山形あるある
連日、全国の皆様に美味しい果物を届ける仕事をしていたら、上腕にうっ血が出来ていた。母なる最上川が見渡せる露天風呂に疲れを癒しに行ってきた。流石に、露天風呂から写真は撮れないので、近くの橋から最上川を撮影。山形には何ヶ所か、最上川が見渡せる入浴施設があり、料金は100円から400円位。500円だと高い、と行かない。お隣、秋田や宮城の入浴料は700円以上することに驚き山形県に入ってから入浴する。ということで宅建を少し離れて、今日は山形あるあるをご紹介。
毎月2回、大人の学校に通っている。そこで知り合った県外の人に山形では当たり前なことを話すと「ありえない・おかしい」と言われることが多数ある。その一つが最上川。最上川は米沢を源流に持ち酒田市に流れ込む、山形県で完結する一級河川としては全国的に珍しい川である。彼の指摘は、川が南から北へ流れるのはおかしいというのだ。山形県人はなんでそんなことを言われるのか理解できない。それが当たり前で疑問すら持ったことがないから。奥羽山脈から流れ、日本海に注ぐのは当たり前じゃないのか??
山形ではスーパーにイートインスペースと給湯器があり、お茶や水が飲みたくなったらスーパーで休むと言っても信じてくれない。お店の営業妨害だとおかしいを連発。セブン系列のイトーヨーカ堂やイオン系列も山形の店なら大体ある。山形人にしてみれば、関東のスーパーに給湯器がなく、買ったお弁当やカップ麺を食べる場所が無い方がおかしいと思っているのに。関東以外の地方に行けば、山形と同じような地域があると思うが。
ついでに、村山地方には週末しか営業していない激安スーパーがあり、他県から来た人がびっくりしていた。スーパーの名前は「びっくり市」週3日しか営業していないので、営業日はとても混む。ラーメンは蕎麦屋で食べるものだし、蕎麦屋によってはサラダや漬物が食べ放題だったり11時前に入店すると200円引きになるところもある。蕎麦の食べ放題は1000円位のところもあり、ラーメン店でも漬物や果物・総菜が無料やご飯・コーヒー無料の店もある。天童の道の駅はリニョーアルを機に、一品頼むとご飯と漬物・サラダ食べ放題を始めたし。さらに、市内の個人病院でコーヒー(流石にインスタントですが)やお菓子のサービスをしていたり。
他県から移住してきた人が口々にいうのは、隣り近所からのおすそ分けの多さ。アパートの大家さんから米を貰うなんて人もいる。さくらんぼや林檎・ラフランスさえ貰う人がいないと捨てる農家も多い。でも、地方ではこれ、当たり前のことだと思うのですが。地域によりお裾分けの品が違うだけで・・・
因みに、足湯や手湯は無料だし、温泉水も自由に汲める。温泉卵を作れるところもある。何より温泉は朝6時から営業してるし、朝の5時からやっているラーメン屋もある。美味しい水を汲める場所ももちろん沢山ある。山形県は盆地でくっきり4分割されているので、文化も言葉も違う。隣の地域の言葉は外国語と一緒で分からず、風習も違うのでテレビの報道でびっくりすることも沢山あるが、山形を好きなのは一緒。山形へ是非、遊びに来てください。
以上、山形あるあるでした。