清号機🚥🟠

2025年1月21日 01:17

あけましておめでとうございます。
月1ペースでユニアリのnoteを書いているREOです。本年もよろしくお願いします。
2025年1番最初に題材にするデッキは”信号機”と呼ばれている学園アイドルマスターの赤色のデッキです。

信号機でおなじみのデッキですが、昨日参加した非公認大会(ジジイCS)にて、紫雲清夏入りの信号機を使用して準優勝しました。
結果のポストに反響があったので急遽書くことにしました。たくさんの反応ありがとうございました。
せっかくなので大会のレポートを含めた内容にするのでレシピやプレイに関してのみ興味のある方は下記目次より都度ご確認頂けたらと思います。

前半部は非公認大会のレポート、後半部はデッキリスト以降がデッキの紹介になります。

自己紹介

改めまして、ユニアリを初期から楽しんでいるREOと申します。

※非公認の朝ってなんでですね。朝に弱いです。誤字します。優しく見守ってください。

基本的に環境の山を握りたがらず、握る場合には改悪と紙一重の工夫(エゴ)を加えて使うことが多いです。一言にすると変なやつです。

ジジイCSについて

ジジイCSとは
ジャキさん(@jakimodo )さんが開催してくださったプレイヤー主催の非公認大会です。
会場を提供してくださったコーギーアール本店様
(@corgir_yushi )いつもありがとうございます。

大会概要
3on3のチーム戦
予選確定5回戦
上位8チームでの決勝トーナメント

合計で最大8回戦の連戦イベントです。
大会使用可能デッキやレギュレーション等は公式の大会準拠になりますが、チームの年齢に応じた割引や独自のtierランク制度等面白い試みのある遊び心に溢れた大会です。
なにより景品が強くて意表をつかれます。

〜宣伝〜
また次回の開催がありそうなので興味のある方は下記リンクから今回大会の詳細をご確認ください。※既に終了している大会のリンクです。

次回の開催があればぜひ皆さん参加しましょう！

大会リザルト

ジジイCS準優勝
個人5-3 チーム5-3

予選7位通過
予選
GGO 個人○T○
アルまど個人× T○
電王個人× T×
GO○ 個人× T×
花園家個人○チーム○

決勝トーナメント
保科個人○ T○
電王個人○ T○
GGO 個人○ T×

デッキの着想

・現在の環境において清夏レイドの3000除去が活躍する場面が多い
・大会のルール上除去札の少ない山やデッキパワーの低い山との対面が見込める
(特別tierランク制度)
・GGO(緑SAO)と信号機以外強い山を持っていない

この辺がデッキ選択に大きく影響しています。

何より…
・単純に混ぜ物山を使いたい/当日に変わった山握りたくなる

そして当日の朝事件は起きました。

やっぱり清夏レイド使いたいな！！！
(そもそもリー清を握れば良いのでは？)

清夏入れても良いですか？(良いわけがない)
チームメンバーへ連絡
実際のやりとりがこちら。

至極真っ当な反応である。
信号機の強みはとにかく安定するデッキであること、リーサル手段が豊富であること。
ユニオンアリーナという盤面のリソースの奪い合いのゲームにおいて名称を揃える必要のあることはデメリットであり、揃えることができた場合の恩恵が大きいデッキでも総合評価すると強いとは言い難い。

当然必要名称以外のカードを入れると条件達成が難しくなる為
・長所を消していないか？
・短所を増やしていないか？
・まずその山を回したことがあるのか？
この辺についての意見を貰いました。

不安要素の根本を要約すると1つ

・最悪勝ってさえくれればいい

じゃあ勝てばいいのか。握ります。
何を隠そう、もちろん握ったことなんてあるわけない。
練習してない時程謎の自信って湧いてきますよね？ね？？！？
正常な判断とは思えないムーブに気を取られ、気づいてない方も多いと思いますが、除去本数7で打診しながら勝手に除去8本にして本番臨んでるの何よりもおかしい。(本当におかしい)

実際どうだったのか対戦の振り返り

予選
GGO 個人○
初手にスペ2枚持っていて、対面が早い段階でRシノンレイド→Rシノンレイドのムーブをしてくれたのでスペ2枚で返しつつ4000で殴って勝ち

アルまど個人× T○
最初のアタックを含む2回盾スペを貰い、こちらも盾スペを出しましたがアルティメットまどか2面着地と円環の理手打ち、使い回しで完全に詰み

電王個人× T×
ハンドが噛み合わずエクドロ地獄。ずっと0コスを溜め続け押し切られて負け

GO○ 個人× T×
対面が下ブレていてレイド1プレイだけだったもののスペとファイナルを多用した小型ビートで逃げ切られて負け

花園家個人○チーム○
有効のアクティブトリガーの対象を間違えたが、プレミで潰し損ねた有効打点を盾受けしてスペを捲ってリーサルチャンスをつくった。
返しに清夏レイドをして小型を焼き相手2面に対して4面アタック。運勝ちしました。
予選最終戦でようやく清夏が活躍しました。
1〜4回戦は上下で揃う事がほぼ無かった。

