【ギター製作】Alamo Fiesta的ギターの製作①(素材集めと加工)
GWへ突入したこの週末に、製作中のアレとは別に、軽くギターを一本作ってみたいなと思い立ちます。きっかけはこの図。
そう、Danelectroですね。元々は通販やスーパーで売られてた位なお気軽楽器なので作りはとてもシンプル。立ち位置は分かりやすく例えるとコレ。
コレはF社モドキですが、ダンエレは安ギターとはいえ設計が独創的なんですよね、思想を辿ると色々理にかなってて興味深い。そんな事から一度作ってみたいなと思ったんです。
ところで話は変わりますが、このギターを見た事ありますか!?
とてもミッドセンチュリー感溢れるコレはAlamo fiestaっていうTexas産まれのギター。ずっと欲しくて探してるんですがこの円安で手が届かないお値段になってる。
なのでこのGWにせめて形だけでも作ってみようと、またこのボディもダンエレの様なホローボディらしく、一度想像でつくってダンエレ構造の習作にしてみようと思ったんです。
さて、工房を見渡すとそこには貰い物の端材の山が。
(※ゼブラウッドの白太だと専門家より教えていただきました、感謝です('24.7追記))
この中から適当な材を適当な厚みで挽いてまずはボディコア材を準備します。
コレだけあればボディの形は作れますね。厚みはカンナ後で32.5mmになっていました。試しにfiestaの外形を書いてみて、そこに内壁をスケッチしてみます。
なんの木かも分かりませんがまぁいいんです。センターはウォルナット、周りは硬いこの白木でまとめます。これを表裏ベニヤ板でサンドイッチしてボディを作ろうって寸法です。
ボディコアを一体で作らなかったのは、中をくり抜くのが面倒だから。この分割数ならバンドソーで全部切り出せます。
さすがにバンドソーの切断面のままだと習作といえどかっこ悪い。スピンドルサンダーを使って綺麗にしてやります。
次に表裏板を準備、と言ってもそこらに転がってたベニヤ板をバンドソーで切り出しただけ。厚みは実測5.3mm、工房の湿気でふやけちゃったのかな?これでボディ厚は43mmちょい、気にせず突き進みます。
形に間違いない事を確認出来たら、あとはタイトボンドで貼っていきましょう。
まだピックガードもピックアップレイアウトも決めてなかったので、トップ板はまだ貼れません。
まずはこのまま乾くのを待ちましょう。
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