早く治れ


私は長い間手掌多汗症に悩んでいます。
手掌多汗症とは手のひらや足の裏などに汗を多くかく疾患で、私は緊張していないときやそこまで暑くないときも汗をかくことがあります。
特にテストの時は極度の緊張状態が続くため、手汗が止まりません。かといって、テスト中にハンカチを取り出すわけにもいかないので何度もスカートで拭いていました(それでも汗がとまることはありませんでした)また自分の手汗で答えを解答欄に書けなくなったり、紙が破れてしまうこともありました。その時は何とか答えを書くことができたので良かったですが、これから先はどうなるかわかりません。

しかし,それよりも1番困ったのは周りの人とハイタッチや握手をすることが出来ないことです。
自分からそうすることはあまりないのでいいのですが、相手から求められた際はとても困りました。
実際に応じれば相手に自分が手掌多汗症であることが知られてしまうし、断れば逆に相手に不快な思いをさせてしまいます。

「別に知られてもいいじゃん」と思った方がいるかもしれません。ただ、当時の私は家族からもそれについてあまり理解されていませんでした(今は大丈夫です) 
家族にも理解されなかったことが他の人に理解されるとはその時は考えられませんでした。今でも、友達が「大丈夫だよ。」「気にしないから。」と言ってくれても、私はハイタッチなどが出来ません。
しかし、自分が手掌多汗症であることは言えているのでいずれ克服できたらいいなと思います。

最後まで読んで下さりありがとうございました。
手掌多汗症について多くの方に知ってもらえると嬉しいです。



いいなと思ったら応援しよう!