私がまねきケチャを好きな理由

2017年5月8日に発売された週刊プレイボーイ。
この雑誌が私の運命を大きく変えたと言って良い。
その表紙を飾ったのが、人生初のグラビアだったという松下玲緒菜だった。
自らの担当カラーである赤いビキニで微笑むそのグラビアに、私は心の琴線をはじかれた。
そのグラビアを見てからしばらくの間は、私の中では
松下玲緒菜=グラビアアイドル
という風に思っていた。
それから3年10か月が経った今、私は完全に「松下玲緒菜推しのヲタク」と化している。

玲緒菜にも言われたひとこと

2019年12月、アルバム「あるわけないの」のリリイベの私物サインで、私はこのプレイボーイの、私がお気に入りのグラビアのページに私物サインをしてもらった。
そのとき、玲緒菜に言われたひとことが、私の心を痛めた、というより、玲緒菜の言うとおりだ、と思った。
「どうしてもっと早く会いに来てくれなかったの?」(と言っても声帯結節の影響で声が出せなかった時だから筆談でだけど)
そう、今はこうして玲緒菜に会いに行けるときは会いに行ってるヲタクではあるが、言われてみればそうかもしれない。
そもそも、私が玲緒菜のことを知った頃は精神的にも充実していたこともあり、まねきケチャのライブに足を運ぶことはなかったのだ。
しかし、2018年に武道館公演をまねきケチャは行ったが、それに行こうと思えば行けたのだが、
・当日券があるかどうかわからなかった
・同日は藤川千愛の卒業公演でもあったので、1回目のライブがそんな重い内容の公園でいいのだろうか
というような思いから参戦を断念したのだが、今になって思えば、玲緒菜のことを知ったときに会いに行っていればよかったと思う面もあるが、逆に、もし会いに行っていたら、あの出来事で私は落ち込んでいたのかもしれないと思うと、玲緒菜に会いにッタタイミングが2019年の9月19日のLOFT de まねきケチャで良かったと思う。


玲緒菜に会いに行こうと思ったきっかけ

玲緒菜に会いたい、と思ったきっかけ。それは私自身の孤独さと職場でのパワハラがきっかけだった。
その前提の話として知っておいてほしいことがある。
2019年初めのころの私は少なからず偏見を持っていた。
それは「アイドルは口パク」とか「CDではうまくても生歌は下手」や、「アイドルヲタク=怖い、キモイ」というものだ。
恐らく某48グループやそのヲタたちがネット上でそう叩かれていたことが少なからず影響してるのかもしれない。
ただ、その偏見を変えてくれたのが2019年2月17日に放送された福祉大相撲にまねきケチャが出たことだった。
そのときは「松下玲緒菜が出るから」、という「玲緒菜目当て」で見ただけだったのだが、そのときのまねきケチャの「きみわずらい」や「U.S.A.」の歌唱に衝撃を受けた。
少なくとも、U.S.A.はまねきケチャの歌ではない(DA PUMPの曲)ので、生歌であることは見破れていたが、生歌でも持ち歌をこんなに素晴らしく歌えるって凄いんだな、と思った。
ただ、それでも現場に行こうという思いは起きなかった。というのも、その頃の私は仕事もメンタル面でも安定していたのと、「娯楽よりも仕事が大事」、と考えていたからだ。
だが、2019年3月に詳しいことは書かないが、玲緒菜にある事件が起き、1か月程度の活動自粛期間があった。
その時の私は、松下玲緒菜というタレントが好きだったのと、「活動自粛=引退、卒業」と勝手に解釈してしまったこともあった。
というのも、もし同じようなことを48グループのメンバーがしたら即解雇もしくは指原莉乃みたいにAKBからHKTへ移籍、みたいなことになっていたのかもしれない。
ただ、そのことの私はコレットプロモーションのことには詳しくなかったことや、まねきケチャの姉妹グループが大阪にあるみたいなことは聞いていなかったことも影響しているのだろう。
だから、もし前述した「玲緒菜のことを知っていた時にすぐに玲緒菜に会いに行ってたら」私は確実に落ち込んでいて、鬱になっていたかもしれない。
そんな事件が起きたとき、Twitter(まねきアカではないアカウントで玲緒菜のアカウントを見ていた)で玲緒菜の生誕祭のTシャツの販売締め切りが間近と知り、4月12日になって(確か締め切りの2時間くらい前だったと思う)、玲緒菜の生誕祭Tシャツをスマホから購入した。
ただ、それは玲緒菜が好きだったという思いと、前述の私の勝手な解釈があり、「これを買わなかったら玲緒菜のグッズは永遠に手に入らなくなる」という私の勝手な解釈が買うように思わせたの思うのだが、今になって思えば、この玲緒菜グッズを買ったことは、私にとって正解だったと思う。
もちろん、玲緒菜は5月になり活動自粛が解かれ、活動を再開したが、玲緒菜の生誕祭Tシャツは私にとって少なくとも「玲緒菜に会いに行きたい」という動機づけとなったのかもしれない。

