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【DIY】エアコンカバーの製作

※今回の製作に関し効果の有無は不明です。やってみようと思われた方は自己責任でお願いしますね。

うちのカミさんがね、言うんですよ。

「エアコン室外機、なんでウチのにはカバー付けてへんのよ、付けたらめっちゃ効くって皆言うてるのに!」

どこの情報やねん、そんなもん効いたらメーカーが最初から付けるやろ、と思うものの言い出したら聞かないうちのカミさんには逆らえません。

「早よ付けてや、ほんま暑いねん!」

暑いのは温度設定のせいやとは口が裂けても言えません。仕方ないので外気温38℃の中、諦めて作ることにします。

まずは室外機の実測と構造の構想から。

もう暑すぎてコレだけで気を失いそう。そして素材は昔使ってたお犬様のケージの廃材と貰ってきた建築廃材。

コレだけあればどうにかなるでしょ。早速製材していきます。これらをフレームにしてすのこ纏わせたらそれっぽくなる筈。

廃柱を製材してフレームへ
組める様に切り欠き入れて
ボンド塗って組んで釘で留める
そこらに余ってたスノコ重ねて完成

やる気の無さが溢れ出る逸品の完成です。


ここからは技術者の私見を。

よく見かけるエアコンカバーって全体を覆いかぶさった構成になってる事が多いかと思います。直射日光を避ける為の構造かとは思うのですが、それってかえって効率下げる原因になりかねない。室外機に使われるファンは構造上静圧が高くない。なのにその吸排出口に抵抗となる覆いを付けたら圧損の原因となって風量を低下させてしまうんです。そして排気が再び吸気に再循環する経路にもなりかねず、これまた効率を下げる原因となります。
そもそも熱交換器はカバーの中で直射日光に当たる訳でもないので、追加した日除けの効果はわずかにあるかどうか。それよりも吸気に如何に冷たい空気を送り込むかの方が遥かに重要です。

以上の様な理由から、今回作る気が全くおきずカミさんの気持ちを鎮める為だけに作った様なモノ。実際の効果はさておき、本人が納得すればいいかと上述のような損失にはならない様にだけ工夫しています。

あくまで私見です。まぁやってみてどうかですね。

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