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自分の纏ってる香りを他人として嗅ぎたい

香りものが好きだ。

以前はつよい香りが苦手で、ロクシタンのハンドクリームはもちろんLUSHの前を通り過ぎるだけでグヘェと思ったし、香水なんてもってのほかだった。
学生時代にお香を焚いていたこともあるが、コスパが悪いのであまり続かなかった。

成人して化粧を始めてからは化粧品やヘアオイルなどで匂いに慣れ、そのうち「いい香りのする人」にふつふつと憧れが出てきた。
一度バラエティショップにあるようなメンズ寄りの爽やか香水を買ってみたものの、いまいち習慣付かなかった。
つけると鼻がムズムズするせいもある(鼻がよわい)。

それから数年、やはり「いい香りのする人」への憧れは消えず、ツイッターでバズっていたSWATIのバースデーフレグランスを購入。
かなりスッキリめで好みの香りかつロールオンタイプなのでキツくなく、香水への抵抗がなくなった。
パッケージやデザインの高さも魅力的で、沼の気配を感じる。

カードの裏には誕生日ごとのメッセージが。
外箱もかわいい。ユーカリ×グリーンティの香り。

更にツイッターで見かけたLuz fragranceのJ-Scentシリーズに心奪われ、ネットでサンプルを注文したのち「黒革」を購入。
これがもう本当にカッコいい香りで(勝手に”エロい極道の匂い”と名付けました)、今では毎日つけている。

レザー、タバコ、ムスクでおっさんの気配と思いきやベルガモットやジャスミンのスッキリさもある大人で色っぽい香り。

そして同じくJ-Scentシリーズから先日発売されたばかりの新作「珈琲」。
まったく想像がつかないのに迷わず買った。カフェイン中毒なので。
コーヒー豆の袋を開けたときのようないわゆる「コーヒーの香り」ではないものの、コーヒー味のお菓子とか柑橘系のチョコと一緒にコーヒーを飲んでいるような甘みと酸味のある匂いがする。
インパクトつよめで好みが別れそうではあるが、慣れてくるとクセになるかもしれない。

あらゆるデザインが良すぎる。

香水以外ではクナイプの商品にハマっている。
もともとバスソルトが好きでよく使っていたが、サンダルウッドの香りを使って衝撃を受けた。ぶどうジュースのような紫色の風呂からお寺のにおいがするのだ。
そしてぼくはお寺のにおいが大好き。
まさか塩でこんなに重厚な白檀の香りが出せるとは…クナイプの技術すごくない?
それまでは柑橘系ばかり使っていたギャップもあり、重めの香りにどハマりした。
ホップ&バレリアンもお香系の落ち着く香りで、こちらはボディクリームとハンドクリームも揃えて持っている。

最近この香りに気付いた後輩が「れにゃさんの手からいいにおいがする…!」と悶えていた。

ハンドクリームで個人的にヒットしたのはBODY SHOPのヘンプ ハードワーキングハンドクリーム
働く人のために作られたというテーマで、仕事でボロボロになった男性のゴツゴツした手に塗られている広告イメージがすごく気になって買ってみた。
これはヘンプの香りなんだろうけど、どう考えてもお線香のにおいがする。
前述の通りお寺のにおい大好きマンにはたまらない香りだった。
かなりこってりしてるのに馴染ませるとサラサラしてぬめらないので、ハンドクリームとしても優秀。

シルバー×グリーンのデザインがカッコいい。

毎年夏限定で出る、ランドリンのフレッシュモヒートのシリーズも良い。
これは去年ツイッターで知って、パッケージと響きのよさに惹かれて買った。
柔軟剤はほんのり爽やかなピリッと感があって夏にぴったり。
ルームフレグランスとファブリックスプレーはかなり香りが強いので、使い始めは気持ち悪くなってしまった。
慣れればなんともないし、部屋の中がおしゃれな香りになるので毎年争奪戦で売り切れてしまうのも納得。

「いい香り」に目覚めた一番のきっかけはヘアオイルかもしれない。
あまりメジャーじゃないっぽいのだが、初めて買ったヘアオイルがMBのウェットグロスオイルで、これがちょっとかわいい系だけど、甘酸っぱくてめちゃくちゃいい匂いだった。ツヤツヤ重めで濡れ感がしっかり出て使用感もすごく好み。
同じMBのオイルでも、スタイリングムーブオイルはムスク系の大人っぽいユニセックスな香りで、今はこちらの方が好き。
使用感は更に重め+硬めで程よい濡れ感が出るし、パッケージも高見えするデザインなのが良い。

ということで、今日はランドリンのルームフレグランスとJ-Scentの珈琲を購入して香りに包まれた1日だったので、こんなnoteを書いてみた。
疎い方だと思ってたけど、意外といろいろ使ってるなあ。

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