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デュエプレ 勉強と練習

記事の書くきっかけ

はじめまして、こんにちは。沼山温泉と申します。配信をご視聴の方は、いつも見ていただきありがとうございます。

今回、無事にNDマスターに足を踏み入れることができました。その過程で環境デッキ(9/7現在)を1から調査しました。
この記事は、その環境調査や自分の考察、今の環境でデッキを考えている方に参考になっていただければなと思います。

また、自分が見返したいとも思っております。不得手かもしれませんが、嚙み砕いて分かりやすく記載するようにします。

自分について

私は紙のDMPです。デュエプレはリリース当時から≪ブリザード≫が実装されるまで遊んでいました。

が、ナーフが緊急で入る事となり、「デュエマで下方修正とかあんのかよ!!」と思い、全財産使って作成した≪ペトローバブリザード≫が勝てなくなってしまい、ショックで引退アンストしていました。

ふとしたタイミングで、デュエプレの公式放送を見る機会があり、
「今のデュエマは運こそあれど腕が出るゲームで面白そうだな」と思って、ナイトサムライ環境で復帰しました。

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復帰にあたって試したこと

まず、まったくの情報不足でした。何デッキがTier1かも分かりませんでした。
「ゴッドリンクも紙と仕様が違う!!」と驚いていたほどです。

情報収集には、YOUTUBEの動画視聴から始めました。ささぼーさんの動画が語りもプレイングも好きで何度も見ていました(名前を出しちゃマズかったら訂正しときます)

次に、大きくデュエプレ運営が展開しているミラティブで活動を開始しました。

しかし、ミラティブは入室すると「〇〇さんが入室しました」とメッセージが強制的に出てきて配信者さまに挨拶をされる→挨拶返さないとヤバイ… の流れが気を遣わせるという意味合いで少し苦手だったので、

PCからシークレットモードでこっそり視聴をしていました。今も勉強のために活用しております。TCGは知識が命なので、初見で分からん殺しされなくなるという部分で大変役立ちました。

また、ミラティブは若い子が多く、語気こそ強いですが大手の動画サイトに多く見られる「ディスりあいが少ない=NOから入る意見が少ない」ので、良い環境で動画視聴と学びを得ることができております。オススメです。

自分自身も、のちにミラティブで配信を開始する事になります。
深夜帯~朝方に配信しているので、よろしければお越しください。自分のツイッターの開始ツイートから飛べます。
自分のアカウント https://twitter.com/numa_haduki

キャプチャ

現環境への理解(9/7現在)

独論ですので、「こんな考え方もあるんだふーん」くらいで見ていただければ自分としては気楽です。ニューディビジョンの会話です。

≪ガントラ・マキシバス≫

まず、Tier1最上位はぶっちぎりで≪黒抜き4Cガントラ≫です。

序盤からパワー4000という除去しづらいクリーチャーで先手を打ち、6-7マナに到達するとスピードアタッカーで押し切る。

さらに空きスロットをSトリガーで埋め尽くすことができて、トリガークリーチャーでのカウンター要素も強いデッキです。

先行を取られると一瞬で決着がつく時もある恐ろしいデッキです。

ガントラ

このデッキの強み
・とにかく決着が早い事

・ブロックできない&スピードアタッカーという守らせる気がない強力2種フィニッシャー

・トリガーだらけで、うかつにブレイクできないのに、一気にブレイクしようとすると≪ホーリースパーク≫の裏目を搭載している事

・よく使われているSトリガーだと、処理しきれないクリーチャースペックがある事

このデッキの弱み
・序盤にブレイクしに行けない事 ≪エルカイオウ≫が刺さった、事故った、1枚目からトリガーを踏んづけた。

・ガントラの盤面を処理しながら殴ってくる相手に不利 ≪ボルメテウス武者ドラゴン≫≪ゲキメツ≫など

・≪キングアルカディアス≫が、フィニッシャー2種である≪列流神≫≪ガルべリアス≫に刺さる事

この≪ガントラデッキ≫には派生形があります。いずれもメインの動きが黒抜き4Cに似ているので強いですが、細部が異なります。

まず、≪ツヴァイ≫や≪メカオー≫対面を意識して、低パワークリーチャー除去をメインに据えて、≪アルバトロス≫を肝にした≪青抜き4Cガントラ≫こと通称≪黒ガントラ≫

黒ガントラ



不利である≪武者≫対面で勝率をあげたいという意味合いで作られた≪キングアルカディアス≫入りの≪青抜き4Cキングガントラ≫≪5Cキングガントラ≫もあります。

キング

ロングゲームを見据えて、受けを少し削って≪ゲキメツ≫や≪ゼンアク≫が入っている≪5Cガントラ≫も見かけました。自分は試していませんが、面白そうです。



さらに、最近流行りつつある
≪ストリウム≫と≪ゴンタ≫が入った早くから殴りだす≪黒ガントラ≫構築もあります。2マナでパワー4000はとても強力です。裏目は≪エルカイオウ≫で止まります。