決勝トーナメント
保科個人○ T○
先4でカラー保科2面にスペ、ファイナル、清夏レイドで合計3面焼きの上振れを引いて勝ち。
このデッキのご都合上振れに感動しました。

電王個人○ T○
エナジーがピッタリ4までと4コストばっかりを抱えて小型前だしさえできない状態で4000のレストイン(盾レイド待機)で様子見プレイで耐え
対面がデンライナーが触れず盾が残りやすかったので盤面のパワー差から勝ち筋を手繰って勝ち。

GGO 個人○ T
4ターン目辺りにファイナルを絡めつつSRシノンと7キリトの同時プレイでゲームが詰みかけましたが、盾スペ解決。
そこから先は対面の手札も少なくだいたい中身が割れていたのでリソース切れを狙って除去メインにプレイをして対面がフロントを埋められなくなったのでゆっくり詰めて勝ち。

トナメでは清夏が大活躍で準優勝へ導いてくれました。
新弾のボックスとオリパを頂きました。

チームメンバーとの記念写真を載せて
大会のレポートは以上になります。
以下、清夏入り信号機の紹介に移ります。

清夏入り信号機とは

通称リー清と呼ばれる除去連パンのあるイベント軸のデッキに使われる紫雲清夏(除去担当)を採用した信号機デッキです。

デッキリスト

前述した非公認大会には上のリストで参加をして個人5-3の戦績でした。
noteの最後に最新のリストを載せますので、確認頂けると幸いです。

デッキの強み

デッキの強みとしては元々安定する上に踏み倒しやそれに類似する4000のアクティブインなどがありつつ、ブロックすり抜け、インパクトなどリーサルが豊富であること。
もちろんこれらは全て信号機元々に備わっている強みです。

純正の信号機との差別化が無ければ、強みである安定を削ってまで清夏を混ぜる必要はないです。

清夏入りだけの強み

・信号機と清夏のシナジー
AP効率よくキャラを場に並べたり、豊富なドローによってファイナルにアクセスできたり、踏み倒しレイドがあったり手札やAPに余裕が生まれやすい為、除去レイドが入ることでより強くゲームを進めることが望める。

BP3000キャラと2ことね(1000パンプ)のコンボのような小型4000アタッカー生成や咲季のアクティブイン、レイドなどで4000アタッカーを並べやすく即効性の高い攻撃ができる信号機において、コンスタントに多面除去できると、相手のアタッカーへのブロック要求ができます。
2APで2面除去するにはスペシャルを2枚打つ必要がありますが、清夏レイドとスペのいずれか2枚を揃えるだけで2面除去出来るとなると要求値は大幅に下がります。そして、小型除去をした状態で相手のアタッカーにブロックを強要することで
清夏で3000を焼いてブロックで4000を退場させたとしても実質的には
清夏で4000を焼いてブロックで3000を退場させたのと変わらない盤面にすることができます。
個人的にはこの攻撃の質を高められるポイントを最も評価しています。
また、盾レイドが存在するので受けも少し強くなるのも大きなメリットです。

・ことねと清夏のシナジー
前述した内容と重なるが、ことねレイドで自分の面を強化しながらゲーム展開を加速できる。
清夏レイドは相手の小型キャラを焼くことでゲーム速度を減速させることができる。
ゲーム速度、盤面をコントロール出来ることで除去コントロールと呼ばれる中速デッキに多い動き方に近いプレイが可能になり、対応範囲が広がる。(清夏がアグロへの対策にもなる等)

・ことねで加速して、浮かせたAPアドバンテージで清夏の除去

・清夏で除去して相手を減速させて、ことねで加速して追い抜く

シナジーがあり、どっちのプレイ順でも強い。
※注意点はことねと清夏は踏み倒せないのでプレイ順などに気をつける必要がある。

・咲季と清夏のシナジー
咲季が4000以上にブロックされない
清夏が3000以下のキャラ退場

間違いなくシナジーがあります。
小型ブロッカーを清夏で退場させ、相手の場が4000のみにすることが出来れば咲季のアタックは必ず通ります。
小型ブロッカーを用意させる咲季と小型ブロッカーを除去する清夏は相手に択を迫ったり、プレイの幅に制限をかける強いコンボギミックになります。
※フロントにことね、手毬がいるとアクティブで登場できる咲季の最大のメリットが生かしづらい側面もありますが、後ろにレストインで待機でも牽制できますし、手札に合わせた動きをすることでデメリットは限りなく小さくすることが出来ます。また、清夏の除去はフロント限定の制約はないので、フロントは信号機の3名称、エナジーに清夏レイドなどでも十分に強いです。

・手毬と清夏のシナジー
手毬がインパクトを持っていて、最近こそ少なくなりつつありますが、低BPのインパクト無効が入っているデッキ相手には清夏でインパクト無効を除去して手毬のインパクトを通す動きができます。
ことねや咲季にくらべると手毬のシナジーは弱い物になりますが、良くも悪くも影響があまりないというのは混ぜ物をする上ではかなり大きなメリットでもあります。

