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こんな声も持ってたのか… 「これが愛じゃないのなら」 by Snow Man 4th ALBUM 『RAYS』

普段海外住みの私。
今せっかく日本に居るというのに新しいアルバムが出て気になる曲を発見してしまうと家にこもっちゃって結局ドイツに居るのと変わらんやんけーってなってる笑
いや、しょうがないよ、渡辺翔太にこんな声で歌われたらさ…

…と言うわけで気になって仕方ない曲について少しだけ書きます

「これが愛じゃないのなら」

全く前奏のない、シンプルなピアノ伴奏と共に渡辺さんの声で始まるこの曲
(いや、渡辺さんのブレスが一瞬の前奏か)
第一音目いつもの如く子音をしっかり準備してる…ここは渡辺さんらしいのです、とても。
でもその直後の「ひーとはー(人は)」の“は”の質感が……!!!!
私にとっては既にすごく新鮮だった……
え、ビブラート…まではいかないけどいつもよりちょっと多めに震わせてニュアンス付けてる…ってかそのトーンがいつもより明るめ!
渡辺さんはほぼほぼビブラートしない人だし語尾は震わせる事はあってももう少し量が少なめなイメージ…
そして何よりそのトーンよ!!!!明るめで柔らかめなトーン!!!!
このニュアンス付けが、よりこの歌詞で伝えたい事を表現してるというか

なんかそばに居る人に話しかけてるような質感…
だから「〜だよ」のおさめかたも長めに歌うようではなく話すように短めな印象…だけどちゃんと歌。

そしてXでもポストしたけど、この曲の息と声の配合の仕方が天才なんだよな…
優しくて柔らかいのにちゃんと芯はある歌声
こういうとこの調整ができる人だから色んな質感で表現できる
んで、どういう時にどうしたらいいのかって、もしかしたらレコーディングの際意見は求めるかもしれないけど、多分色んな提案はできる人だと思うんだよね(=引き出しをいっぱい持ってる)
この曲に関しては一音一音が瑞々しい球体の連なりのように、丁寧に一つずつ置いていってるようなそんな感覚に聴こえてくる
音を一粒づつ鼻腔あたりで響かせながらクリアだけど中身がギュッと詰まったような音の質感…
聴き惚れる
なんて聴きごたえのある質感豊かな歌声なんだろ…

あと1番言いたかった箇所!
歌詞カードの3行目の終わり「〜見せてしまうのは」の“は”のニュアンスがっっっ!!!!
コレはやばいっっっっっっっっ!!!!
初めて聴いた時「え、今何した!?!?何なのその声!?!?」って
その歌い方から渡辺さんの真の優しい気持ちとか穏やかさみたいなもので私自身が包み込まれたみたいな感覚になって、めちゃくちゃ沁みて感動してしまった……
この“は”だけで!!!!
是非注目して聴いてみて欲しい
渡辺さんの人間性が表れてる気がするよ…きっとこんな人なんだろなぁ
(とか書いてたら今渡辺さんのストーリーの通知来て見たら「はっぴーはろうぃん🎃」だとよ…うがぁぁぁこっちはかわえぇ…!)

これが渡辺翔太の表現力なんだよ…っったくもぉ…

渡辺さんは常々、歌詞がちゃんと伝わるように歌いたい…的な事を言ってた記憶だけど
渡辺さんは伝える事にプラス、自分のその曲に対する解釈まで、そして気持ちまで表現できる人だなぁって思ってる。
そもそも「歌に感情をのせる、感情を込める」って、言うのだけは簡単
本人がいくら感情を込めてるつもりでもそれが本当の意味で聴いてる人に対して歌で表現できてるかどうかは、分からないし本来すごく高度な事。
聴いてる人がそれぞれ感じる事だからね…

でも渡辺さんのそれは
少なくとも私にはとても伝わったし…ってか伝わったどころか曲自体の魅力も教えてくれたし、感動もくれたし、私の中の「好きな渡辺翔太の声コレクション」をまた1つ増やしてまでくれた!

あぁぁぁぁ嬉しい!ありがとう!


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