ストリウム案虎キャプチャ



≪ボルメテウス・武者・ドラゴン≫

次のTier1は≪赤白武者≫デッキです。このデッキは最新弾によりテコが入ったデッキです。

印象は「盤面を6000以下焼きしながら攻撃してくる」「ファイアーバードのサポートが優秀」「≪マッハアーマー≫が2枚並ぶとファイアーバードが1マナで一斉発射できてヤバイ」というものです。

上記の≪ガントラ≫に対して、有利が突くデッキです。

赤白武者

このデッキの強み
・攻めあがる、展開しつつ軽量クリーチャーを除去できる(この行為はデュエプレでは貴重です)

・相手クリーチャーをタップさせてから≪モノノフ・ルピア≫能力でシールド焼却が強い。シールドトリガーに付き合わなくて済む事。

・サーチ手段が豊富で、時間こそ掛かっても確実にサーチ対象へたどり着きやすい事。

・≪ザンゲキマッハアーマー≫という、クロスギアゆえに除去されづらい事。≪マッハアーマー≫の能力はおかしいくらいに強い。
デッキのクリーチャーほぼ全てがスピードアタッカー化することも強み。

このデッキの弱み
・クリーチャーを出してこないor出てきても除去できない規格外なクリーチャーを出してくるデッキには、得意分野で戦うことができない事。

・赤白という除去が乏しい色なので、天敵である≪キングアルカディアス≫がとても辛い事。

・受けがタップ系ばかりなので、≪ゲキメツ≫などの暴れクリーチャーを処理したいのに出来ない事。

・≪バキーン≫などのクロスギアメタ。



≪聖鎧亜キング・アルカディアス≫コントロール多種

次のTier1は、≪キングアルカディアス≫を用いるコントロールデッキです。

使われている方はご存じだと思われますが、とても多くの派生形があります。環境によってチューンアップできる事が良い部分です。

受けを厚く取られており、苦手な≪ガントラ≫などの早いビート対面はSトリガーをお祈りして戦います。

その反面、ビート以外には「なんでも戦える」をモットーにしており、手広く戦えます。

基本的な流れは、緑のブーストカード→≪キングアルカディアス≫≪ゲキメツ≫が出てくる→相手がジタバタできなくなってフィニッシュ というもの。
基本的なものから。

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次に、≪フェアリーギフト≫を使って手早く≪キングアルカディアス≫≪ゲキメツ≫を降臨させるタイプがあります。

このデッキは、5Cよりも≪青抜き4Cキング≫と飛ばれるデッキタイプです。このデッキは1週間ほど前に大流行しており、相手にするのは骨が折れました。

先手を取って、ブーストと≪ギフト≫が嚙み合えばとても強いのですが、失敗するとたちまち厳しくなる部分が通常の構築と異なります。トップドローが腐りやすいです。

ギフトキング



青色を足して、リソースを多く扱うことができる≪緑抜き4Cキング≫もあります。

こちらはマナブーストによる加速を諦めているかわりに、「手札補充」と「ハンデス」でチクチクと戦います。

このデュエプレというゲームにおいて、「やりたい事をいち早く通すことが大事」な部分を否定できる「手札を破壊するという行為」は強力です。

≪ギフト≫の構築が流行したことにより、このデッキはやや下火になりました。

蒼キング



他にも、優秀な守り札である≪ヘブンズゲート≫をメインに据えた≪天門キング≫や、

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受けが厚いという環境をブチ壊すことができる≪ボルメテウス・サファイア・ドラゴン≫を搭載した≪サファイア型キング≫、

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などなどがあります。まだ派生形はありますが、多く見られるモノはこのあたりだと思われます。


このデッキの強み
・7マナを超えた大型クリーチャーで、相手の動きにフタができる事。マナコストが高いと能力も強力で、対処もされづらい。

・一部のデッキは≪キングアルカディアス≫が対処できなくて詰ませる事ができる。

・≪フェアリーミラクル≫を用いた、他のデッキでは追いつけない速度でブーストができるので、5マナ以上の強力カードを多く採用できる。

・流行りに合わせてデッキを微調整できる事。

このデッキの弱み
・≪キングアルカディアス≫が刺さらないデッキが相手になった場合。

・≪ガントラデッキ≫のような除去しづらいクリーチャーで攻め切られる事。

・ブレイクし始める速度が遅いので、ワンショット系のソリティアに近いデッキに弱い事。


3すくみを覚えてみて

以上の3デッキたちが、Tier1の3大トップメタだと勉強しました。
図にするとこのようになります。

3すくみ

もちろん、これら以外にもデッキは星の数ほど存在しています。
ですが、「復帰した自分でも分かりやすい最強格のデッキ」こそTier1だと思っていますので、むやみにTier1候補を増やしたりしません。

