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【Creative X】 「デザイナーとしての幅を広げる」とは「私はデザイナーだから、という考えを捨てる」こと

こんにちは、Basecampでデザイン修行中のれおです。

先日、株式会社DMM.comラボさん主催のCreative X #1 今あるデザイナの危機に立ち向かう知識に参加してきました。

6つのセッションがあったのですが、全てに共通していたのは「デザイナーとしての幅を広げろ」というメッセージだったように思います。


そもそもどんなイベントだったのか

とにかく登壇者の方が豪華でした!

会場はDMM本社、かつ13:00~19:00までの長丁場ということで非常にボリュームのあるイベントなのにも関わらず、なんと学生は無料です。

チームビルディング・商標・文字など、今までデザイナーのスキル領域に含まれなかったような分野のセッションが多く、これから先、デザイナーとしての幅を広げるには最適なイベントでした。


「デザイナーとしての幅を広げる」とはどういうことなのか

守備範囲を広げる できることを増やす 常にアンテナを張る などなど様々な言い換えができるかと思いますが、「デザイナーとしての幅を広げる」とはつまり、「私はデザイナーだから、という考えを捨てる」ということだと思います。

なぜなら、ロゴ制作やU設計など、一般認識としてデザイナーがカバーする領域があまりにも限定的だからです。

IDEOのTime BrownさんがTEDで

デザインはデザイナーだけに任せるには重要過ぎる

という言葉を残しているように、これからの時代、デザインの力はデザイナーという職種を超えてさらに重要になってくると考えられます。

昔は一部の人間しか使えなかったコンピュータというツールを、今や世界中の人間が使っているのと同じように、デザインというツールを当たり前のように世界中の人間が使いこなすような時代が来るのかもしれません。
(実際に、最近UXという概念も当たり前になりつつあり、UXという言葉自体あまり聞きませんもんね。)

となると、すでにデザインというツールを日々使っている私達が、さらにスキルの幅を広げることで生まれる価値はきっとあるはずだし、これからそういった人材の需要がどんどん上がっていくんだろうと思います。

CDO/CCO/CXOのようなデザイナー兼経営者の方々はまさにその先駆けですね。


器用貧乏とは違う

とはいえ、「UIの設計なんてやってないで経営や法律も勉強しなくては今後食べていけないんだ!」などという発想は少し危険かなとも思います。

「ある程度sketch使ってUI作れるし、ある程度コード書いて実装できるし、マネジメントもできるっちゃできます!」という状況、つまり器用貧乏になりかねないからです。

自分の幅を広げようとする時、デザイナーとしての十分なスキルは大前提のはずです。

僕自身も、様々な分野に自分の幅を広げるためにも、早くデザイナーとして一人前にならなくてはいけません....!

まずは、毎日の業務に正面から向かっていきます!!

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北川レオ / hicard
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