【工具DIY】Thin cut jigの製作(その2)
先に紹介したものは、のこ刃の左側で薄板を切り出すジグでしたが、今度は右側で切り出す為のジグをご紹介。
2つの使い分けですが、長尺モノを切り出すのはその1のジグ、そして今回のジグは小さいブロックから安全に切り出す為に使います。
実はこっちの方が作るのは簡単、機能させるだけなら2x4の切れ端の端面に端切れを貼り付けるだけで機能します。
今回はこんな構成にしてみました。
四方の垂直をカッチリと出した(重要)端材の端にM6のインサートナットを埋め、当て板には長穴を作って左右位置を調整出来るようにします。
この当て板がとても重要で、小さく切り出した薄板を確実にのこ刃の先へ送り出す為に使います。左右調整は切り出す薄板の厚みに応じてノコ刃の逃げを合わせる為なんです。
使い方はこんな感じ。
切り出す材料をジグごとフェンスに押し当てて前におくる事で、薄板が切り出せる訳です。ジグをプッシュスティックで押せばとても安全にカット出来ます。
ロゼッタを作る時に使った薄板は長さが必要ないので、こっちのジグで作っています。
木の種類によっては刃を入れた時に反り返るので、最終的な厚み調整にはドラムサンダが欠かせませんね。
これらの板は最終1.0mmに仕上げていました。