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「刺されるかもしれないから、ジャンプを体に巻き付けるのよ」

事務関係の仕事をしていたことがあるのですが、ある日職場の慣習?として日常会話の流れで教えていただいたことで、大変驚愕したことがあります。

『面談しにお宅訪問するときは、刺されても大丈夫なように、漫画のジャンプや電話帳などの分厚い雑誌をお腹に巻いて行く』

それを朝から笑いながら聞かされて。ちょっと意味が分からない。

もう少し詳しく聞いてみたところ、以前逆上した相手に刺されたことがあり、その対策として「ジャンプを巻く」が考案されたそうです…。
お土地柄もあるのでしょうか…荒々しい方が多いのかな。。

・日常から刺される可能性がある
・ゆえに予防のためにジャンプを身体に巻きつける習慣がある
・それが平常パターンになっている
・刺されたことを昔の笑い話にできる

ということに、大学を卒業したての世間を知らないフレッシュなるるさくはドン引きしたんですね。「お腹にジャンプ巻くよりもマシな防衛方法は?首とか刺されたら死ぬよ?」と謎の冷静さはありましたが。

他にも
・常連のヤクザ?の方が怒鳴りこんでくる
・ボイスレコーダーが常備されている
・そのボイスレコーダーをこっそりONにしておく方法が周知されている
・多少の恐ろしい出来事にはだれも動じない

という習慣があると聞き、『思ってたんと違う…』と白目を剥いてしまいました。将来の不安を感じ、生きていくことがつらくなった瞬間でした。

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