国民年金保険料を親が払うススメ。
20歳になったら加入するもの。国民年金です❗。一時は「納付率」がすごく悪く、問題になっていましたが、最近は回復傾向にあるようです。
19年度の国民年金保険料の納付率69%、8年連続上昇
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60909100Z20C20A6MM0000/
国民年金保険料は月額16,540円(令和2年度)となってて、決して安くありません。20歳といえば大学に在学中で収入がないこともあります。さて、どうする⁉️以下の3点にフォーカスします!。
1.誰が国民年金保険料を払うか?
①学生納付特例制度を使って本人が将来払う
在学中、年金保険料の納付を猶予してもらい、10年以内に追納が可能な制度。僕もこの制度利用しましたが、ある日突然「○月○日までに○○円支払って下さい!」とお知らせが来る。この金額がけっこうな金額で、貯金してないと無理❗。結局僕は追納出来ず未納😅。国民年金は満額もらえません😭。
→<補足>:60歳以降も厚生年金被保険者であって、通算で480月納付期間があれば、厚生年金から差額をもらえることがわかりました!。「経過的加算」といいます。満額もらえるように、60歳以降も厚生年金に加入して働こう!。
②本人が今払っていく
大学生だとバイトとかしてる人、多いですよね?。なので「自分で払えや❗」って払わす。もしくは「もう一人前なんだから」と払う。
③親が今子供の代わりに払ってあげる
②でバイトして本人が払うと言いましたが、コロナ禍の今日は「バイトがない!」。すなわち本人が払いたくても払えないのが実情です。そこで、本人が払わず、親が払う、って方法を検討してみましょう。これ、年末調整などで、「親の『節税』になる」んです!
子供の国民年金保険料を払うと、「社会保険料控除」の対象になります。子供は「自己と生計を同じくする親族」ですからね。国民年金保険料を1年間支払うと198,480円。所得税、住民税をそれぞれ10%とすると、39,696円。約4万円の節税になります🎵。
2.どうやって払うか?
国民年金保険料は翌月末日までに支払うことになっています。ただ「早割」といって当月末日までに納付したり、「前納」といってまとめて払うと、おトクになります。前納は6ヶ月、1年、2年の期間が選べます。また、支払う方法も、現金、クレジットカード、口座振替とありますが、口座振替が1番割引されます。現時点では、「2年、口座振替で前納する」のが、1番おトクです。
ただ、ここで注意することが!。前納は期間が決まっていて、1年、2年は「4月〜翌年3月」、半年は「4月〜9月、10月〜翌年3月」となります。年度ごとってことですね。年度が変わるまでは毎月、もしくは半年の口座振替で支払い、その後2年前納するのが理想的です。
3.社会保険料控除はどうやって受ける?
「親が代わりに払うと、節税になります」と話した、社会保険料控除。前納した場合、どうやって控除はどうやって受けることが出来るでしょう?。方法は2通り。「前納した分を一括して支払った年の控除とする」。「該当する支払い月の分を控除してもらう」。これは選べます!。
コロナ禍で、親さんもお子さんも今までにない状況にあります。ただ、国民年金保険料を納付しておかないと、お子さんが将来苦労することになるかもしれません。親さんがお子さんの国民年金保険料を払ってあげる。そして、社会保険料控除を受ける。親子の「絆」が深まるのでは?。みんなでこの「荒んだ時代」を乗り越えていきましょう!。