老人ホームに持ち込める家具は？荷物運搬は引越し業者に依頼したほうがいい？

「老人ホームへの入居が決まったけど、荷物運搬は家族がするの？」
「高齢者施設への荷物運びを引越し業者に依頼してもいいの？」
「老人ホームへ持ち込めるものが分からない！」

老人ホームの荷物運搬でこのようなお悩みはありませんか？高齢者施設への入居は、初めてのことばかりで戸惑う人も少なくありません。

今回は老人ホームへの荷物運搬は誰に依頼するべきなのか？施設へ持ち込める家具とは？について解説していきます。

老人ホームへの荷物運搬は誰に頼む？引越し業者に依頼すべき？

老人ホームへの引っ越しは、家族だけで行う場合と引越し業者に依頼する場合があります。
自家用車で家具や家電を持って行ける場合は、特に引越し業者は必要ありません。

しかし「家族が近くにいない」「重い荷物がある」など、自力での荷物運搬が困難な場合もあります。そういった場合は無理をせず、高齢者施設への運送は業者に依頼したほうがスムーズでしょう。

さらに老人ホームへの引越しは通常の引っ越しと異なり、ご家族も高齢で体力的に難しいケースが多いことからも、引越し業者に依頼したほうがメリットが多いといえます。

引越し業者に依頼するメリットは次のとおりです。
・荷物運びや荷造り、不用品の処分など、一貫したサポートを受けることができる
・荷物も丁寧に運んでくれる
・事務手続きや新生活の準備など他の作業に集中できる

特別養護老人ホーム等への荷物運びに特化した引越し業者や、高齢者向けのプランを用意している業者もあるため、他の入居者がどのように荷物運搬しているのか施設のスタッフに相談してみても良いですね。
料金は業者や季節によって異なるため、いくつかの業者に見積もりを出してもらって比較検討することをおすすめします。

ここまで老人ホームへの荷物運搬に引っ越し業者を利用するメリットをご紹介しましたが、デメリットもお伝えします。

デメリットは、引越し業者の中には悪質な業者がいるため注意が必要だということです。契約後に高額な請求をしたり、大切なものまで回収したりといった被害報告もあります。
こういった被害を防ぐためにも、1名でも良いので家族が立ち会えると安心です。
立ち会いが難しい場合は、信用できる人に引越し業者を一緒に探すサポートをしてもらうと良いでしょう。

老人ホームへ持ち込める家具とは？

介護施設の中には、家具を持ち込めるところと、備え付けの家具を使って生活するところがあります。
老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などは、自分の家具を持ち込むことができ、慣れ親しんだものを使い続けられる点が特徴です。

しかし、家具が持ち込める施設でも必要最低限の家具が備え付けてあることは珍しくありません。
特にベッドは多くの施設で備え付けられています。その他にも、タンスやクローゼットがあり収納が十分な場合や、机と椅子を置いている施設もあります。

まずは施設側に、必要なものと用意すべき家具を確認してみましょう。運搬する荷物が少なくなれば、引っ越しも楽になります。

また居室の広さによって、持ち込める家具の大きさや量が変わります。
老人ホーム等の居室は20㎡くらいが主流ですが、「せっかく持ってきたのに部屋に入らない」とならないよう、念のために確認をしておきましょう。

さらに、車椅子での移動を考慮した家具の大きさにすることや、コンセントの位置・扉の幅に合う家具を選ぶことも大切です。

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