かなりの独論になりますが、上記の3つ以外の他環境デッキはTier1.5以下のデッキだと思っています。

これらを再分母だと思って、自分は構築とランクマッチを開始しました。

最初こそデッキの模索でタコ負けしていましたが、負けのリプレイを見直して反省点を見つけました。
その反省点が思い浮かばなかったときは、似たデッキ(自分のでも、自分を負かした対面のアーキタイプでも)を使用している配信者さまの動画を見ながら勉強しました。

メタ読みと、プレイングの勉強の成果のおかげか徐々に勝てるようになっていき、9/7の配信中にマスターへ到達できました。

マスター到達


Tier1.5以下のデッキについて

それでは次に自分は、≪ガントラ≫・≪武者≫・≪キングアルカディアス≫をTier1だと予想して、Tier1.5以下のデッキを考察してみました。

Tier1.5以下の中だけで強い だけのデッキを組み上げても、安定して連勝できないという事は、早い段階のランクマッチで思い知りました。

今のランクマッチは当たり運がとても強いです。3すくみの悪い部分でもあり、有利デッキを握っているあなたであれば、素晴らしいと思う所でしょう。

究極的に言えば、「流行りのTier1が大量発生していたら、そのデッキに後手でも負けないぐらい有利な相性のデッキ」がTier1.5デッキの選択肢だと思います。
このデッキが好き!といった理由がないならば私は、Tier1のデッキを選択する事をオススメします。負け続けるとへこみます。

※記載順に、強さの並びは関係ありません。
※上記よりも独論色が強いです。よろしくお願いします。


※以下のデッキたちは、まだまだ勉強中のものが多いです。ご意見などありましたら、参考にさせていただきますのでコメントにてお教えいただけると嬉しいです。

青白メカオー

メカオー

ロングゲーム上等の粘り強さと、≪場を離れない≫事と≪呪文を3回まで封殺≫する事が売り。

対Tier1性能
対≪ガントラ≫ 半々
ひたすらに攻められ続けます。こちらも負けじと攻めたい所ですが、ブレイクに手を出すと相手の攻め手が増えてしまいます。
さらに相手側は「場を処理されると弱い」というメカオーの弱点を知り尽くしたプレイングをされていると逆転は大変厳しいものとなります。

≪エルカイオウ≫で凌いでなんとか耐えて、ブレイクされてから≪マザー≫と≪マーキュリー≫を出して一気に総攻撃、相手の≪コロン≫≪コロビナー≫≪ミューズ≫がない事を祈るゲーム。

対≪武者≫ やや不利
早い段階で≪マザー≫を着地させられれば、良いゲームメイクとなります。逆に、相手に主導権を握られ続けると相当厳しいです。

ブロッカーと一緒に横にメカオーを展開していって≪ホーリースパーク≫をケアして≪マーキュリー≫を待ってから、一気にワンショットする戦い方になります。

対≪キングアルカディアス≫ 有利
相手からすると、≪マザー≫も≪マーキュリー≫が、とても厄介な存在となっております。
≪ガトリンガー≫もありますので、長期戦もドンと来いといったゲームになります。

≪キングアルカディアス≫がきついと思われがちですが、メカオー側が大きくマナを伸ばして芳醇な手札枚数から、2マナで縛られつつも次にフェニックス出します といったごり押しがメインとなります。

≪マザー≫が居ない状態で≪ギフト≫≪ゲキメツ≫をされそうになたら、≪エルカイオウ≫≪ピラミリオン≫≪ジャンボアタッカー≫で構えて、≪ガトリンガー≫からフェニックス降臨を狙いましょう。


黒緑速攻

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トリガーを踏まなければ押し切って勝ちという、先行の暴力が輝くデッキ。

対Tier1性能
対≪ガントラ≫ 不利
同じビートダウンの土俵に立つデッキですが、大きく不利が突く理由があります。
≪ガントラ≫側に果てしないほど入っているSトリガーが1番目の障害となります。1枚目で≪アクアサーファー≫や≪ジャックアルカディアス≫を踏もうものならば、一気に厳しい展開となります。

