてくるので、そういう時にはスタイルの違いでコミュニケーションの齟齬で関係性が下がっていたり、一緒に仕事したくないという人が出てきたりと、チームにとってよくないことが起きる可能性があります。その時に単なるスタイルの違いなんだねって気づけることでチームの中でのコミュニケーションやコラボレーションが良くなる気がするので、僕は使ってみたいなと思いました。
れおな チームに使いたいというのはどういう思いから来てるんですか?
ともおさん なんか、もったいないなって思ったからですかね。本当はこの人とこの人が仕事をしたらめちゃくちゃ楽なんだけど、仲がよくないばっかりにスタックしている仕事があったり働きにくいなって思ったりするからですかね。
れおな 今の話もともおさんのスタイルが出ているなと思いました。
ともおさん あとはチーム以外への活用で言うと、自分の言ってることが相手に伝わらないとかコミュニケーションに対して課題を感じている人かなと思いました。
れおな なるほど確かにその点も重要ですよね。あとはせっかくなんで、コーチとしてこのDiSCを活用できるならどんな人に受けてもらいたいですか?
ともおさん 特にビジネスをやっている人に多い印象なんですけど、コーチングセッションで自分の思考を整理するだけでは物足りなくて、もうちょっと客観的で具体的で成果がでるようなセッションの使い方をしたいクライアントには良いツールになる気がします。日本でコーチングが普及していない理由の一つにすごいフワッとしていて、それが届く層もいると思うんだけど、日本企業で闘っているマネージャーとかには質感として届かない気がしていて、そういうビジネス系の人たちには使えるツールなのかなと思いました。こっち(アメリカ)では良くみるので、日本でも出来たら良いなと思います。
れおな そうですよね、結果自体はエビデンスに基づいているけど、結果を解釈していくかは在り方とかにつながりますし、柔軟に使っていくと良さそうですね。今回はご協力ありがとうございました!
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