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【ギター製作】 BUTA-3の製作④(仮組みと新たな問題)

部品が揃ったので、一度組んでみることに。

まずはZO-3ネックを取付する為にネックポケットへ固定用の穴を開けます。

マスキングテープでネック外形と木ネジ位置を写し取り、ボール紙をマーキングの形に切り出します。出来た型紙は表裏反転させてポケットに収め穴位置をマーキング。こうして元の取付穴を転写し、ボディ側の加工を進めます。

ZO-3はプレートではなく独立した段付きカラーで皿ビスを受ける構造なので、2段に深ザグリ加工しカラーがツライチで収まる様にします。

次にブリッジ。手持ちのFender6連ブリッジを使用。610mmのスケール長に合わせブリッジを位置決めし、裏通しの穴をブリッジをガイド代わりにして開けます。
表から1弦と6弦のみ開け、残りは裏から。先の2穴を6分割した位置に開けると加工ジグ無しでも綺麗に並ぶ穴を開けることが出来ます。
あと深ザグリを入れてストリングガイドを圧入。

加工を終えたので、ここからパーツを組み立てていきます。早く弾きたい一心で一気に組んだので、組付中の写真がほとんど残っていなくてすみません。

弦を張り、組み上がったのがこちら。

ZO-3ネックが違和感なく収まって一安心。ポケット深さも問題なかったので簡単にセットアップを済ませて、シールド繋いで弾いてみた。

早速セッションに使ってみました。
使いやすいバランスのとれた出音でクリーンからクランチまでイイ感じ。悪くない。

音はイイ感じ、なんだけど...


人と演奏して気付いたんです。弦のテンションが低過ぎる。ショートスケールだから仕方ないんですが、弦への押圧でピッチが簡単にズレちゃう。これが気になってとても弾きにくいんです。

気をつけて弾けばいいんでしょうが、コレはギター初心者のぼくにとっては大問題。もっとZO-3弾きこんでいれば作る前に気付いてたんでしょうが、最早手遅れ。

まさかの事態に途方に暮れてしまいます。使いにくいギター作っちゃった。

なぁ、どうするよ!?

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