もっと言えば、玲緒菜に会いに行きたい、という思いを強くする導火線となったのが4月に職場環境が変わったことにあると言って良い。
4月から職場であり得ないようなパワハラなどが始まった。
空気読めない上司など、はっきり言って私のメンタルを破壊されるようなことが多くなった。
それどころか、私が今まで仕事で評価されてきた手法の全否定。
幼い頃から私は母親に価値観を否定され続けてきたその心の傷(と言って良いかどうかわからないが)に塩を塗るようなことをされ、それが苦痛でありストレスにもなった。

仕事でストレスが溜まることがあったりした。パワハラ、人格否定、プライバシーの侵害ともとれる行為など、もはや人間扱いされていないのでは、と感じることが多くなった。
そんなとき、愚痴を吐ける親友などいないし、職場の同僚も信用できない。
職場の斜め前の席の男は私が生理的に無理な男だったしね。
私は精神的に弱い人間(後にこれがHSPの影響なのでは、と思うようになった)なので、消えかけていた自殺願望が再燃しだした。
元々高校3年のときに私は自殺願望を打ち消したことがあるが、その打ち消したものに火をつけられたのだった。

8月に入り、メンタルを回復させる期間が出来た。そんなとき、まねきケチャの4周年公演に行ってみたいという思いが少なからずあった。
だが、「曲をほとんど知らないのに行っても楽しめないだろう」と思って断念した。もちろん、CDは買っていたけど、忙しさの余りCDを聞けていなかったことも大きく影響している。
9月に入ると、パワハラなど空気を読めないことが増えだし、メンタルはボロボロになり、生きていることが嫌になるレベルにまでなっていた。
恐らくそれがうつ病だったのかもしれないが、幼い頃に母親から「うつ病(=精神病院に行く、入院すること)は恥」と洗脳されていたので、メンタルが破壊されている=恥、と思うようになり、本気で自殺を考えるまでになっていた。


松下玲緒菜のツイートが私のボロボロの心に火をつけた

2019年9月18日、その日は何気ない水曜日。
いつものように仕事を終え帰宅して、家で何気なくTwitterを見ていたときのことだ。
玲緒菜が以下のようなツイートをしたのだ。

https://twitter.com/matsushitareona/stasus/1174255405318529030?s=19




このツイートを見て、松下玲緒菜が好きだった私(もちろん、グラビアを一緒に披露していた宮内凛ちゃんも好きにはなっていたが、先に好きになったのが玲緒菜だったので、どうしても玲緒菜を優先してしまう状態だった)は、「玲緒菜のメイド姿が見たい」という思いから前日の18日に急きょチケットをとった。実は当初は19日の木曜はどうしても外せない予定が入っていたので、行く予定はなかったのだが、その予定がなくなったので、急きょ行くことにしたのだ。
夜に、近所のローソンまでチケット代を払いに行ったことを覚えている。

