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【アコギ修理】ブリッジ欠損ギターの再生①(個体入手)
いつものようにプラプラとリサイクルショップを散歩していた時のこと。
ふと見慣れたロゴがヘッドに書かれたギターが目についたんです。
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ドラムで有名なPearl、実は70年代にはギターも販売してた過去があったんですね。ラベル紛失しているので外観から判断するとおそらくPF-771かな、知らんけど。
それよりこの強烈なブリッジに目を見張ります。元のブリッジが剥がれるか割れるかしちゃったんでしょう。それでも弾きたいから直すって熱い思いが伝わってくるじゃないですか。
DIYが得意なお父さんが子供の為に頑張ったのかなぁ、ブリッジを手で削り出して作った感じが凄い。修理した後も剥がれてきたのか、べっとり接着剤が塗られ、更にボルト固定までされちゃっています。
元の状態の側面からの写真が残っていませんが、ブリッジが剥がれた理由はトップ板の膨らみと歪み。10mm位膨らんでかつブリッジ部が斜めになっちゃってる。これじゃ接着も持ちません。
だけど眺めているとギターが救いを求めている様に見えてきちゃった。修理された後も相当弾き込まれていた事が各部の摩耗具合から感じられ、「まだやれる」と声が聞こえてきます。
そしてPearlならば林ギター製作所製、ってことはあの百瀬恭夫氏も関わっていたかもしれません。
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なんて考えてたら手に持っちゃった。
レジでもお店の人に
「え!?どうするんッスかコレ」と言われる始末。
ぼくにもどうするか分かりません。
まぁ教材として色々学ばせてもらいましょう。