さよなら、ミッキー
本日、我が家のペットであるカラージャービル(スナネズミ)のミッキーくんが虹の橋を渡りました。
せっかくなので、ここに思い出を書いておこうかなと。
2020年11月26日、里親募集サイトにてメスのカラージャービルを引き受け。
ネズミと言えばミスタージングルスか、ミッキーかの2択。メスではあるものの、甥っ子姪っ子でも、名前が呼べるようにとミッキーくんと名付けた。
ハムスターと違い、結構しっかりめにしっぽが長い。また、飛び跳ねることがあり水槽に金網と重石替わりの雑誌で補強。
ハムスター、デグー、チンチラについては飼育経験があったものの、ジャービルについての知識は全くなく、ネットをひたすらサーフィン。
砂漠地帯の生き物であり、水はほとんど飲まず、雑食性、食べ物からの水分のみでオシッコの具合で体内の水分量を調整するとの記載から水飲みは用意せず、ハムスターフード的なものをあげ続けた。
ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)も飼っていることからその餌用のミルワームやコオロギ、バッタ等もあげていた。
そんな中、いつもと調子が違うなと思い、再度ネットをサーフィンしていると、水はしっかりあげた方が良いとの記載。
慌てて水飲みを買いに走り、ケージに設置した途端、どこで学んだのか、野生の本能なのか水飲みからガブガブ飲み始め、いつもの調子に戻って行った。
基本的に臆病で、手から餌は食べないし、ケージの掃除のために捕まえようとすると逃げ回った挙句、てんかんのような症状をみせる。
初めはダメになったのかと思ったが、こちらもネット記事より、よくあることだそうで、とりあえず落ち着くまで放置。
気付いたら、避難用のダンボールに設置した回し車でグルグル回るという元気っぷりを見せる。
そんなこんなで、約2年経過した日、ぐったりしている様子を見かけ、慌ててケージに手を入れようとした瞬間、飛び跳ねて起き上がり、お互いにびっくりするということを何度も続けてきた。
ハムスターの感覚でいくと、そろそろ寿命だなと感じることもあり、上記のとおりの対応を続けていた。
そして2024年2月25日、前日からどこか調子を悪そうにしており、いつものおふざけでもなさそうな悪い予感がするものの正直、手の施しようがない状態だなと察する。横になったまま、ぐるぐる体を回し続け、餌をあげてもそのままの状態で食べる。一切目が空いておらず、寝ぼけているだけなのかどうかも判断がつかないが、今日明日だなとわかる程度に弱っているようであった。
そして、当日夕方までは動いていたものの、外出先から帰宅後様子を見に行くと、寝たままの状態でお腹が動いていない。
まさかと思い、体を触ると硬直していた。
我が家に来て幸せだったかな等の感情は一切ない。なぜなら、通常の餌に加え、果物や虫等様々なものを食べさせることもしたし、ケージが汚れたら早めに掃除する、水飲みの水も常に入れておく、運動用の回し車で運動もさせる、冷暖房完備等の人間がやれる範囲のことは全てしてあげられたからだ。
これ以上を望むのであれば、私がそちらの世界に行った時に語り合おうではないか。そう思うのである。
もう今は夜中であるため、明日の朝一番、埋葬してあげようと思う。
最後に唯一してあげられることは、手厚い埋葬くらいだと思う。
1番弱ってるところを甥っ子に見せずに済んで良かったし、ミッキーくんも見られたくなかったと思う。
悲しい思いをするのはできる限り少ない方がいい。
今日はこのくらいしか書くことがないので、早めに寝て明日の埋葬に備える。
さよーならー
R.I.P. ミッキーくん 2020.8~2024.2
出会えてよかった。大変なこともあったけど、学ばせてもらうことも大いにあったよ、世話させてくれてありがとう。