切られる木2

アグロイノベーション

今日から、東京ビックサイトで行われるアグロイノベーションへ行きます。農産物の加工や鳥獣被害の防止・ジビエについての勉強会です。半農半Xなので出荷出来ない農産物加工を勉強しないと(*^-^*)さくらんぼの剪定時期までは、少しゆっくりしたい所ですが・・・・

山形の農産物も香港騒乱で困ったことになっています。輸出の目途がたてられないのです。最近、山形県はさくらんぼや林檎・ラフランス・日本酒などの特産品を海外に輸出していますが、政情不安があると輸出が難しくなる。意外なところでしわ寄せが来るんですね、びっくり。

山形ではさくらんぼや林檎などの果樹の木はどんどん切られています。高齢化と後継者不足。天候に左右される農作物の栽培を嫌い、会社勤めをしている2・3代目が多く定年になっても畑をしない人たちが多いから。後、数年したら、果樹はスーパーに並ばない日が来るかも知れません。本当に、凄まじい勢いで果樹畑は無くなっています。果樹は野菜と違って植えてから収穫まで最低でも3年が必要です。

当たり前の風景が、当たり前でなくなる日。そんな日が来ないように何が出来るのかを日々、考えています。果樹農家はなぜ、果樹畑を貸してくれないのか?木を倒すのが大変なのと、周りの農家に病気を移したくないから。実際、耕作放棄果樹園が管理を放棄しているため、近隣では病気が出て全滅しかけている果樹農家もあります。なので、金と体力があるうちに木を倒すしかない悲しい現実があります。でも、本音は自分が植えた木を倒したくない。

素敵なアイデアをお持ちの人はぜひ教えて下さい。来春、我が家のさくらんぼ畑にご招待します。(*^^)v


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ちー
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