2番目の理由は、こちらは相手プレイヤーに攻撃するか攻撃しないか しか選べない。場をコントロールするカードがほぼ無いことです。≪ガントラ≫側には場のクリーチャーに触るカードが入っていますが、こちらは力押しがメインとなります。

3番目の理由は、相手側と違ってスピードアタッカーがいるわけでもなく、Sトリガーからカウンターをする戦法がほぼできない事です。

対≪武者≫ やや有利
相手が盤面を作り出す前に、こちらがブレイクを積極的にしていければ理想形です。≪マッハアーマー≫を出すという、≪黒緑速攻≫側からしたら「1ターンを捨てている」ような行為を許さないようなゲームメイクをしたい所。

さらに≪レオパルドホーン≫が1発で落とされづらい部分もおいしいです。

≪アシガルピア≫≪武者ルピア≫≪武者≫と展開され、トリガーで≪ホーリースパーク≫を踏んづけてしまい、シールド回復をされつつこっちの盤面を荒らされたら≪黒緑速攻≫は9割負けます。

対≪キングアルカディアス≫ 半々
≪黒緑速攻≫側から見たら、1番倒したい相手となります。相手の序盤マナブーストが必要な部分でどんどん展開していって、≪メツ≫を出される前に殴り切れれば上等といったところです。

≪モッフル≫や≪ストリウム≫は焼きから回避できるので、その部分を頭に入れて立ち回りましょう。

もちろん、トリガーを踏んでしまうのはしょうがないですが、≪フェアリーライフ≫などがある分、こっちの場に影響を及びさないので気楽ではあります。
5Cタイプの相手であれば、パワー3000ブロッカーの≪デリンダー≫も厄介で、≪ヴィネス≫を当てないと攻撃の手が止まります。


黒緑ドルバロム

黒緑ドル場ロム

闇文明以外のマナを吹き飛ばすコントロールキラー、手早いマナブーストから出されるソリティアのようなデッキ。

対Tier1性能
対≪ガントラ≫ 不利
相手がトリガーを何枚踏んでくれるかにほぼ全てが掛かっているマッチアップです。基本的に、早いビートダウンは≪ドルバロム≫側が嫌いとする対面です。≪ガントラ≫相手に先手を渡したくないです。
ブレイクされるシールドにパーツが揃っていて、手札に≪ギフト≫≪バーロウ≫を揃え、墓地に≪ドルバロム≫を落とす手段は≪ヘックスペイン≫だとやや遅いため、≪ロストチャージャー≫を祈りたいところです。

シールドを全てブレイクされたのちに≪ドルバロム≫を出しても、多く積まれているSトリガークリーチャーを読んで動かないとならないため、≪ドルバロム≫側は少しでもシールドを残した状態で≪ドルバロム≫を降臨させたいです。

対≪武者≫ やや有利
≪武者≫が得意とする、「相手のクリーチャーを焼きつつ攻めあがる」といういつもの流れでアドバンテージを稼げず、≪モノノフルピア≫のシールド焼却効果に全力を振って≪武者≫が突撃してくる展開になりがち。

ドルバロム側はシールド焼却こそあれど、アタックしてくる相手なので≪ドルバロム≫着地までのパーツを揃えやすく、相手の≪モノノフ≫に除去を当てることができれば良い動きとなります。
相手のファイアーバード軍団+≪武者≫の布陣を敷く事が間に合うか、こちらの≪ドルバロム≫で吹き飛ばすのが先かになります。

≪ギガボルバ≫採用型だと、かなり気楽にブレイクできます。

≪マッハアーマー≫を多数並べて≪ドルバロム≫後に備えるプレイングも考えられます。


対≪キングアルカディアス≫ やや有利
相手の≪キング≫構築にもよりますが、≪ドルバロム≫側がターゲットの1つにしている対面です。

相手は≪バーロウ≫を防ぐために全力で≪キング≫、第2手で手札破壊を駆使してきます。
序盤はお互いにマナブースト合戦になります。多色の事故が少ないという意味合いでも、≪ドルバロム≫側は気楽です。

≪キング≫に除去を当てられないと、相手が手札補充などの下準備を悠長に行えるようになります。≪デーモンハンド≫はうかつにマナ置きしないようにしましょう。

≪ゲキメツ≫は余程≪ドルバロム≫側は事故っていなければブレイクしてこないでしょう。シールドから≪デーモンハンド≫はもちろん、≪ギフト≫≪ヘックスペイン≫などのコンボパーツが加わってしまうからです。
≪キング≫側が確実にフタをしてから、動き出してくるものです。


現在、鋭利製作中です。

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