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劇場からインジェストエラーの連絡が来た場合の対処
DCPを制作して劇場にいざ納品!!
コンテンツの制作進行を担当する方が一瞬だけホッとすることができる時です。
しかし、ほとんどの劇場では、日々のスクリーンに上映する映画コンテンツを準備できる時間はわずかです。
DCPのインジェストとは、スクリーンで作品を上映するためのコンテンツデータをシネマサーバーに取り込む作業です。
シネコンではTMS(シアターマネジメントシステム)が充分に完備されているのでいいのですが、単館では中々そうはいきません。
上映日まえにやっとDCPをインジェストすることができたときに、運悪くインジェストエラーが起こる場合があります。
インジェストエラーが発生すると、たいていの場合は不具合の原因が表示されるので内容が分かります。
しかし、時にエラー原因がよく読み取れないときもあり、このような時は制作担当者の方もDCPマスタリングをした会社やクリエイターも頭を悩ませます。
そんな時に、上記で紹介した記事が参考になれば幸いです。
最近のDCPマスタリングシステムは、インジェスト時に規格エラーになるような動作はめったに起こさなくなってきています。
最近はマスタリングに不備がでるよりも、納品するまでにおこなうデータQCプロセスで不具合が出ることが多いです。
特に個人でもDCPを請け負う事ができるようになったこの数年で、インジェストエラーの話をよく聞くようになりました。
筆者は、個人でも無料でDCPを作れるようにするための記事を増やしていっています。
これからもノウハウを共有して、無料で劇場メディアを制作できるようになり、日本から多くの作品が世界へ発信されるように貢献できれば幸いです。