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俺の事好きすぎる彼女が可愛いすぎる 2
何故ならスマホ画面には仲良く歩いている俺と桜ちゃんの写真だった
〇〇:これ盗撮じゃないですか…
アルノ:確かにそうだね…って私が撮ったわけじゃないから私に言われてもなんだけど
〇〇:すみません。
アルノ:〇〇君、明日から大学内でどんな風に見られるのかな…桜ちゃん、男女問わず人気あるからそんな彼氏の〇〇君は注目の的だね
〇〇:中西先輩、なんか楽しんでません?
アルノ:楽しんでるよ…因みにどう告白したの?
〇〇:そうですか…実は桜ちゃんの方から告白してきまして
アルノ:ええーー…〇〇君から告白したんじゃないの?
〇〇:はい。
アルノ:意外すぎる。桜ちゃん告白したりしてるの聞いたりした事ないからびっくりなんだけど
〇〇:そうなんですか…?
アルノ:そうみたい。
話をしていると店内に出る時間になり中西先輩と一緒に休憩室から出ると桜ちゃんがレジ前のテーブル席に座っておりこちらに気が付くと笑顔でおり
皆さん、こんにちは。川崎桜です。
今日大学入学した当初から好きだった〇〇君に告白し彼女になれました
今、〇〇君のバイト先に居るんだけど店員さん女の子が可愛い方が多くて不安になっています
桜:絶対〇〇君の事好きな人いるよ…
私はいてもたってもなく先程見たバイト応募の求人に書いてあったサイトに応募した
そんな事していると〇〇君がお店に出てきました
〇〇:いらしゃいませ
客:レモンフラぺのトーグサイズを1つとドーナツ1つで
〇〇:畏まりました。1000円になります
客:はい。(財布から千円を取り出し)
〇〇:1000円丁度お預かり致します。商品受け取り口でお待ちくださいませ。ありがとうございました
お客様の接客をしているとあっという間に時間は過ぎバイト終業時間になり
〇〇:お先に失礼します
店員:お疲れ様でした
お店を出た俺は桜ちゃんとの待ち合わせ場所であるファーストフード店に入るとこちらに気がついたのかニコニコしながら手を振り
〇〇:桜ちゃん、おまたせ
桜:〇〇君、お仕事お疲れ様。
〇〇:ありがとう
桜:〇〇君がバイト中寂しかったから会えて嬉しい
何この子…めっちゃくちゃ可愛い。
バイト中会えなくて寂しかったって可愛すぎるだろ
〇〇:寂しかったんだ。ゴメンね
桜:大丈夫。〇〇君、帰ろ
〇〇:そうだね
俺と桜ちゃんはお店を出て手を恋人繋ぎで握り寮の方向に歩き始め
桜:〇〇君のバイト先って可愛い女の子の店員さん多いよね
〇〇:確かに多いかもね
桜:〇〇君、浮気したらダメだよ(顔を膨らませ)
〇〇:浮気しないよ。こんな可愛い彼女が居るんだから
桜:絶対だよ。浮気したら知らないからね
〇〇:分かったよ。絶対浮気しないから安心して
桜:うん。あのね、私、〇〇君のバイト先に女の子多くて心配だったからバイト求人出てたから応募したんだ。
〇〇:そうなの…人数足りなかったから助かるけど
桜:なに?
〇〇:心配だったからって応募されちゃうのはちょっと…
桜:へぇ…心配だったからで応募しちゃいけないの?(手を強く握り〇〇を睨みつけ)
〇〇:い.いや…何にも悪くないよ(桜ちゃん怒ると怖いかも)
桜:だよね。バイトの面接緊張する
〇〇:面接対応するの店長で優しいからしっかりとした受け答えすれば大丈夫だと思うよ
桜:そうなんだね。
〇〇:桜ちゃん、頑張ってね
桜:ありがとう。〇〇君、桜ちゃんじゃなくて桜って呼んで欲しい
〇〇:分かったよ。桜
桜:ありがとう。〇〇
話しをしているとあっという間に学生寮に到着し
桜:〇〇、明日から一緒に大学に行かない?
〇〇:いいよ。7時半にここに待ち合わせでどうかな?
桜:いいよ。〇〇、寝る前に電話したい
〇〇:もちろんいいよ。23時半位からでもいい?
桜:いいよ。楽しみだね
〇〇:そうだね。それじゃまた後で電話でね
桜:うん。
桜が女子寮に入るのを手を振りながら見送り俺も寮に入った