![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/166076055/rectangle_large_type_2_dd90077bd56353b5d608ba723fb5066f.png?width=1200)
Photo by
yoshi_nobori01
刑法39条
昨日、女子中学生が何者かに刺殺された。現場はなんとマクドナルドの店内。
黄色のサンダルを履いていた犯人は今も逃走中である。サンダルを履いて逃走?
違和感がある。逃げるならスニーカーなはず。犯人は刺した後、堂々と道を歩いていたのか?
刑法39条はみんな一度は聞いたことがあるだろう。1項で「心神喪失者の行為は、罰しない」、2項で「心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する」となっている。これについては薬物中毒者なども含まれることから、よく問題視される条文である。【無痛】という小説をここで紹介したい。刑法39条の是非について問うている医師が書いた作品である。
私はこの本を読んで色々なことを考えさせられた。キチガイなら人を殺してもいいのか?精神科医の診断も未だ曖昧なものがある。心神喪失とは何か、心神耗弱とは何か。そんな曖昧な世界観の中で被害者感情はどうなるのか?
なんど考えてもわからない。