未知の領域

BIGが当たったら、宇宙に行ってみたい。宇宙から生命を授かった星を見てみたい。本当は地球は何色なの？

藤井聡太さんが新年の挨拶で「未知の領域」という言葉を使っていた。
あの藤井聡太君にもまだ未知の領域があるそうだ。将棋は全くわからないが、奥深いものなのだろう。それよりも藤井聡太君が歯科矯正していることに驚いた。
歯科矯正はもっと若いうちにやるものなのに、彼も人の子なのかと思いました。
カメラの前に出る機会が多いので、もっともな話だけれど、本人の意思なのか、周りの大人の差し金なのか少し気になる。あまり見た目とか気にしそうにないし、もともと歯並びが悪いという印象もない。バレーガールならず、バレーボーイと言ったところですか。

学校で「無知の知」というのを習った。
私はまだまだ未熟者で知らないことがたくさんある。でもソクラテスの言葉によれば、自分が知らないということを知るのが大切なのだということ？
知らないことがあるというのは好奇心を奮い立たせる原動力にもなるし、未知の領域への挑戦も可能にする。
バカ万歳である。

私の好きな作家の一人、朝井リョウさんが「何者」という作品を書いている。
大学生の就活を巡る一見すると青春ものと思われましたが、ドロドロしていて、現代の若者に警鐘を鳴らす名著である。
SNSを使いこなしているようで、嘘がばれてしまう帰国子女や何度チャレンジしても内定がもらえない男子学生。
その他様々な若者が自分は何者かを考え、なかなか答えが見つからない。
自分自身のことは意外とわからないものである。他者を通してのみ自分が何者であるかというのは知ることができる。
まさに
未知の領域である。