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【ギター製作】Alamo Fiesta的ギターの製作 ⑦(指板作成と接着)

ネックシャフトの準備が出来たので次は指板を作っていきましょう。以前製材してたパドック辺材の余り、長さがちょうどだったのでそのまま活用してみます。

まずは欲しい厚さまで自動かんなとドラムサンダで削ります。今回は5mm厚としています。

製材から時間を経て色が濃くなってる
一皮めくると鮮やかな色へ
厚み5mmへ仕上げます

次にフレット溝を掘ります。25"scaleのフレット位置を表計算ソフトで算出してそれをCAD図面へ、そして印刷した紙を指板に貼り付けて加工していきます。

スケール長さから算出したフレット位置
けがくの苦手なんです

ここまで来たらフレット溝を掘るだけです。ついでにフレットソーの刃も新調してしまいましょう。

ゼットソー7寸目に穴開けちゃう
溝掘ったホルダへノコ刃をセット
溝深さをキメて掘ります
全部掘れた!

指板が準備出来たらネックシャフトとの接着です。接着面の平面を出すためシャフトを微調整し、トラスロッド溝も再調整しておきます。

定盤の上でシュコシュコ
溝深さをノミで微調整します
完璧にツライチ

いよいよ接着です。最初に指板とシャフトの位置を決めて飾り釘で位置が定まるようにし、その後トラスロッド上だけマスキングしてからタイトボンドを塗って貼り合わせます。

固定してドレメルで1mm穴開ける
穴に飾り釘を入れて位置決め(3Fと18F)
トラスロッド周辺だけ接着剤塗らない
クランプの森

接着剤の乾きを待って次はネックシェイプの削り出しです。

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