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【工具DIY】センターファインダーの製作

長い材料へ中心線をけがく、ただそれだけの道具なんですがセンターファインダーって道具がありまして。

要は両端のガイドが材の両側に接する様にしながら中央に仕込んだ鉛筆で材のセンターをけがく構造になってます。

ネックを作ろうと材を漁っていると手頃なナラが見つかったので、大まかな外寸を書いてみようと思った時にたまたま上の商品が目に留まり、便利そう!と思い自作してみることにします。

最近使用頻度の高い旋盤

まずは鉛筆を仕込む台を欅から削りだします。外径φ50の長さ40mm、中心にはφ7.5の穴を開け鉛筆が収まる様にしつつ、右側のφ27x5mmの段付きに落としインローで土台とはめ込む構造へ。

部品一式の図

土台はt22の樫を用いています。当たりの穴ピッチは120mmとしてφ10を開け、中心穴はφ7.5からφ2へとテーパリーマで整えました。鉛筆の先端テーパを回避する形状ですね。そして左右の当たり軸は取手を兼ねた段付き軸としました。細い径がφ10、太い径はφ40として上下を入れ替えることで太めの材から細めの材まで段取替で対応出来る様に狙っています。コレ要はヘッド寸法を含む材寸法からナット幅まで対応出来る様にしたネック製作専用ジグですね。

ヘッド幅程の材はこっち向け
細い当たりを下へ出します
当たりを逆向けにすれば細い材に対応
こんな感じ

コレでネックシャフトにけがく速度が劇的に向上しましたが、暑くて事故りそうなので今日はここまでとします。
いよいよ夏が来てしまいましたね、製作には厳しい季節ですが、他の事もしつつ楽しく乗り切って行きましょう!

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