そこから先、私が玲緒菜のヲタクになってく経緯などは、以下の記事に詳しく書いているので読んでいただければ幸いである。
なお、上記記事は以下の記事の一部を転載していることを付け加えておく。


私がまねきケチャを好きな理由

このように、松下玲緒菜きっかけでまねきケチャのライブに行くようになったが、特典会では基本的に玲緒菜としかとらないが、生誕祭では主役とも撮るし、玲緒菜がなかったときの現場(いずれも声帯結節関係のとき)では、他のメンバーともチェキを撮っている。
そんな私がまねきケチャを好きな理由としては
1.歌(曲)が良い
何といっても、私をまねきケチャの現場に足を運ぶようにさせてくれたのが、2019年9月19日のラストで歌った「タイムマシン」であるが、タイムマシンをはじめ、きみわずらい、ありきたりな言葉で、昨日のあたしに負けたくないのなど良い曲が多いし、とにかく生歌の歌唱力の凄さが一番だと言って良い。
まねきの曲はElements Gardenのメンバーによる作曲であるが、どうやら私は彼らの作る曲がとてもあっているような気がしてならない。
あとは、その良い曲につく歌詞がいいのもある。
個人的に思うエモ曲4選「あたしの残りぜんぶあげる」、「ありきたりな言葉で」、「昨日のあたしに負けたくないの」、「タイムマシン」の詞の世界観は心を撃たれるものがある、
そう考えると、古谷完の書く詞の世界観も私の心を引き付けていると言って良いだろう。
2.推しじゃなくても神対応
リリイベなどでは全員と2ショットチェキとか全員サインとかが出来る。
私はリリイベに初参加したのが2019年12月2日の新宿タワレコでのリリイベだった。
その時のリリイベだったか記憶は定かではないが、全員サインのとき、それまでは玲緒菜としかチェキを撮ったことがないので、他のメンバーは私のことなど知る由もなかったのだが、凛ちゃんが私の顔を見るなり
玲緒菜推しだよね
と言ってくれたのだ。まぁ、凛ちゃんは自身もアイドルヲタクであるから、ヲタクのことをよく見てくれているからなのだろう、と思った。
その年の12月30日の強化計画では、玲緒菜が不在だったので、1部では美桜ちゃんと葵ちゃん、2部では凛ちゃんと美優ちゃんとチェキを撮ったのだが、美桜ちゃんにも玲緒菜推しと認識されてたし、美優ちゃんは初めての特典会(リリイベなどでは接触はあった)なのに「久しぶり」みたいなことを言われた。
葵ちゃんはリリイベのときスーツ着てたのを見て「仕事帰り?」と言ってくれた。
そう、何といっても「推しじゃないのに対応が素晴らしい」ってのがある。
ちなみに美優ちゃんは2020年3月のロフトのときに俺を見つけてくれてた説もあるし、今年1月のロフトでの強化計画では、玲緒菜が俺を見つけてくれたというのもあるしね(*'▽')
そう、ファンを大切にしてくれる、推しじゃなくても神対応ってのも好きな理由なのだ。
3.メンバーの仲の良さ
世間的には「女性アイドルグループのメンバーは仲が悪いことが多い」というイメージがあるが、まねきケチャに限って言えばそんなことはない。
凛ちゃんと玲緒菜は一緒にラーメン食べに行ったりしているみたいだし、凛ちゃんとあおちゃんはクリスマスに食事にったこともあるみたいだし、美桜ちゃんも美優ちゃんも他のメンバーとわちゃわちゃしている。
そう、この仲の良さこそ、他のグループにはないと思われる一面を垣間見せてくれているのだと思う。

といったところがあげられるだろうか。

コールとかが出来ていたころのライブでは、美桜ちゃんがファンをあおるようなこともあったりする。
美桜「もっと声出せますかっ!」
ってのも、ライブを盛り上げようとする美桜ちゃんの姿勢が感じられるので素晴らしいものだと思う。

まねきケチャのメンバーは一生懸命頑張っているので、その努力が報われて、何とかバズってほしいと切に願ってやまない。

そう、この記事で書いたみたいに。



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