一度心に決めたら、必ずやり遂げる。会社を辞めての挑戦に家族の理解は得られなかった。くじけず進み続け、世界一のハンバーガーチェーンを作った男
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回答
その気持ちよく分かります。実は僕も一歩踏み出すことができませんでした。何も考えずノリでやって失敗したことがあって。知識が必要だと気づきました。でも学ぶことが目的になって、ずっと学んでばかりでした。そして知識があるから行動するリスクも考えるようになって、全然行動できなくなりました。行動するために学んでいたのに、それが裏目にでちゃったんです。
その時、「成功はゴミ箱の中に」という本と出会いました。マクドナルドを創業したレイ・クロックさんの自伝書です。ソフトバンクの孫さん、ユニクロの柳井さんが薦めていたので、なんとなく手に取りました。
その中で心に残った箇所があります。
レイ・クロックさんはいろんなビジネスを転々とした後にマクドナルドを立ち上げています。見込みがないと分かればさっさと撤退し、新しいビジネスが見つかればすぐ行動に移す。
もちろん家族から反対されますし、手伝ってほしいと頼んでも拒絶されます。普通家族に止められたら、転職なり起業なり思いとどまると思いますが、全く折れず前進して進み続けるのがすごいなと思いました。
そしてマクドナルド兄弟がやっているハンバーガー店を見て、フランチャイズ化を思いつきます。そして、この素晴らしいハンバーガーを国中に作るために店を作っていきました。
レイ・クロックさんの幸せは「今やっている仕事を楽しめている」ことだと思います。マクドナルドを始める前のビジネスも、マクドナルドもその手段に過ぎないのかもしれません。
大事なのは、そのビジネスを早くやりたくてウズウズするか?です。純粋に「楽しい」っていう思いを持ち続けて、できることをコツコツこなしていくのが成功への道だと本を読んで感じました。
例えば事業をやってみたいなら、「儲かるかどうか」はまず考えないで、「楽しいか。面白いか」で判断して、できる範囲でちょっと行動してみてはどうでしょうか?どんな行動でも結果が出れば楽しいし、面白いと感じるはずです。あとはその「楽しい」感触を忘れずに、日々行動し、足りない部分を改善していけば、一歩踏み出せるんじゃないかと思います。
今回紹介した以外にも、この本にはマクドナルドの成長が多く書かれています。ぜひ一度、手に取って読んでみてください。