見出し画像

海岸への立ち入り

湘南では海岸が実質閉鎖された。

行政から海岸への立ち入りはお控えください。との看板が立てられているわけだから、自粛などというものではない。閉鎖と同じだ。

週末になると県外ナンバーの車が大挙湘南に押しかけてきているからだ。

海で遊ぶ分には、ソーシャルディスタンスは問題ないだろう。

コンビニや、スーパーに立ち寄り、地元の方々の生活圏内に入り込む。

海辺で集団でビーチバレーをしている人もいる。

そういったことが積み重なって、閉鎖されてしまった。

とにかく外に出るなということだろう。

スーパーやホームセンターは暇を持て余した人々が家族で買い出しだ。

営業を続ける銭湯も多い。

全てを禁止するのではなく、ルールを明確にしたほうが良いと思う。

海岸では、集団で遊んではいけない。近隣のスーパーには入ってはいけない。

などなどである。5月6日で解除されるとは誰も思っていない。

長期化が見込まれる中で、何もかもを禁止するのはいかがなものか?

補償金を払いたくないから、店舗の営業はしてもいいけど、街には来るな。

それもおかしな話ではないか。

地方行政ならば、地方債を発行できる。稀に見る有事なのだから、ここで出し惜しみしてどうするのだ。

ルールを決めないでどうするのだ。

結局、自粛自粛と騒ぎ立てるだけでは、行政の役割を果たしていない。

こんな記事が載っていた。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020042602000150.htmlhttps://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020042602000150.html

 全国の警察が変死などとして扱った十五人が、新型コロナウイルスに感染していたことが判明した問題。そのうちの一人が、東京都世田谷区の社員寮で急死した五十代の男性会社員だった。単身赴任中の男性は発熱後、保健所に相談しようとしたものの電話がつながらず、PCR検査を受けられたのは発熱から六日後。検査結果が出たのは、命が失われた後だった。 

男性は世田谷保健所の相談センターに何度も電話したが、回線が混み合っていたためか、一度もつながらなかったという。
 ◇ 
 男性の妻は友人を通じて本紙に、「発熱もせきもあったのになかなか検査を受けられず、入院もできなかった。同じことが繰り返されぬよう、(行政などは)態勢をきちんと整えてほしい」との言葉を寄せた。
 ◇ 
 世田谷区の感染者数は都内の市区町村で最多。保健所の相談センターに電話が殺到したことから、区は十三日、回線数を六回線に倍増させ、担当職員も六人から九人に増やした。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

回線を倍増させたといっても、6回線ではないか。ということは今までは3回線しかない。そして、今現在でも6回線だ。いますぐ相談センターに区の職員などを派遣すべきだろう。行政、そして区議会議員は何をやっているのだ?

外出を禁止しておきながら、罹患しても検査も受けられない。それどころか相談すらできないで孤独死してしまった。

もっとやれたことはあったはずだよね?



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?