【挑戦】ホムセンと100均素材でギター製作⑤(フレット溝加工)
先のテストで丸棒がフレット代わりになる事を確認出来ましたが、
実は次の問題が試作結果で見えていました。
1.フレット高さが不揃いになる
2.指板Rとフレット高さが揃わない
これらは全て手ヤスリでV溝加工した事に起因します。不均等な溝が原因でこれらの問題を産んでしまっていたので、均一な溝を指板Rに沿って掘れば上手くいく様な気がします。
そこで思い出したのがこちら。ルータベース付けたドレメルで均等な溝を掘ればいいのでは?と閃きます。
ビットを探してみると丁度良さげなφ1.5やφ2のエンドミルが。コレを付けてドレメルで角溝を掘って丸棒を置いてみるべく早速試作してみます。
コレはいい感じ。条件振った結果φ1.5で深さ0.8mmの溝がいい感じにフィットしたので、この方法でフレット溝加工に挑みます。
先日作った指板に指板Rを付けて、CADで出力したフレット位置をその上に貼り付けます。
次はジグ作り。
コレだけ見たらなんの事か分かんないかも。使ってる姿がこちら。
実はぼくのドレメルルータベースは端から工具中心までを25mmで作っています。なので今回作った25mmのスペーサを使いルータベース案内板と加工するフレット溝の距離を合わせてベースブロックごとFクランプで固定。その時摩擦で指板もがっちり固定されます。あとはルータベースを案内板に沿わせて加工する事でいい位置に溝が掘れるはず。
思ってた程度には加工できて一安心です。試しに買ってきたフレット材を当てがってみたらこんな感じ。
コレは仕上がりが期待出来そうですね!
ただしまだインレイも掘れてないしネックシャフトもまだなので残念ながら今回はここまで。ぼちぼち進めて行きましょう!
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