デッキの弱み

当然混ぜ物をしている関係でデメリットも付きまといます。

・必要名称が揃いづらい
もちろんメインギミックである
咲季、手毬、ことねの3名称を揃えるという意味ではそれ以外の名称を入れる場合その札がノイズになります。

一方、2真央や3リーリヤ等を入れる構築も数多く存在し、場合によっては純構築であってもカラー手毬が事故に繋がる等の事例もあり、必要名称以外を入れることが必ず弱い、安定しないと決めつけて良いかは怪しいと考えています。
実際には純構築だとカラー手毬枠は名称的には過剰とも言えます。なによりレイド元にならない。そして、真央やリーリヤなどのルーター枠も清夏にしても名称事故には関係しません。
関係する場合は必要名称を清夏に変換した場合のみなので私の中では見た目ほどの影響は無いと思っています。(※強いて言うならインパ無効が入らないという点の方が気になります。)

清夏と事故率が大きく関わらない根拠としては
全てレイド元、必要名称で揃えた純構築は確かに確実に最も安定する。安定して当然です。
しかし、実際動かしてみると必要名称しかいないからこそブロックも必要名称でしかできない、基本の役割に沿ったプレイが求められるようになります。
レイドを雑に素出ししたり、気軽にブロックするキャラが用意しづらかったり、スペなど除去への警戒が必要ですが、元々必要名称でない清夏はその辺のケアがいりません。
手札必要札が引けず、盤面に必要名称が揃わないという事故側面はあるものの、場に出たらブロックに回して良かったり、盾もキャラも両方守りやすい側面もあるので
名称欠損にも繋がるが、名称欠損をケアする使い方もできるのはプレイ次第でさらに強くなる可能性を秘めていると感じています。

プレイングについて

信号機は良い意味でプレイ幅が広く、セオリーよりはとにかく持っている札から対面毎に最適解を見つけて動くデッキだと思っているので最低限気をつけること程度にまとめます。

盾受け(清夏の盾レイド待機)
レイド、レイド元を4枚ずつ採用していて1試合に必ず1回〜2回レイドしたいと考えてレイドを最大枚数採用しています。
序盤は小型がフロントに並びやすいのですぐ除去したく成りますが、なるべく素出しを心がけて盾レイド待機しているや、手にもう1枚レイドを持っている風を装って相手に警戒させる事が大切です。すぐレイドしてエナジーに清夏がいなくなると盾レイドをケアする必要がなくなります。
そうすると小型が攻めてきやすくなります。
一方レイド待機していると4000の横置きで遅めにゲームになったり、少しリソースを無理しながらレイドを多用させることができます。
それぞれに合わせて対応しましょう。
アグロストッパーとして早い山に対しては早期にレイドしても大丈夫です。
小型の打点を通す為など強気にレイドするのが好ましい場面もある為慣れ等も必要です。

・基本的には4000メンコ
除去や踏み倒しがある時点で普通に4000メンコをしているだけである程度の対面には勝てます。
(対面理解や工夫によって勝率は違いますが)
元々有利や不利が存在しづらい山なので無理に咲季のアクティブインなど最大のアドバンテージを狙ったりせずとにかく目の前の最適な手を無理なく打つことを意識するとユニオンアリーナとしての強みが大きい清夏入り信号機の良さを引き出せます。

・清夏はサブプラン、オマケ、解決札、上振れ札
あくまでもメインは信号機としてプレイして
その中で引いてきた時に使うイメージであまり強く意識する必要はないです。
レイド元が嵩張ったらチャンブロに使ったり
サーチで下に流れて揃わなそうになったらハンドコストにしたり壁にする動きも大切です。

調整枠、採用について

基本的には信号機のテンプレから
カラー手毬枠→レイド清夏
0コス枠や不純物枠→0コス清夏
の様な調整になりました。

新たな種類のカードの採用はほぼないと考えています。清夏名称を増やしたことで最もアンチシナジーが発生するカードが3-2の手毬である可能性が高いため採用をしていません。
(検討の余地あり)
欲しい理由としてはことね、咲季が場にいれば3-1で4000が登場させられる上にインパクト無効が着いているのでエナにも4000を起きやすく強く運用ができそうに感じてはいます。
また、0コスが11枚、1コスが8枚とかなり多いです。2コスが4枚である事を踏まえても0〜2コスを22〜23枚に抑えても良い為、1〜2枠は名称、役割と相談しながらにはなりますが、調整できるかもしれないとは思います。
また、4000帯(カラー手毬含む)に関しても調整することも出来なくはないかなという認識をしています。

後書き

紹介した山は研究途中ではありますが、可能性を感じる山です。感想など頂けると励みになります。

いつもnoteをお読み頂きありがとうございます。
これからも書きたいように自己満noteを書き続ける予定なので今後ともよろしくお願いします。

最後に清夏入り信号機を清号機と名付けていましたが、清号機改め”Re;IRISuimika”と名付けます。
(全然呼びたいように呼んでください。紹介したリストで遊んでもらえると嬉しいです。)